もとゆき

らいふ☆いのべーしょん

規制・制度改革分科会の中間報告書をテキトーに読む遊び。

そのまえに、まず、ライフ・イノベーションについて。

  ☆

 イノベーションとは、「意識的かつ組織的に変化を探すこと」だと、ピーターが言ってました。あ、ピーターって、もしドラの人ね。

新しい価値の創造によってを生み出すこと。その価値は、消費者が決める。』

 ライフ・イノベーションとなれば、『富』は「ほどほど健康であること」に集約されるはず。

 決して、医療者に対して、「安いカネでやれという主張を押し付ける」ことではないでしょう。

 大きな製造業が、部品製造工場にギリギリの値段で発注して、「その分のコストが下がったのはイノベーションだ!」と言ったら、世界中の笑いものです。

『新しい価値の創造によって、健康を生み出す。』

 これを前提にして、規制・制度改革会議の主張するライフ・イノベーションをみていきます。

  ☆

○保険薬局の調剤基本料は原則40点であるが、受付回数4,000回超・特定医療機関からの集中率70%超の薬局は24 点となっている。しかし、その質的な差は認められない。むしろ、疑義紹介率および調剤ミス発見率、さらには時間に関する患者満足度などはいわゆる「門前薬局」の方が高いとの調査結果がある。

○であれば、平成22 年度の診療報酬改定で病院と診療所の再診料が統一されたように、調剤基本料も統一し、一律240円にすべきである。

  ☆

「Aであるならば、Bにすべきである」という主張です。

 1.Aの主張の前提である資料価値・説得力が低い場合は、Bにつながらないです。(→もとゆきメルマガ参照)

 2.立地や人数等を考慮しないで「質的な差」がないという結論を導いていますが、好立地かつ大人数(少なくとも5人以上薬剤師常駐)の薬局と比較して「質的な差がない」状態(高い質)を、立地が悪く少人数の薬局が保ち続けることに対して報酬を払う考え方は、わりと合理的です。これがダメならば、公務員の僻地手当て等は全て廃止だろうし、地方交付税交付金は全廃でいいはずなので、まずそっちを切りましょう。都会の1000円カットの理容室と田舎の4000円の理容室とで「質的な差がない」と言いきって「一律1000円にしろ」と言う人のことを、世間はモンスターなんとかと呼ぶはずなんですが・・・。

 3.病院の問題。4000回超の処方せん受付を可能にする『特定医療機関』そのものの処方せんの記載ミス率が高い可能性があります。もともとの処方せんのミスが少なければ、疑義照会率は高くなりません。また、薬剤師が適切に対処することで疑義照会なしで適正な使用・効果的な治療が行えるケースもあるでしょう。なんでもかんでも医師に問い合わせる薬局はマニュアル化のしすぎなんじゃないか・・・とか言ってると危険牌をつかみそうなので退散。

 4.料金が低くても満足度が高いのならば、報酬を増やすことで、より一層満足度を高められる。従って、「一律400円にすべきである」・・・という結論も可能。つまり、結論としての「240円に統一すべき」という主張は「400円に統一すべき」でも「1000円に統一すべき」でも成り立ってしまう主張。東京ドームの外野(指定席しかない)のチケット価格が2000円だとして、神宮球場の外野(後ろ半分自由席)のチケットは子供500円。これを「東京ドームも外野席を半分、子供500円の自由席にすべきである」と言うのか「東京ドームは立ち見が子供500円だから問題ない」と言うのか「神宮球場は外野自由席を全て指定席にして2000円のチケットを販売すべきである」と言うのか・・・。野球で納得できない場合はテーマパークや遊園地などの料金や、シネコンで想像してくださいませ。

要は、「わかりにくいから統一しろ」という正面突破な主張では絶対にでてこない『適正金額』がくっついてきているところが、ミソ。

『新しい価値の創造によって、健康を生み出す』意見ではないですね。

これは、『新しいカネの捻出によって、財源を生み出す』意見。カネカネカネ、です。

「駅前のスーパーで大根一本100円だから、郊外の商店街の八百屋でも大根一本100円で売れよ。それがイノベーションだ!」と言ってのける「有識者」の「識」って、どんな『識』なんでしょうか。専門家を呼んでのヒアリングをいっぱいやるくらいですから、判断に必要な専門知識が足りないことは自覚しているのでしょうけれど。

  ☆

○一般的に医療用医薬品や医療機関でのみ使用される医療機器を医療関係者以外の一般人が購入することはほとんど不可能であり、虚偽でも誇大でもない情報を制限する必要性はない。

○これら医療機関及び医薬品・医療機器の広告規制を原則自由化することにより、患者の立場から、医療機関及び医療の選択に有効と思われる医療技術や医師の技術などの比較情報が得やすくなるとともに、医療機関の創意工夫や説明機会の増加により、患者へのサービス向上に繋がることも期待できる。

  ☆

「同じ値段なら、最初からゴッドハンドがいいに決まっている」

「知っているつもりの薬のほうが欲しい」

 という、1800年前から明らかな社会現象を全く考慮しないアホっぷりが目立つ意見です。

「華佗さえ生きていれば!」と、曹操も嘆いたと言いますし、

「宇津救命丸」が広告によって全国区になった社史とか、

「太田胃酸」が『ありがとう、いいくすりです』の一言でトップスターになった話とか、

「石田散薬」が土方歳三の口上と修行で売れた話とか、

「ブラックジャック」にヨロシク!と言えば売れるとか、

「Dr.DMAT」が面白いのに話題にならないなぁとか、

「医龍」の最終回はヘイユーセイユーエイユーだったとか、

道を歩けばゴロゴロしているような現象なのですが。

 風邪薬のCMを見て「アイドルが宣伝しているアレ」といった指名買いをする顧客に対して、「今の症状なら別の薬のほうが適しているし安全」だと告げても、まあ、告げた薬剤師がよほどの有名人で業界内で「神」とか呼ばれている人でもない限り、無視されるわけですが、そーゆー状況をカイゼンするどころか医療用薬にまで持ち込んで、悪化させる方針のようです。

 これも、『新しい価値の創造によって、健康を生み出す』意見ではありません。セルフメディケーション推進☆という政策にも合致しません。

 CM解禁の結果、資本のある側の言うことが正しい♪という状況になるのは明白。

  ☆

○また、店舗での販売においては、薬剤師または登録販売者など有資格者の常駐を義務付けている。しかしこれらの有資格者を常駐させることは人件費コストを過大とするため、事実上医薬品の販売は、従来の業者に限られ、消費者の購買の機会を妨げている。

○昭和35年の薬事法施行当時は「薬剤師が購入者に医薬品を手渡すこと」を想定しており、現在の情報機器などの進化は想像すらされてなかった。医薬品の専門家である薬剤師と双方向通信可能なテレビ電話・ファックス・デジタルコードなどを用いて意思疎通する販売体制を確立することを条件に常駐義務を撤廃することで、安全に一般用医薬品を販売することが可能になる。

  ☆

常駐義務撤廃だって。なんかスゴイ理屈ですねー。

超高性能AIが実装されたら、人間はいらないっていうくらいの。

「ネットでどうにかすることで、薬局には薬剤師が常駐しなくてもOK!」という理屈って、警察署に署長は常駐しなくてもいい(副署長等による職務の代理代行不可)とか、学校に校長は常駐しなくていい(教頭等による職務の代理代行不可)とか、内閣総理大臣が日本に常駐しなくてもいい(官房長官等による職務の代理代行不可)とか、そういうことですが…。

しかも、昭和35年? 最近改正した法律の、最初の制定時の話を、ここでする?

同じ理屈で、大正から続いている法律や、憲法にもツッコミいれるんですかね、この意見出した方と、この意見を「とりまとめて」出してきた方々は。

これって、ライフ・イノベーションなんですか? スクラップ&ビルドの「ビルド」部分のアイデアがない、「ポンコツ」に見えて仕方がないのですが…。

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ぱくり:倫理擬人化キャラによる、今年の業界10大ニュース

水野むつき(第六条)「こんばんは。今年の10大ニュースのお時間です」

白峰とうあ(第十条)「今年もいろいろな事件がありました」

むつき「では、さっそく、発表しましょう」

  ☆

10大ニュース

1.『薬剤師国家試験出題基準に薬剤師倫理規定は記載されず』

2.『日本薬剤師研修センターが偽PharmD養成を電撃宣言』

3.『春発表予定のクリニカルラダー、発表されず』

4.『チーム医療推進会議がチーム医療を崩壊させそう』

5.『2010年調剤報酬改定、急転直下、無駄な明細書義務化』

6.『六年制薬学生実務自習、評価方法未定のまま敢行』

7.『タバコ値上。「国民の健康を守る」日薬はコメントせず』

8.『偏差値的に極端な大学たちが「薬剤師国家試験を簡単にしろ」というパブコメを提出』

9.『内服薬処方せん記載方法変更の指針は総すかん』

10. 『磯部っち、PMDAに異動』

選外

『がっちりアカデミーで露呈した日薬の広報力』

『田辺三菱製薬と大洋薬品が磯部っちを嘘つきにした』

『いまさら配合剤の投与日数変更の議論。去年やっとけ』

『藤井ユッキー、参院選当選しても相変わらず』

『事業仕分けの噂でウルシバタさんが嘘つきに』

『厚生労働省「覆面調査」報告書に反論しない日薬』

  ☆

むつき「以上が、今年の10大ニュースです」

とうあ「それでは、上位から解説してみますね」

1.『薬剤師国家試験出題基準に薬剤師倫理規定は記載されず』

むつき「薬剤師倫理規定擬人化のブログらしく、上位は倫理系の話題ですね」

とうあ「国家試験問題の出題基準に載るということは、必ず授業で教わるということですから、薬剤師倫理規定を授業で教わらなくてもよい、という解釈が可能になりますわ。国家試験に出題されないことを真剣に学ぶ学生さんは、それほどいないようですし…」

むつき「ある意味、薬剤師は、倫理的な質を試すことなく認定されるわけですね」

とうあ「次回の改定で日本薬剤師会がどのような見解をみせるのか、注目です。もっとも、次回改定まで、日本薬剤師会が存続しているかどうかのほうが心配ですが…」

2.『日本薬剤師研修センターが偽PharmD養成を電撃宣言』

むつき「これは大きいニュースが飛び込んできました」

とうあ「大学の先生たちにうかがうと、口をそろえて『クレイジーきわまりない』とおっしゃるのですが、正式に抗議した形跡はありません。みなさん大人なので、『ほんとに始めやがったら戦争ですよ』という覚悟を表に出さないようにつとめているのですわ」

むつき「http://degreemill.exblog.jp/12497947/などでディプロマミル論議が行われていくかもしれませんが、最大の問題点は、日本薬剤師研修センターの理事者に日薬会長がいることです」

とうあ「四年制卒業者が六年制卒業者と比較して同等であることを証明することが狙い…という思考そのものが、愚者の思考。日本薬剤師研修センターの幹部の皆様が「我々幹部は、六年制卒業生に及ばない、非常に低い程度の薬剤師ぞろいです」…と、ご自分で宣言していることに、お気づきでしょうか」

3.『春発表予定のクリニカルラダー、発表されず』

むつき「残念なニュースですね」

とうあ「この件は、夏の代議員会で、まったく触れられなかったようです。自らの立ち位置を自らの基準で明確化する試みなのですから、まずは発表し、その内容に対して日薬の役員がどれほど合致しているのかも含めたデモンストレーションを行うことで、自ら襟を正す姿勢を会員に示せるのですが…。」

4.『チーム医療推進会議がチーム医療を崩壊させそう』

むつき「チーム医療という言葉の定義から始めたほうがいいのではないか、という状況ですね。しかも、みなさん、お金のことは全く考えていないようです」

とうあ「派閥というチームを前提にする高度医療提供病院側が、明らかに勘違いしています。『ジャンプ漫画』と『もしドラ』を読んで、本当のチームというものについて一から勉強してもらいたいと、切に願います」

5.『2010年調剤報酬改定、急転直下、無駄な明細書義務化』

むつき「個人の希望を全人類に押し付けることが正当化される、悪い前例ですね」

とうあ「たとえば、『全ての焼き肉屋で、無料で10円の飴を配ることを義務化すべき』とか、『全てのカラオケボックスで、原価費用一切を明細にして渡すことを義務化すべき』といった個人の意見を通すようなものですわね。人前で裸になれと強要するような、品位のなさを感じます」

6.『六年制薬学生実務自習、評価方法未定のまま敢行』

むつき「とりあえずやってみたら問題が無かったのでメデタシ、という、非常にレベルの低いことを言う偉い方がいるようです。当初の『六年制が必要である理由』に立ち返っていただかないと」

とうあ「それは、一部の偉い方の教育者レベルが低いということでしょうか。残念です」

7.『タバコ値上。「国民の健康を守る」日薬はコメントせず』

むつき「薬剤師会は、過去、一億円以上を使って、タバコに関しての一面広告を出したわけですが…」

とうあ「薬剤師会は、会員とは相談も約束もせずに、勝手に国民と約束をすることが多いですね。執行部だけでも約束通りに行動していただけるのならまだしも、執行部が約束を守らない場合が大半となると、会員の失望はどれほどかと…」

8.『偏差値的に極端な大学たちが「薬剤師国家試験を簡単にしろ」というパブコメを提出』

むつき「東大や京大が試験問題を簡単にしたらどうなるのか、というネタに近いですね」

とうあ「通常は『入学定員に達したら、残りは不合格』ですが、薬剤師国家試験の場合は合格定員が存在しませんね。合格点数を上げるにしても、大きく変える場合は事前にアナウンスがないと、不公平だという声が必ず上がりますし…」

むつき「アナウンスしても不公平だと言われる昨今です」

9.『内服薬処方せん記載方法変更の指針は総すかん』

むつき「間違いが少なくなることを証明できる圧倒的な力をもった理論がないままに、今と異なる処方せん記載方法にすることが良いという思い込みに支配された議論が続きました」

とうあ「すでに記載方法については確定していて、その記載方法を守らない医師が問題であることも明らかであるのに、医師の責任を問わない線で議論された結果が、あの指針です。いまだに推進しようとしている方々は、視野が狭いか、某標準化団体に魂を売ったのか、あるいは…(以下略)」

10. 『磯部っち、PMDAに異動』

むつき「こっそり、出世街道をひたはしる暴れん坊です。PMDA職員に、評判を聞いてみたいところですね」

とうあ「面倒なので、日薬の専務理事にだけはならないで欲しいですね」

  ☆

むつき「以上、今年の10大ニュースでした。来年は倫理的に素敵な一年でありますように」

とうあ「ごきげんよう」

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日薬連盟:政治資金収支報告書を斜め読みする遊び。

ようやく、平成21年度分の政治資金収支報告書が公表されました。(昨年より二月遅れ)

政治団体といえば、日本薬剤師連盟ですね。

報告書が60枚もあるのですが、つまみ食い的に、収支について、おおざっぱに見てみます。

おおざっぱなので、一円単位の計算はしません。

まずは、全体金額から。

  ☆

【収入】
 繰越金 12億1153万円
 年間収入 5億2161万円
  (うち会費収入5億1364万円。
   会費納入者数10万69人)
 寄附 なし。

【支出】
 7億6883万円

【翌年繰越】
 9億6428万円

  ☆

会員一人あたり、年間5000円ちょっと。ちょっとした同窓会の年会費といったところですね。

ウィキペディアの日薬会員数が97000人くらいということなので、日薬連盟のほうが日薬より3000人ほど会員数は多いようです。

寄附はゼロ。会費収入と年間収入の差分797万円が、気になりますよね。

なんと、今回の日薬連盟には、『事業収入』があるのですよ~。

  ☆

『オリジナルキャラクターぬいぐるみ販売』 4337000円。

  ☆

オリジナルキャラクターっていましたか?という疑問がわくかもしれませんが、

ほら、あれですよ。

○ァーマくん。

ファ○マくん。

ファー○くん。

胸にFって書いてあるのに、Pharma。

前掛けに「金」って書いてあるのに「善太郎」みたいな、あれ。

その、ぬいぐるみ「販売」で、433万円の売り上げ、とのこと。

通販とか、してましたっけ、あれ。

なんか、「もらった」っていう人が多かったよーな気がするんですが…。

ちなみに、筆者のとこにはありません。

ぬいぐるみで比較すると、チョコボールのキョロちゃん(懸賞品)のヤフオク価格が2000円ほど、来年発売予定らしいニュースウォッチ9の春ちゃんが3990円なので、仮に3000円程度としてもですね、

433万円を売り上げるためには、半年間(平成21年7月~12月)で1444個ものフ○ーマくんをお買い上げしてもらわなければなりません。

…1444個って、ビミョーな数字ですけどね。

残りの340万円は預金の利息、それ以外の細かいのをまとめると23万円だそうで。

  ☆

で、政治資金の使いみちといえば、飲食会場費とタクシー代。

ごっそりあります。

それから、パーティー券という名のアレや、寄付金。

どのあたりのパーティーに参加しているかという傾向から、薬剤師はどんな政治家と仲良しなのかがうかがえて微笑ましいのですが、まあ、それはスルーして。

選挙関係費、という項目もあります。

ユッキーのところに、総額1億2500万円。(「中央後援会」「薬剤師後援会」「健康新世紀会」)

会費収入の20%は、ユッキーのものです。

(ちなみに日薬連盟の人件費は約1億円)

  ☆

また、ちょっと変わった支払い先としては、『東京ベイコートクラブ』なんてものがありまして。

http://baycourtclub.jp/facilities/room/royal.html

一般庶民には関わりのないところですが…。

超高級リゾートホテルへの年間支出、1432500円。

ゲスト一泊27000円、サービス料10%をつけて29700円からなので、48回ほど、日薬連盟の支払いで宿泊した方がいるということでしょうか?

「※ゲストとは、メンバー様が利用を承諾する方となります」と書いてあるので、800万円オーバーの会員権を持っている方に承諾してもらったんですね、たぶん。(「資産」の項目に「会員権」がないので)

場所は、国際展示場駅の近く。ビッグサイトの反対側。コミケ前日に開放したら、けっこう集客がありそうなんですが、国会議事堂や繁華街からの距離を考えると、ものすごく不便なところです。デートコースのラストを飾るくらいしか使いみちがないような。いや、妻子ある政治家とデートしてお台場の景色を見ながら同じ部屋に泊るとかだったら、政治活動資金として出してこれるはずもありませんが。

不便ということは、ここまでの移動は、タクシーorハイヤー。

わざわざ「グリーンキャブ」を使っているので、おそらくハイヤー(料金不明)ですね。ハイヤーは3時間27000円といった時間貸し金額設定と考えて、一回に2~3台ずつ借りていれば、55000~97000円といった支払い金額になるわけです。

日薬連盟のある新宿四谷からお台場までの深夜タクシー料金は、タクシーサイトによると¥4,720 ~ ¥5,030 (約30分)ですが・・・豪華な場所に行くときは、豪華な気分で黒塗りのハイヤー?

一回2~3台で、1台に3人くらい? 4~9人ずつ、年間7回輸送して、48人分?

あと、クレディセゾン(カード会社)への支払いになっているタクシー代とグリーンキャブへの直接払いになっている項目とがあるんですが、その差はなにかあるのかなぁ、と、ちょっぴり気になりました。カードを使うと、1000円ごとに永久不滅ポイントがたまるようですから、年間222ポイント(200ポイントで「ブタのおとしぶた」などと交換できます)貯めたようですが…。

まあ、実際のところは、わかりませんが。児玉会長が大阪に帰るために使ったのかもしれませんし。なんとなく、高級ホテルとハイヤーはセットかなぁ、と思っただけで。

  ☆

さて、お次は、「各県薬剤師連盟への活動助成金」。

県によって、だいぶ差があるんですよね、これ。

会員数の差?

とりあえず、平成21年9月30日分の一部を、ざっと転載。

北海道 240万円。
栃木県 135万円。
神奈川県 277万円。
東京都 323万円。
愛知県 226万円。
大阪府 349万円。
兵庫県 306万円。
福井県 115万円。
福岡県 231万円。

その土地に議員さんがいるかどうか、選挙の有無などは、別建ての模様。

  ☆

広報関係では、あいかわらず(株)ドーモさんに月々52500円税込のホームページ管理料を支払っていた模様(ホームページを更新できる人材を育てればいいのに…)。

で、今頃気づいたのですが、日本薬剤師会あてに毎月「広告掲載料」として6万円を支払っているようです。

これは、なんでしょうか? 日薬雑誌上で「広告」って、ファーマくんの名称募集時くらいだったと思うのですが。

まさかとは思いますが、「薬連ハイライト」って、「広告」扱いなんですか?!

日薬雑誌側が取材&原稿を依頼しているものだと思っていましたが…

それは・・・ありなんですかね? おかしいです。

まず「意見広告」とか「広告記事」のような注意書きがありません。

「目次」には、雑誌記事のひとつとして、普通に載っています。

奥付付近にある『広告掲載協賛会社一覧』には、載っていません。

むむむ?

仮に「企業じゃないから掲載していないだけ」ということでしたら、それはそれで、たとえば、『個人や小さな団体が、六万円払えば、日薬雑誌の1ページを『まるで記事の一部であるかのように』使う権利が得られる』という裏ルールがあることになります。

論文ではありませんから、論文規定にもひっかかりませんよね。

筆者が「一年で100万円貯めるテクニック」とかを読んで72万円ほど貯めたとして、一年間、1ページのへたっぴマンガを掲載し続けちゃってもいいってことなんでしょうか。なんかワクワクしてきました。

  ☆

最後に、再び、「オリジナルキャラクターぬいぐるみ」の話。

売り上げは433万円、ということまではOKですか?

忘れていましたが、これ、「制作費」がかかりますよね。

日薬連盟は、「光る選挙用ポスター」でおなじみ(株)イツキプリントさんに発注したようです。ホームページには「ぬいぐるみ制作承ります」とは書いてないので、ちょっと意外(外注の予感)。

総制作費、551万2500円。発送料、20万円。

この企画、100万円ほど、赤字です。

さすがは日薬連盟。筆者が持ち出しで同人誌つくるのとは、赤字の規模が二桁違いますね。

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もとゆき:「全藤会にゅーすPOP」をつくってみる遊び

藤井もとゆきメールマガジンである全藤会ニュース

  ☆

11月16日、衆議院本会議で、平成22年度補正予算案が可決された。この後、参議院に移るが、自民党、公明党などの野党は補正予算案に反対しており、参議院では否決される可能性が大きい。補正予算案そのものは、参議院で否決されても衆議院の優越のルールで成立する。しかし、衆議院では昨日、仙谷官房長、馬渕国交大臣の問責決議案が提出され、否決されたものの、参議院では可決される可能性が高く、波乱が予想される。
 そんな中、この日、参議院では定例の厚生労働委員会が開かれ、厚生労働行政に関する一般質疑が行われた。藤井議員は、野党筆頭理事として出席した。
 同委員会の午前中の質疑で、日本看護協会が擁立した高階恵美子参議意議員が質問に立ち、政府の規制制度分科会が審議を続けている医療、介護等に関する制度改革を取り上げた。規制制度分科会の検討項目として選定するかどうかの論点の一つとして取り上げられている「医療従事者の独立開業」があるが、同議員は厚労省に対し、医療法等関連法の改正を含む制度改革を行うつもりはあるか、と質した。厚労省は分科会で審議中との回答に留めている。

  ☆

これだけ。

これをもとに、「全藤会ニュースPOP」を勝手に作ってみます。

  ☆

【☆全藤会にゅーすPOP☆】

11月16日の衆議院本会議で平成22年度補正予算案が可決されました。

この後、参議院に移ります。自民党、公明党などの野党は補正予算案に反対です。

参議院では否決される見込み。

当然、藤井基之は、「補正予算案に反対票を投じます」。

補正予算案そのものは、参議院で否決されても衆議院の優越のルールで成立します。

衆議院では昨日、仙谷官房長、馬渕国交大臣の問責決議案が提出され、否決されました。

藤井基之と仲良しで、問責決議案に賛成したのは、○○さんと○○さんです。

藤井基之は、参議院にまわった問責決議案に、賛成します。

  ♪

 この日、参議院では定例の厚生労働委員会が開かれました。

 厚生労働行政に関する一般質疑が行われましたが、藤井基之は、野党筆頭理事として出席しただけで、特に質問はしませんでした。

 同委員会の午前中の質疑で、日本看護協会が擁立した高階恵美子参議意議員が質問に立ち、政府の「規制制度分科会(どこ?)」が審議を続けている医療、介護等に関する制度改革を取り上げました。

 規制制度分科会の検討項目として選定するかどうかの論点の一つとして取り上げられている「医療従事者の独立開業」があります(どこに?)。

 高階議員は、厚労省に対し、「医療法等関連法の改正を含む制度改革を行うつもりはあるか」、と質しました。(→解説が必要じゃないの?)

 厚労省は、分科会で審議中と回答しました。

 藤井基之は、この件に関して「○○○」とコメントしています。

関連
http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-seido/meeting/2010/subcommittee/1021/item10_04_08.pdf

http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-seido/meeting/2010/subcommittee/1021/item10_04_12.pdf

内閣府審議会一覧
http://www.cao.go.jp/council.html

  ☆

以上。(内容はフィクションです)

元のメルマガが、藤井もとゆき応援者限定メールマガジンなのに、藤井基之の活動について報告せず、しかも藤井もとゆき本人のコメントが全くないという仕様だったので、ちょっぴり変更。ついでに、キーワード解説と関連リンクもつけてみました。

主人公の活躍を描かないニュースを送ってくるなんて、日薬連、やる気あるんですかね?

『イチローの活躍を知りたいファン向けのメルマガを受け取ったら、マイケル・ソーンダースの話題が満載だった』というオチは、ちょっと、勘弁してください…。

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第5回チーム医療看護WG資料:日薬は会員に訊くのかな?

第5回チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループの資料が公表されました。いや、これ、もう、終わってる会議ですが。

その中で、「なんでそっちの会議で、こんなアンケートをとるんだよ。わけわかんない」という資料が紛れ込んでいましたので、おおざっぱ、かつ、いいかげんに、確認してみます。

宛先は、

社団法人 日本薬剤師会
社団法人 日本病院薬剤師会
社団法人 日本理学療法士協会
社団法人 日本作業療法士協会
一般社団法人 日本言語聴覚士協会
社団法人 日本栄養士会
社団法人 日本臨床工学技士会
社団法人 日本放射線技師会
社団法人 日本臨床衛生検査技師会

という、いわゆる「関係団体」。

そのあたりからの代表者が、チーム医療推進方策検討ワーキンググループっていう別会議にそろっているのに、こっちの会議だけで話を進めるようです。

案内は、こんなかんじ。

  ☆

(別記)関係団体の長 殿

厚生労働省チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ事務局

看護業務実態調査に関するアンケート調査の実施について(依頼)

現在、厚生労働省では、「チーム医療の推進について」(平成22 年3 月19 日 チーム医療の推進に関する検討会 取りまとめ)を受けて、本年5 月12 日に「チーム医療推進会議」を設置するとともに、同月26 日には同会議の下に「チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ」を設置し、チーム医療を推進するための看護業務の在り方等、同報告書において提言された具体的方策の実現に向けた検討を進めているところです。

今般、チーム医療推進会議において、チーム医療を推進するための看護業務の在り方について検討を行うに当たり、現在の看護業務の実態等に関する全国的な調査を実施することとされたことを受け、本年7月から9月にかけて、看護業務実態調査が実施されたところです。具体的には、現在、看護師が実施している業務の内容や、今後、看護師が実施することが可能と考えられる業務、特定看護師(仮称)制度が創設された場合に特定看護師(仮称)が実施することが可能と考えられる業務の内容について、臨床に従事する医師及び看護師に対して調査を実施しました。

本ワーキンググループとしては、看護業務実態調査の調査項目の中に看護師と看護師以外の医療関係職種との連携に関する項目が含まれていたことにかんがみ、今後、チーム医療を推進するための看護業務の在り方について検討を進めるに当たり、看護師とともにチーム医療に取り組む医療関係職種の職能団体の皆様から当該項目等に関する御意見等を伺う必要があると判断し、本アンケート調査を実施することとしました。

貴職におかれましては、別添(回答様式)に御記入の上、平成22 年11 月19 日(金)までに、厚生労働省医政局看護課看護サービス推進室あて提出いただきますようお願いします。なお、御回答いただいた内容は、本ワーキンググループ並びにチーム医療推進会議及びチーム医療推進方策検討ワーキンググループにおいて公表することがありますので御承知おきください。また、別紙として看護業務実態調査の結果概要を添付いたしますので、御参照ください。

  ☆

という、いつから「チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ」が本家の「チーム医療推進会議」よりも偉くなっちゃったの?的な内容。

調査票は、紙切れ一枚。

その狭い狭い回答欄に、どれだけの情報を詰め込めるのか。

まじめに訊く気があるのか、かなり疑わしい内容です。

  ☆

Q1 看護業務実態調査の結果(別紙p.1~4)で、今後、看護師が実施可能と回答があった業務・行為について、どのようにお考えですか。

  ☆

あのー・・・。

この質問考えた方、そうとう疲れているんじゃないですか? 大丈夫ですか?

「今後、看護師が実施可能と回答があった業務・行為」は、「全部」ですよ。

そう、「今後、実施可能」の回答欄に、「0%」という数字は、ひとつも存在していません。

その全体、および、一つ一つの項目について、コメントを求めているんですよね、きっと。

それで、回答枠が、推定4cm×14cmくらい(定規未使用)ですから、

203項目の【業務・行為】の、全体および個々の項目について、どのようにお考えですか。ただし、回答全体の文字数は、ツイッターと同じ文字数でお答えください』

という質問をぶつけられたのと同じです。

どうかしてるぜ!

回答の送り先のメールアドレスが書いてあるので、まさか、この小さな回答枠で答えてねというわけでもなさそうですが…。

日薬って、ほら、いつもの通り、無駄に紙媒体で意見を送るような組織だから、ろくな反論もせずに済ませそうなんですよね。

  ☆

Q2 看護業務実態調査の結果(別紙p.5)で、現在看護師が行っている業務・行為のうち、看護師以外の職種による実施が適当との回答があった業務・行為について、どのようにお考えですか。

  ☆

「看護師以外の職種による実施が適当との回答があった業務・行為」って、ほとんどありません。たった1ページに収まるようですし。

そうですね、看護師さんはやらないでください』とでも答えておけばいいとでも?

それとも、

いえいえ、それも看護師さんがやってください』と答えればいいんですかね?

または、

これしかないってことは、実態調査に回答した人たちって、チーム医療に対する認識がおかしい、極めて偏った考え方の人たちなんじゃないの?

くらい言わないとダメですかねー?

  ☆

Q3 チーム医療の推進の観点から、医師看護師と分担・連携することができる業務(今後実施が可能と考えられる業務を含む。)等について御記入ください。

  ☆

「ごめん、何言ってるのかわからない。」と回答しておけばいいと思いますが…。

要は、

 A.医師と分担できる業務
 B.医師と連携できる業務
 C.看護師と分担できる業務
 D.看護師と連携できる業務

の、四つについて、「何か」書け、と。

で、「何か」にあたることとして、

 『A~Dに該当する業務』を挙げなさい、と。

ところが、「分担」とか「連携」とか書いてあるのに、その定義がわからない。

なので、回答は「ごめん、何言ってるのかわからない。」だと…。違うのかな。

むりやり、無い知恵で解釈すると…えーと、えーと…

考えなきゃいけないのは…

『同じ時間同じ場所で活動している』という前提が、存在するのかどうか。

この前提が存在しているのなら、現場では「専門家の活用」原則が働いて、より専門性の高い側(看護師以外のコメディカル)だけが、業務を行います。つまり、専門性が低い側との間での「分担」はしません。

前提が存在しないとなると、「専門性の低い側しかいなかった場合に、専門性が高い側の業務を、【分担(代理で担当)】する」という意味になります。

「現場に医師or看護師ひとりだけしかいなかったら、どうする?」とか「現場に医師・看護師がいなかったら、どうする?」という出発点。

○『君たちコメディカルの職能のうちで、看護師が単独でやっていいことって何?』

○『医師の職能のうち、君たちが単独でやりたい医行為って何?』

ってことですかね。(自信がない)

×『看護師の職能のうちで、君たちがやりたいことって何?』

×『君たちの職能のうち、医師にやらせてもいい行為って何?(注:医師は例外事項等により、ほぼ全ての行為を単独で行えます)

とは、訊いていませんよね。(とても自信がない)

普通は、医師の医行為の一部を看護師が請け負うにあたって、看護師がおこなってきた補助行為の一部を他業種が請け負う、という、「ところてん方式」で、いいはずなんですが…。なんか、なんでも看護師さんがやればいいじゃん的な空気が漂っている気が…。

お嬢様「パパが注文したメインディッシュの焼き肉(医師の医行為)は当然食べるけどー、私のお皿に載ってる分(現状業務)は、みんなには絶対渡さないんだからっ。てゆーか、あんたのお小遣いで頼んだデザート(コメディカルの業務)も食べたいんだけどー。一口くらいいいよねー。あっ、うっかりして半分食べちゃいそう。てへっ」

執事「もー、お嬢様は欲張りさんですねー。腹八分目にしておかないと、おなか壊しちゃいますよー。」

この質問回答票を受け取った各団体が、一瞬で、看護WGの言う「チーム医療推進」が、チーム医療推進方策検討WGの言う「チーム医療推進」とは違うものなのだと、ようやく気づく…という点では、とても良い質問です。(あ、日薬は気付かないかも)

  ☆

以上、三つの質問をみてきましたが・・・。

こんな質問に答える意味があるのか疑問。でも、答えないことには始まらないので、じゃあ、その答を、どこから出すのかという話になると…

日薬って、こういうとき、会員には何にも言わずに済ませるんですよねー。

締め切りは11月19日。今すぐ担当委員会を招集、その後会員に周知して、「日薬執行部はこう思うけど、みんなはどうよ?」と尋ねれば、少しはいい知恵がでてきて、200ページくらいの報告書になるかもしれない…と楽観的に考えますが、実際は、どう対応するんでしょうねー。

看護WGに出席している委員のうち、看護師以外のコメディカルって、薬剤師だけだという点から考えると…アンケートが出る前に、「このアンケートは方策検討WGで引き取るから、団体に直接訊くのはやめろ」という展開に持ち込むのが、無難なんですが…。数の力で押し切られそうな予感…。

  ☆

この質問案、まさかそのまま会議を通過するとは思えませんが、【人生には三つの坂がある。上り坂、下り坂、まさか。】というジュンイチロウさまの言葉がありますので、嫌な予感しかしません。せっかくなので、スターウォーズの登場人物になりきって、呟いてみましょう。

I have a bad feeling about this.

...indeed.

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もとゆき。臨時国会でガトーが質問してみました的な。

【前口上】
えー、今回は、「機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー」を知らない方にとっては何だかわからないセリフが挿入されますので、わからなくて悔しいという奇特な方は、一応、予習してから読んでみてください。

  ☆

参議院、厚生労働委員会、平成22年09月13日。

  ☆

「待ちに待った時が来たのだ!

多くの英霊が無駄死にで

無かったことの証の為に・・・

再びジオンの理想を掲げる為に!

星の屑成就のために!

ソロモンよ!私は帰ってきた!!」

  ☆

○藤井基之君
 久しぶりに厚生労働委員会に戻ってまいりました浦島太郎になっているかもしれませんが、答弁よろしくお願いしたいと存じます。
 この夏、暑い日が続きましたけれども、九月に入ってまだ暑い日が続いていると思った中で、寒々とするような報道がなされました。何かというと、多くのお薬が効かない多剤耐性菌による、しかも病院の中での感染だという。病院に、治りたい、完治してもらいたいということで入院した、しかもそれも有数の病院に入院したところ、そこで院内感染が発症しているという例です。
 御案内のとおりでございますが、報道によりますと、帝京大学附属病院で多剤耐性のアシネトバクターによる院内感染事例が発生しておりました。九月になりまして病院側が説明をされておりますが、それによりますと、九月の二日に行政庁に報告したその報告にありますとおりですが、九月一日時点でこの感染は四十六名、死亡が二十七名、うち多剤耐性アシネトバクター、MRAB、これとの関連が否定できない症例は九例という数になっています。その後この集計数字は修正をされておりまして、九月七日には七名が追加され、そして九月の十一日には五名が追加され、現時点においてはたしか計五十八名、そのうち死亡例は全体では三十二名と、そういうふうな数字になっております。
 大臣、御案内のとおりでございますが、この病院における感染の発症は、最初の事例は今年の二月だというふうに報道されておりまして、ところが、東京都、厚生労働省あるいは保健所への報告は何と今月でございます。大変遅れて九月の二日に入ってから、報道によるとこれは行政庁に対して報告がなされたという。東京都及び保健所は直ちに立入検査を行われたようでございまして、厚生労働省も九月の六日に東京都と一緒に立入検査をなされております。
 大臣は、立入検査の翌七日の記者会見の席上におきまして、国民の方々が非常に多大な関心を持っているこの立入検査の結果につきましてはなるべく早く結果の概要を公表したいと、その旨の御発言をなさっております。立入検査からほぼ一週間になります。できましたらこの席で少しその一部なり等を御報告をいただきたいと存じます。大臣。

○国務大臣(長妻昭君)
 この立入検査につきましては、その翌七日、私が定例記者会見で申し上げたその日にその立入検査の概要を記者の皆さんにお配りをして、事務方から詳細な説明を申し上げているところでございます。
 その中身につきましては、ちょっと突然のお尋ねでございましたので、今取り寄せて説明を申し上げます。

○委員長(柳田稔君)
 どうぞ。

○国務大臣(長妻昭君)
 資料に基づいて、立入検査の概要については、九月七日の十七時半から医政局の事務方が立入検査の概要を申し上げたということであります。
 それについて、帝京大学病院からは、全患者の個室管理をしていく、患者発生病棟の新規入院を停止する、外部委員を含む調査委員会の開催をする、担当医師、看護師の専従化等の対策というようなものが報告をされておりまして、現時点で我々としては、院内感染の事実について行政への報告が遅れたんではないか、厚生労働省の事務連絡の職員への周知不足があったというふうに考えております。
 この周知といいますのは、昨年の一月に通知を出しまして、アシネトバクターについては報告をいただきたいというようなことの通知文でございましたけれども、それが帝京大の中の情報共有というのが不十分だったんではないか等々、いろいろ詳細に記者の皆さんにも申し上げているところであります。

  ☆

「おのれーっ!このアナベル・ガトーは

我々は3年間待ったのだ、貴様らのような

分別のない者共に我々の理想を

邪魔されてたまるかっ!」

  ☆

○藤井基之君
 ありがとうございました。
 このMRABの帝京大学の感染というのは、これが国内における初めてのケースではありません。実はこの問題、海外においては早くからいろいろな指摘がなされておりまして問題になっておりましたが、我が国で大きなアウトブレークといいますと、平成二十年の十月の二十日、韓国で入院していた患者さんが福岡大学の救命救急センターに搬送入院されました。これを契機としまして、福岡大学では二十六名という大勢の感染者が発生をいたしております。このとき厚生労働省はどういう対応を取ったかということをかいつまんで申し上げます。
 このケースにおきましては、平成二十一年の一月の二十日に病院は福岡市の城南保健所に報告をしております。そして、その翌二十一日、保健所はこの病院に立入検査をいたしております。そして、九州の衛生局から厚生省の担当部局に対して報告が上がってきております。そして、翌二十二日には、厚生労働省が指導を九州の病院に伝達をするようにしておりまして、そして翌二十三日、ですから、報告を受けた二十日からいうと三日後には指導課の方から全国に文書を発しております。多剤耐性アシネトバクター・バウマニに関する院内感染対策の徹底についてという事務連絡、先ほど大臣が御答弁された内容の文書でございます。これによりまして、この福岡大学のケースというのは終えんに向かったというふうに理解をしております。
 この次に、同じように院内感染のアウトブレークが発生しております。それは、今年の二月になりまして、愛知県の藤田保健衛生大学病院におきまして、MRABの院内感染、これ、病院側での報告によりますと、六月十一日時点では二十名から菌が検出されていると。そして、九月一日にはその数が増えまして、二十四人からMRABが検出されたと、こういうようないわゆる院内感染のケースでございます。このケースの場合、病院は二月の十日に最初の菌の検出を認めておりまして、その後五例の同じ菌による検出が認められたということから、二月の十六日に瀬戸保健所の方に報告をされております。
 先ほど福岡大学のケースの対応については簡潔に私の方から御報告させていただきましたが、この愛知県の藤田保健衛生大学病院においてこの感染が発生したときに厚生労働省はどのような対応を取られたのか、御説明いただきたいと思います。

○国務大臣(長妻昭君)
 今おっしゃっていただいたこの藤田保健衛生大学病院でございますが、こちらの対応というのは、非常にある意味では、幹部職員の意識というのもあったのかもしれませんけれども、先手を打つような対応がなされたんではないかというふうに考えておりまして、二月十日に第一例目の保菌患者が確認されたと。その後、数日で五例を確認をして、そして二月十五日には院内緊急会議を開催をされ、そして翌日には瀬戸保健所に報告がなされるというようなことで、ある意味では自ら先手を打って情報を積極的に開示をする、しかも早めの対応を心掛けているというようなことがまず出発点だったわけであります。
 そして、厚生労働省としては、国立感染症研究所に、二月末に計十九の菌株の遺伝子検査を感染研でいたしまして、すべて同一菌株に由来するということが判明をしたところであります。そして、この大学病院の御努力もあって、六月十一日に保菌患者五名を最終確認をして、重症感染者の患者がないということになり、最終的に東海北陸厚生局、厚生労働省の出先に報告があったというような案件であります。

  ☆

 「たしか、ウラキとか言ったな?

 二度と忘れん!」

  ☆

○藤井基之君
 ということは、この藤田保健衛生大学病院におけるアウトブレークケースについては厚生労働省は特別の指導をしなかったと、こういうことでございますか。

○国務大臣(長妻昭君)
 これは、当然助言などを申し上げていると、あるいは国立感染症研究所で遺伝子検査を申し上げるというようなことについても我々実施をさせていただいているところでございまして、帝京大学病院に対する対応とは異なる対応だったというふうに考えております。

○藤井基之君
 私、この藤田保健大学の病院の場合のケースを今お尋ねしているのは、実は、先ほど帝京大学の第一例がやはり今年の二月という同じ時期に実は発症が確認されているんですね。ですから、藤田保健大学病院の方は非常に早い段階で行政庁に対してこういった報告をなされている。その報告をもう一度行政側が全国展開するような情報提供をなされていれば、あるいは帝京大学の対応ぶりは変わったのではないかと、そう思うからお尋ねをしているわけです。
 もう一度答弁をお願いしたいと思いますが、藤田保健衛生大学につきましては、今大臣が答弁された以上の行政対応はなされなかったと、こういうことでございますか。

○国務大臣(長妻昭君)
 これは先ほども申し上げましたけれども、藤田保健衛生大学病院においては、これはもう既に保健所に報告をして、マスコミにも報告をして、これというのが広く報道をされている案件であるというふうに考えているところであります。
 先ほどの繰り返しですけれども、帝京大の大学病院に対する今回の厚生労働省の対応と藤田保健衛生大学病院への対応というのは、そういう意味では異なる対応をしたということでありまして、既に二十一年の一月に、アシネトバクターによる院内感染については、これは通知を我々出させていただいて、それを周知をしていただきたいということは既にあらかじめ通知を出しているところでございますので、それが共有を帝京大においてされていなかったということについては、大変これは我々は立入検査のときにも問題であるというふうに考えているところであります。

  ☆

「所詮、連邦という看板が無ければ、

何も出来んやつらめが!」

  ☆

○藤井基之君
 もう一度確認しますが、藤田保健大学病院に対しては厚生労働省は立入検査を行わなかったんですね。

○国務大臣(長妻昭君)
 厚生労働省としては、帝京大のように立入検査というのは行っておりません。

○藤井基之君
 帝京大学のケースに戻りたいと思います。
 本年の八月の四日に厚生労働省は、東京都と一緒に帝京大学に対しまして定例の立入検査を行ったと、そのように伺っておりますが、この際に、大臣、幾つかのところでそういう発言なさっているというふうに私も伺っておるのですが、この際にどうも病院側からはこの院内感染について何の報告もなかったんだよと、このような趣旨の発言をなさっておりますが、このとおりなんでしょうか。

○国務大臣(長妻昭君)
 今おっしゃっていただいたように、今年の八月四日に厚生労働省と東京都が帝京大学病院に対する、これは定例の立入検査を申し上げました。そのときに、今回の院内感染のケースのたぐいの報告というのはございませんでした。ただ、その場で、その立入検査の場でこの帝京大学病院の院内感染対策のための体制が脆弱であると、こういうような話題が出まして、充実を図るように指摘をしたわけでございます。本来であれば、そのときにそういう話が、報告があってしかるべきではないかというふうに考えているところであります。

○藤井基之君
 今のその院内感染体制が脆弱であるという話なんですけど、これに対する指摘に対して充実をという、そういう指示は、これはいつ、どなたがなさったんですか

○国務大臣(長妻昭君)
 これは、立入検査の平成二十二年八月四日水曜日十三時三十分ごろから検査がございまして、当方は医療指導監視監査官、そしてほかには東京都の福祉保健局医療安全課職員などが立入検査に同席をしているところでございまして、当局としては、院内感染対策のために感染管理部門の体制の充実を検討してくださいと、こういうようなことを病院側に申し上げているところであります。

○藤井基之君
 ありがとうございました。
 とするとですが、そのとき、八月四日に行政庁からそのような的確な指導と思いますが、それはなされているけど、病院側がそれを実際にやらなかったということがその後の拡大につながったのかもしれないと、そんなことを考えております。
 この件につきまして、ただ、大臣が、この後、ちょうど病院側がこの件に対する報道をなされる三日前なんですね、八月の三十日に大臣自身がこの病院に視察に伺われたというふうに伺っておりますが、これはどのような目的で病院に視察に行かれたんでしょうか。

○国務大臣(長妻昭君)
 これについては、概算要求でも我々救急医療の充実というものを計上させていただいておりますので、公務もいろいろスケジュールがあるわけでありますので、東京周辺で救急医療、これを視察に行ければ有り難いということを私が申し上げまして、そしてこの帝京大学病院ということが候補に挙がり、そして救急医療という観点で、夜七時か八時か、多少遅い時間に参りまして、実際に救急医療の現場を視察に行ったということで、そのときも院内感染云々の話題というのは出ておりません

  ☆

「少尉憶えておけ!

ジオンの忠孝を阻むものはいつか必ず

私に葬り去られるということを」

  ☆

○藤井基之君
 そのとき、しかし立入検査の際に東京都と厚生労働省がこのような院内感染体制の対策が脆弱ではないかという指摘をなさっているのだけど、そのようなことが一切議論に出なかったんですか。

○国務大臣(長妻昭君)
 これはさっきも申し上げましたけれども、救急医療ということで私も視察に参りまして、そのときの意見交換会のような席というのもございましたけれども、そこでは、私からも救急医療についてのお話、先方からも救急医療に関する話題ということで、その話は出なかったわけであります。

○藤井基之君
 大臣、先ほど申されましたけど、八月四日の定例の立入りの際にそういう指摘があったということを先ほど大臣お述べになられましたけど、大臣はその報告、立入検査のとき、緊急体制、緊急の感染体制が脆弱だという、そのようないわゆる行政庁側の判断というものはいつ大臣のお耳に届いたんでございますか。

○国務大臣(長妻昭君)
 これについては、帝京大学病院が院内感染を発表し、マスコミでも大きく報道された後に私に報告があったということであります

○藤井基之君
 分かりました。
 帝京大学の病院というと、これは新しくて非常に救急救命なんかで頑張っている病院で、非常に医療に対して貢献をしているということは多くの識者が知っているところでございます。
 大臣、この病院、お忙しい中、御視察されたわけでございますが、この病院、御視察されてどんな御感想をお持ちになられましたか。

○国務大臣(長妻昭君)
 私もすべての救急病棟を見聞きしたことがあるわけではありませんので、この病院とほかの病院と、救急病棟を比べてどうだという評価はできませんけれども、夜遅い時間、一定の夜遅い時間でありましたけれども、ひっきりなしに救急車が入ってきて、本当に救命に大変な御努力をされている病院であると。ほかの病院との比較というのは今申し上げたようにできませんけれども、その現場という意味で、救急救命の現場というのは非常に大変であると、こういう印象を持ちました。

  ☆

「君こそが、星の屑の

真の目撃者なのかもしれない・・・」

  ☆

○藤井基之君
 先ほどお話ありましたように、福岡大学でこの院内感染問題を受けたときには、二十一年の一月の二十三日に医政局指導課から事務連絡をもって、体制強化のための、あるいは情報提供等のそういった行政通達文書、多剤耐性アシネトバクター・バウマニ等に関する院内感染対策の徹底についてという、そういう文書を発出されました。そして、今回も、厚生労働省は九月六日付けで同様の事務連絡を発しております
 ただ、私気になりますのは、これ、二十一年の一月に発出された文書と二十二年の九月に発出された文書というのは内容ほとんど同じですね。これちょっと今回のケースに対する意識というのを考えたとき、これではちょっと行政の持つ文書指導の意味が弱いんじゃないかという感じがしてならないんですね。
 それから、もう一つ伺いますけど、これ、私は当然行政庁ですから文書の規定があると思うんですけど、いわゆる事務連絡というものは、これはどういった意味を持つか、要は単なるメモみたいなものじゃないんでしょうかね。というのは、何で言うかというと、地方自治体の方々から伺うと、例えば課長通知が来る、あるいは局長通知が来るというものを受けた際と、担当課からの担当セクションへの事務連絡が来た場合、やっぱり末端の行政の受ける意味合いが違うんだということも伺っておるんですけど、大臣、この点どういうふうにお考えですか。

○国務大臣(長妻昭君)
 今おっしゃっていただいた九月、今月上旬に出させていただいた、再度、アシネトバクターの報告をお願いする件でございますけれども、これは昨年一月にお出しを申し上げたものを更に詳細かつ具体的に記述をして出させていただいているというようなものであります。これはあくまでも通知ということであります。
 そして、もう一つは、今現在、御存じのように五種類のこの耐性菌について報告の義務を課しているというものがございます。これについて我々としては、その五種類にはアシネトバクター入っておりませんので、今のままの五種類で本当にいいのか、あるいは、報告をいただく病院も範囲が絞られておりますので、その範囲でいいのかということについては、早速先週の金曜日の夜、専門家の方に厚生労働省に集まっていただいて、議論、いろいろな議論が出ましたけれども、議論をしていただいて、最終的には感染症を扱う部会で決定をしていくという流れで今早急に議論を進めているところであります

  ☆

「腐った連邦に属さねば、

貴様も苦しむことはなかったろうに!」

  ☆

○藤井基之君
 感染症法に基づく是非そういった対応を取っていただきたいと思いますが、いわゆる日本におきまして感染症の関係の院内感染症サーベイランス事業というのを厚生省は幅広くやられていまして、二〇一〇年の八月現在、全国で八百四十七病院がこの制度に参画されております。これは手挙げ方式によるものですから強制するものではないわけですが、今回、院内感染問題を起こしました帝京大学病院というのはこのサーベイランス事業に参画されているんですか。

○国務大臣(長妻昭君)
 これはもう御存じだと思うんですが、この院内感染対策サーベイランス事業でございますけれども、これはもうおっしゃっていただいたように手挙げ方式で、全体の傾向を国としても把握をしていくというような一つの事業で、そもそも前提となる考え方が非公開にすると、どの病院が参加をしているのかは非公開という前提で始まっている事業でございまして、その意味では参加病院というのは公表しないと、こういうような考え方になっております

  ☆

「所詮貴様とは価値観が違うようだな!」

  ☆

○藤井基之君
 いや、おかしいですよ、大臣。だって、院内感染対策サーベイランス事業の実施要綱というのを、私、手元にあるのは、これ平成十九年二月二十二日に制定したものを見ておるわけです。そうすると、この実施体制の整備のところに確かにこういった実施方法等について幾つかの細かい内容が書かれているんです。
 その中に個人情報の保護というところがありまして、本サーベイランスによって得られたデータ及び解析評価情報については、全国の医療機関における院内感染対策を支援する目的以外には使用しない、確かにそのとおり書いてある。ただし、その後、また、個別の医療機関等の同定を可能とするデータ及び解析評価データは、その後なんですが、参加医療機関の名称及び参加部門名以外は参加医療機関の了承を得ることなくこれを公表しない、こうなってますよ。名称ぐらい入っていたかどうかを答えてもらってもいいんじゃないでしょうか。

○国務大臣(長妻昭君)
 これは、当初からこの事業に際しては、病院が参加していることを公表するというような病院については、今言っていただいた参加の総数が八百四十七病院でありますけれども、七十三そのうちについては公表していいということで、これは病院名公表させていただいているところであります。それ以外については非公表ということを希望をしているということでありますので、それについては公表しないというルールになっているということであります。

○藤井基之君
 そうしたら、帝京病院はこの公表を拒否しているわけですか。大臣。(発言する者あり)

○委員長(柳田稔君) じゃ、藤井君、もう一回。

  ☆

 「もう、貴様などに話す舌は持たん!

 戦う意味すら解せぬ男に!」

  ☆

○藤井基之君 ですから、そうすると、実は公表を認めている病院のリストというのは出ているわけですよ。そうしたところにこれ帝京大学病院の名前がないから私、聞いているんですよ。帝京大学病院はこの制度に入っていないのか、あるいは入っているとしたら名前の公表を拒否しているんですかというふうに伺いました。

○国務大臣(長妻昭君) この帝京大学病院は、この事業には参加しておりません

  ☆

 「貴様に話す舌など持たぬと言った筈だ!」

  ☆

○藤井基之君 そうしたら、これだけ大きな病院が、特機病院がこの制度に参画していないといったら、このサーベイランス事業の実効性というのをどう考えられますか。

○国務大臣(長妻昭君) これは、委員も言っていただいたように、この事業といいますのは手挙げ方式で、それぞれの病院が自主的に参加をして、データも自主的に提供いただくと、こういう趣旨で始まった事業でございますので、これについて直ちに強制の網を掛けていくというようなことについては、さっきも御答弁したとおり、金曜日の夜、議論をいただいた五つの種類の感染症法に基づく、法律に基づく義務、これについては我々議論をして速やかに結論を得ていくというようなことで対応をしていきたいと考えております。

  ☆

「ウラキ少尉ッ

私を敵に回すには、君はまだ 未熟!」

  ☆

○藤井基之君 済みません、時間がなくなりましたので、一つだけ御要望させていただきたいと思います。
 このMRAB問題が非常に大きく取り上げている中で、例えば獨協大学病院ではインドから帰国して治療を受けた患者からいわゆる多剤耐性のニューデリー・メタロ―β―ラクタマーゼ1を産生する大腸菌の報告がなされている。また、九州大学病院からもKPCという抗生物質を分解する酵素を産生する多剤耐性菌の確認がされている。
 これらも含めまして、今、感染症対策、時代が動きつつありますので、行政庁においてもいろいろな検討をなされていると思いますが、いわゆる体制の整備の問題、これは行政庁を支援する例えば感染研の体制整備あるいは医療機関の体制整備を含めて早急な検討が必要だし、そしてこれによって医療を受ける患者さんの安心、安全を守らなければいけないんだと思います。大臣の意気込みをお尋ねして、終わりたいと思います。

○国務大臣(長妻昭君) その前にまず、大変恐縮でございますが、訂正がございます。先ほど八百四十七病院がこのサーベイランス事業に参加をして、七十三病院が公開というような趣旨を申し上げましたけれども、七十三病院が非公開ということで、九割程度は公開ということでございます。失礼いたしました。
 それで、今のお尋ねで意気込みということでありますけれども、やはりこの院内感染というのは、特に入院をされておられて、御家族も御本人も大変不安な状況の中で更に御病気が悪化をする懸念を与えてしまうということで、非常にこれは大きな問題であるというふうに認識をしておりまして、今後怠りなきよう取り組んでまいりたいと考えております。

  ☆

「さぁ・・・行くか・・・
いいか・・・一人でも突破しアクシズ艦隊に辿り着くのだ
我々の真実の戦いを・・・後の世に伝える為に・・・!!」
 

  ☆

以上です。

ガトーさんはウラキ君にとどめを刺さずに去って行きましたとさ、というオチ。

※なお、劇中のガトーさんは、そのへんの宇宙戦艦に特攻して自爆という最期でした。もとゆきさんがそういう方向に行かないことを祈ります。

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もとゆき。国会議員がそれ言っちゃあかん

何をしているのかさっぱり分からない、もとゆき日記

今回は、いつも議事録を読んで遊んでいる、日薬総会について。

  ☆

日薬総会

28、29日の二日にわたり東京で日薬総会。全国の日薬代議員の先生方、猛暑の中ご苦労様でした。今年もそうでしたが、毎年日本薬剤師会総会と日本病院薬剤師会関東ブロック学術大会の日程が重複します。両組織の属する薬剤師は少なくありません双方で開催日程について事前調整をしていただけたら、と思います。
甲子園高校野球は興南の連覇で幕を閉じましたが、28日からは東京ドームで都市対抗。景気の悪化の負けずにがんばる社会人野球の元気さを期待します。

  ☆

まるで自分が思いついたかのように「開催日程をずらしてね」と言ってますが、そんな話は何年も前から代議員質問で問われているわけで

現在の執行部が何もしないでほったらかしにしていたことに対して「双方で開催日程について事前協議をしていただけたら」なんて書いていますが、

そんなことは、ゆっきーが事前協議の御膳立てをして、さっさと解決しろ。

って感じ。

おそらく、日薬総会で解決すべき様々な問題の中でも、すぐさま解決できる部類の話です。(病薬が日程を変えるか、「今後は日病薬の関東ブロック学術大会を重要な大会だと考えない。あちこちで開催されている小さな学会と同じだと考える」という小さなパラダイム・シフトで乗り切るか。)

ゆっきーのコメントだと、「日本薬剤師会会員であり、日本病院薬剤師会会員でもある薬剤師は、少なくない」というイメージがありますが、

「日本薬剤師会の代議員であり、かつ、日本病院薬剤師会関東ブロック学術大会の運営幹部である」という薬剤師の人数

は、どう考えても、圧倒的に「少ない」と思うのですが。

日薬の代議員さん以外は、自由に、関東ブロック学術大会に出席できます。

関東ブロック学術大会にそんなに行きたいのなら、いつでも代議員を辞めればいい話。

辞めなくたって、予備代議員制度だってありますし、何の問題もありません。

それでも日程をずらせというのは、どういうことかというと。

【国会議員が、「国会」と「地域の祭」との優先順位を同列と考えて、「国会日程をずらせ」と言う】ようなもの。

ゆっきーが国会議員である以上、それ言っちゃ、ダメでしょ。

日病薬の関東ブロック学術大会に「参加できないから嫌だ」という意見は、

A.自分が発表できないから嫌だ

B.人の発表を観れないから嫌だ

の、どちらかの立場ですよね。

学術大会の発表なんて、「たったひとりで研究している」ほうが、圧倒的少数派であることは、ちょっと経験したことのある方なら御承知の通り。

誰がしゃべろうと、研究成果が発表できればそれでいい、という考え方で、共同研究を行った仲間たちにすべて任せて、自分は代議員としての仕事に集中すれば、それでいいはずなんですが。

「俺が喋らなきゃダメなんだよ」って、落語の真打でもあるまいし、唯一無二のスーパースター気取りというのも、なんだかな~。

てなわけで(?)、Aの主張は、単なるワガママ。

「いい年して、我儘言ってんじゃない」と、日薬執行部が一喝すれば、おしまい。

では、Bの主張はどうかとゆーと。

さきほども書いたとーり、「そんなに観たかったら、代議員会、休めよ」で、おしまいな話ではあります。

でも、まあ、筆者はずーっと、『学会は、査読の上発表を許可した全ての発表について、記録して、有料でいいからネットで公開すべき』で、『その事業統括と運用を日薬が会員向けサービスとしてやればいいのに』といったことを言い続けているヒトなので、

そんなに観たかったら、日薬に、録画してもらえばいいじゃん

と言っておきます。

ゆっきーは、「日程をずらせ」じゃなく、「学術アーカイブを作れ」という方向で思考してみてはくれませんかねー。だって、ほら、「ITをはじめとした科学技術の振興」って、ゆっきーの大テーマのひとつですからねー。事業仕分けで科学技術予算が削られる!というとき、めちゃめちゃ怒っていたはずなんですけれど、なんで、薬剤師会のIT化、科学技術の取り入れには、ぜーんぜん関心がないのか、とても不思議。

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もとゆき。議員になっても進歩がない「もとゆき日記」。

7/15 もとゆき日記より。

平成21年社会医療診療行為別調査結果が発表されました。院外処方率は62.0%と初めて6割を超えました。病診別には病院70.0%、診療所59.0%。1回当たりの薬剤料比率は74.0%に増加しています。ちなみに医療費全体に占める薬剤料比率も33.2%と増加を示しています。

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えーと・・・それで、ユッキーは、これにどんな感想をもって、これをどうしたいと?

当選後も、あいかわらず、新聞で確認できることを書いてます・・・。

病院の70%という数値を低いと見るの? 高いと見るの?

薬剤料比率を上げたいの? 下げたいの?

そのためには、何が必要? ユッキーは何かした?

立法で解決できる? できない?

薬剤師は、どうすればいいと思う? 何か出来ることはある?

・・・という話を、いつになったらできるようになるのでしょうか。

これは「もとゆき」の日記じゃなくて、世の中のトピックをコピペしただけの『人ごと日記』です。『未来日記(マンガ)』だったら、バトル開始初日に脱落決定な、ダメ日記確定です。

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ネタとしては、『山本史、真面目にやってるいい大人を呼びつけて、大説教』のほうが、タイムリーなので、「俺が現役バリバリの頃のひよっこが、何かピヨピヨと囀ってやがったから、携帯に電話してバシッと言ってやった」的な、先輩風をびゅんびゅん吹かせた日記を期待します。

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