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第四十四回『成り金デコっぱちの多重階層チーム』

ゼロから数えて十六番目の薬剤師倫理規定擬人化キャラクターは、番外6「チーム医療原理主義者」。

原理主義者ならではの、「そもそもチーム医療がなんであったかなんてことは、私が解釈したこととイコールでいいのだ」という形で、薬剤師倫理規定においていくつかの条文(第五条・第八条)に示されているチーム医療を、惑わせる概念です。

これは「医療職間(薬剤師に対する医師、薬剤師に対する看護師etc)」といった関係だけでなく、薬剤師間の関係にも影響します。

ここでは特に、多くの『階層』をつくろうとするタイプの『チーム医療推進』の功罪をあらわしています。

同時に、やはり「チーム」である「企業内のチーム」のあり方について、主に大きめの企業に起こりうることも問題にしています。

  ☆

番外6「チーム医療原理主義」

 奴隷頭的な下位職能の創設により
 上位者が権限を保ったまま、
 その仕事量を大幅に減らすシステムの
 構築運営が、「チーム」である。

  ☆

016kawarime_2

『階級社会』 苗滝 交 (苗滝 交/なえたき かわりめ)

 幼いころは貧乏家庭でいじめられっ子のメガネっ娘。

 転校先で、紫炎ななせ(第七条娘)と出会い、唯一の友人に。

 ななせの超上昇志向・地域統治思考に憧れて、舎弟的に後ろをついて回る。しかし、親の都合でまた転校。いじめられっ子に逆戻り。

 消息不明となっていたが、父親の死後、母の再婚相手がアラブの石油王だったことから、超お金持ちとしての基盤を得、ダイヤモンド鉱山ひとつから、自己資金を拡大。その資金力にものを言わせ、自ら社長となって、総合クロスメディアゲーム会社『KYコーポレーション』をつくる頃には、すっかり成金体質に。

 KYコーポレーションの作品には「Final Dragoon Quest」シリーズや「美少女無双」「美男子無双」シリーズ、「聖域なき各国首脳麻雀大戦」シリーズなどのゲームおよびその派生コミックやドラマなどがある。近年はマンガ雑誌「週刊少年クロス」を発刊し、姉妹誌の「週刊少年ダブルクロス」とともに全世界2000万部を誇る。

 「かわりめメソッド」により、『仕事は分割せよ。権力と資金は上位者に集中させ、責任と労力は下位者にふりわけ、底辺下位者と、下位者の下の階級を作り続けることで会社を大きくせよ』という中間管理職以下は全て薄給低地位にする方針で企業運営。そのため、職員の採用枠が異常に広いが、反面、内部の階級制度は尋常でないほど厳しい。最上位に人事権が掌握されている。職権内の最高結果を出し続けることが求められる。常に合理化を図ることも推奨される。ひとことで言うならブラック企業

 そんな商売に対して「ゆるせーん!!」と対抗意識バリバリなのが、御薬学園の起業商人・黄土やつねさん。チームメイトを大事にしない思考に御立腹なのがスポーツ少女の赤坂いつめさん。大企業・KYコーポレーションとの愉快な戦いは、まだまだ続く。

  ☆

【外見】

カチューシャ。デコっぱち。ぐるぐる目玉。ド近眼なのにメガネなし。

紫炎ななせからのプレゼントである「北極熊のぬいぐるみ」がお気に入り。

デコっぱちは、「頭でっかちの証」ですが、本人いわく、「溢れ出る知性の輝き」。

ぐるぐる目玉は「焦点があっていない」状態を示しています。

  ☆

【名前関係】

「苗色」は、とても薄い緑。薄幸。→貧乏、バブル崩壊

滝は、上から下へ~。上下~。エネルギー関係~。物流~。

交は、「夏秋の変わり目」→かわりめ。変わった目(ぐるぐる目玉)。交わり、チーム、交流、交換、交易。交互→塞翁が馬、はやりすたり、栄枯盛衰。クロス、バッテン。

女優さんのように「コウ」と読むのか→ NO。「かわりめ」と読みます。DQN親父命名。

  ☆

【デザインとか】

サイボーグ009オマージュ。今回はジュリア・マノーダ

とりあえずデコっぱち。

ギルモア博士と相思相愛だったのに、離反計画から外されてブラックゴースト団に取り残された狂的科学者。元00ナンバー開発チームということで、「石油が無ければ○子力を使えばいいのよ」とばかりに004の体内に核融合炉を積み込んだ科学者じゃないかという疑惑あり。(でも誕生編に登場した科学者チームには姿がなかったんですよね。火炎放射の007あたりまで在籍するも、水をエネルギーに変換するバリオンシステムの開発に着手してしまい、008が最強のサイボーグになることを恐れた一部幹部の思惑により配置換えになったのかも…と、勝手に脳内補完したくなるくらい優秀)

石油をゼリーにする作戦や、気象衛星のっとり作戦で世界を混乱させたキャラクターですので、衛星のっとり→007「ゴールデン・アイ」の元00ナンバーつながりで、007のブロスナン系シリーズの敵役「石油王」「ダイヤモンド王」そして「メディア王」から、「石油王の娘でダイヤモンド鉱山の持ち主でメディア王」という設定に。古き良き悪役の要素てんこもり。

マノーダ博士は顔のやけどを整形で隠しているキャラですが、火傷ネタは既に「黒婦人」の教頭でやっちゃったので、スルー。

00ナンバーズを北極に呼び寄せた物語展開から、南極にはいない『白くま』のぬいぐるみが友達。ぬいぐるみの名前【アンナ】は、ジュリア・マノーダ博士の娘の名前。銀熊賞→アンナ。

私怨で世界を大混乱に陥れるマノーダ博士同様に、黄土やつねと戦うのも、たぶん私怨。

紫炎ななせは、デコキャラに信頼される星のもとに生まれている模様。

尋常でない欲望にとらわれている点は、胸のアクセサリの「仮面ライダーオーズ」的なもので表現。

  ☆

 「専門家によるチームとは何か」と考えるときには、「それぞれが自律していること」が大事。でも、そんな【専門家の自律】を全否定して、完全にコントロールしないと気が済まないとなると、そこにあるのはすでに「専門家のチーム」ではない、なにか。

 企業というチームにおいて、現場にいない統括担当がリスペクトされるのは、専門家に対するリスペクトの心があると現場が信じているから。専門家を評価せず、使い捨てることしか考えない統括のもとで働ける専門家は、堕落した専門家。

 専門家に【下位】【上位】を創設し、自らはその上に立つ。

 人事権行使と金銭管理こそが「価値ある仕事」であって、他は仕事とみなさない。

 「かわりめ」は、専門家の自律を否定し、スタッフを信用せず、金銭と地位で有能な人材を使い捨てていくタイプの経営者です。

 

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