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日薬代議員選挙は43都道府県で選挙なし。

候補者名が公開されました。

日薬の代議員選挙です。(※なお、筆者は今回の代議員選挙の投票権がありませんので、勝手なことを勝手に書きますが、テキトーに読み流してください)

選挙、といっても、

東京都薬剤師会、長野県薬剤師会、滋賀県薬剤師会、京都府薬剤師会の4選挙区

だけなんですけれどね。

まあ、日薬の代議員になって何か言ってみても無駄だということを、この十年ほどで(中西・児玉体制を通じて)みなさん学んだと思いますので、それでも代議員になろうという方が少ないのはわかります。ある意味、立候補した方々は勇者です。

でも、もともとの代議員数が少ない地域は、別として。

ある程度の代議員定数がある地域なら、「ぴったり定員数と同じだけ立候補しました」なんてことは、正直、どこかで選挙管理委員会が「現時点での立候補者」なんてものを漏らしたり、立候補者同士で「私はでるけれど、あなたもでるよね、定数まで仲間を集めて一斉に届け出しようか」とプチ談合をしたり、「この県からはこの方々がでるのだから、お前ら一般会員は立候補なんかするなよ、立候補したところは村八分どころか潰すからな」「みなさんがお出になるのでしたら定数をこえて選挙になってしまいますから、わたくしは立候補の届け出はしましたが、辞退させていただきます」「このままでは定数に足りないので困るから、ちょっと君、立候補してもらえないかな。質問などしなくてもいいから。総会には、東京見物のついでに仕事してお給料をもらう感覚で参加してもらえばいいから」といった嫌~な社会が展開したりといった、【人数調整】が入らない限りは、ありえないわけで。

よく、児玉会長が「代議員のみなさんは、666人の会員の代表でありまして…」と言う根拠が、今回、43都道府県で失われました。今後この手の表現を使う予定の方は、「43都道府県の代議員のみなさんは、どれほどの会員に支持されているのか定かではありませんが幸いにして選挙がなかったことで無投票にて代議員になった皆さんでありまして…」くらいにトーンダウンしてほしいものです。

特に、選挙区の定数が6を超えているのに「定数に届かない」でも「定数をこえた」でもなくピッタリと定数に収まって選挙をやらないでいる、北海道・神奈川・愛知・大阪・兵庫・福岡の代議員に関しては、信任選挙くらいやっておいたらどうなの?と言ってみたくなります。

特に、会長のおひざ元の、大阪がやったら、拍手喝采なんですが。

  ☆

今回の候補者の表記は、なかなか面白いです。

候補者名のあとに、「()」カッコ書きで、(病院)とか(開局)とか書いてあります。但し書きによると「専門の分野」とのこと。専門の分野? はて、本当にそうでしょうか。

カッコ書きに入る「(日薬がいうところの)専門の分野」の種類は、六つ。

(学術)

(開局)

(病院)

ここまでは、経歴書に印刷してあります。「勤務」が印刷されていないあたりに、日本薬剤師会の選挙管理委員会が勤務者の立候補に前向きではない感じがよくあらわれています。

残りは、自ら「その他」欄に書きこんだ内容になります。

(団体役員)

(県薬):岩手、秋田、茨城

(薬剤師会勤務):大阪

・・・へー。

(なんか面倒になったのでコメントはしません)

  ☆

さて、選挙になった地域に関しては、不正なことをせず、正々堂々とやってほしいものです。個人的には、○○さんとか○○さんとか○○さんといった方々(伏字かいっ)は、日薬代議員じゃなく日薬執行部を目指したらいいんじゃないかなーと思いますけれど。会長とか。

選挙に関しては、ほら、例の「趣意書」の出番です。

出番ですが、そこに書かれた「私はこんなことできまっせ。こんなことやりたいんですよ」というメッセージが会員に届くかどうか。

東京都薬剤師会では、そのホームページの会員専用コーナーにて、全部閲覧できるようになっています。でも、そういうのって、なかなか全部みることはないですよね。

そこで、各候補者の趣意書の内容を、筆者がテキトーに咀嚼して(薬剤師倫理規定擬人化的に)並べてみつつ、感想をいれてみます。

どれがどの候補のものかといったことがどーしても知りたい都薬会員の方は、都薬のホームページでご確認くださいませ。

  ☆

【都薬代議員候補者の主張】

A「薬剤師倫理規定第一条が『基本』、第四条が『これまで』。『これから』を視点にプログラムを構築したい」

 → なにしたいのかわかんない。全体の推敲を。(というか、立候補届の時点では『薬剤師の将来ビジョン』が2012年3月に提示される予定だったわけで、それこそが『これから』を視点としたプログラムなわけで。そうなると代議員に当選後に構築する予定のプログラムはすでにあるわけで…)

B「第五条だけでなく、第七条、第八条が大事。面分業の実現と六年制支援をめざす」

 → 地域医療の策定と考えると、どちらかというと都道府県薬の役員向き。

C「【公益法人】日薬を見張りたい」

 → 代議員のいろはのい。

D「薬剤師が安心して医療にかかわれる環境をつくりたい。それは薬剤師賠償制度の拡充である」

 → それなら、日薬執行部に入るか、保険屋さんと一緒に商品開発したほうがいいのでは…?

E「第五条、第七条を基盤として、集約した意見を日薬に届けたい」

 → 代議員のイロハのイ。

F「日薬への疑問や不安がいっぱいあるのでただしたい」

 → 代議員のイロハのイ。

G「未来を明るくするために日薬を監視して意見をぶつけたい」

 → 執行部に入って未来を明るくしたほうが早いような。

H「第八条、第六条、第五条。報酬改定への要望にかかわりたい」

 → 中医協委員を、三浦委員とかわってもらうのが最短ルート。

I「日薬新定款の作成に関与。新執行部が薬剤師に期待される業務施策を講じた役割を果たしていけるか見極めたい」

 → (「このブログは日薬新定款には欠陥が多いというスタンスなので、コメントは差し控えます」というコメントで察してください)

J「第四条。薬剤師のプリンシプルと存在感を確立すべく努力したい」

 → プリンシプル=「日々、自分の行動規範となる基本的考え」だとするなら、「薬剤師綱領」&「薬剤師倫理規定」がありますが、なにか他を探しているのか、薬剤師倫理規定を背骨として徹底したいのか、どっちなんでしょうか。

K「個人の思いを伝える場ではなくブロックの意見を伝える場として、代議員会議事に参加したい」

 → ブロック内「日薬」会員の意見集約システムづくりが必須。これまでのような地域薬から都道府県薬経由で日薬への意見をまとめる仕組みは、個々の組織が独立した別組織であることを前提とした「公益」時代には通用しないわけで。

L「第一条。意見集約して、伝えたい」

 → 代議員のイロハのイ。

M「第七条、第八条、第四条。現場で働く薬剤師の代弁者として働きたい」

 → 代議員のイロハのイ。「現場で働く薬剤師」が「勤務者」も含むものであるかどうかが重要。どっちなんでしょう。

N「薬剤師の職能を見直さなければならない時期。日薬は公益法人化、日薬会館建設等の変革の時期」

 → (「このブログは日薬会館(以下略)」というコメントで察してください)

  ☆

おもいっきり主観的な感想ですが、そのあたりはあくまでも「参考にすらしない」というスタンスで読んでいただければと思います。

とりあえず、このあたりで。

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