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FAPA参加報告が素晴らしい!!!

YPG! YPG! YPG!

ヤング ファーマシスツ グループ!

若・手・薬・剤・師・集・団!

台湾! 台湾! 台湾!

Pharmacy & the Society!

といったキーワードで、FAPAことアジア薬剤師会連合(Federation of Asian Pharmaceutical Ass0ciations)の、第23回学術大会の報告(参加レポート)が、日薬雑誌3月号に載りました。

今回は、その参加レポートをテキトーに読んで、テキトーにまとめて、遊びます。

なお、台湾旅行の参加レポートということで、誰か一人くらいはホテルの内装とか屋台グルメとか国際委員会の委員の人間味あふれる面白い話とかについてのマニアックなレポートを書かないものかと期待したのですが、そちら方面のネタは一人が触れただけで、凝ったものはありませんでした。残念。自分だったら、そういう話ばかり描くんだけれどなぁ。みんな真面目すぎる(褒め言葉)。

  ☆

『FAPA台湾大会を通じて-セルフメディケーション-』

1.リーさんの講演。

 「副作用の懸念があるから薬の服用を見送るんだ! 特に中国でな!」

 「処方薬が一番安全だと考える! 台湾では!」

 「もっと相談にのれ! 専門家のイメージを植え付けろ!」

 講演を聞いて、考えたこと。

 「精度の高い高度な知識を患者に還元するんだ!」

 「公衆衛生的な役割を広めよ!」

2.ポスターセッション。

 「新処方監査システムの導入!」

 「台湾でも利尿薬再評価!」

3.今後

 「国際交流を大事にし、世界を通じて薬剤師という存在を高めていく!」

  ☆

『第23回アジア薬剤師会連合学術大会報告』

1.日本には全国規模のYPGみたいなものが存在しない。

 「他国の若手薬剤師は、薬剤師としての自分の意見・各国医療における問題点を明確に発言していた! きっと、いつもの業務で『思考』し、『発表している』からだ!」

2.Pablic Health、公衆衛生だっ!

 「禁煙推進! でも取り組み方がだいぶ違う! 日本最先端!?」

 「自身の健康に責任をもたないセルフメディケーションは誤ってる!」

 「台湾は個人カードで医療関係者が併用薬管理できる!」

3.Field Trip! 国立台湾病院は2649床! 薬剤師242名が勤務!

 「一日処方箋枚数、外来19038枚、入院14878枚!!!」

 「全自動化学療法剤調整機器! 医療従事者の安全確保!」

4.今後

 「今後もこのような学会で知識を吸収し、様々な視点での討論にも参加したい」

  ☆

『FAPA台湾大会報告』

1.Cognitive Service!

 「薬剤師の役割や現状を知ろうぜ!」

 「調剤中に薬物相互作用などのチェックを行うかい? 答はNOだ!」

 「薬剤師がひとりの場所ではチェック不可能! (注1)」

 「医師に疑義照会をするか?! 答はNO!」

 で、結局、Cognitive Serviceって何?!(注2)

2.Field Trip! 約2650床! 薬剤師は、常勤だけで170人!

 「抗癌剤の自動調剤器は、最大稼働でも一日約50件だ! 遅い!」

 「TPNの薬剤師は、調剤前に、生化学データと検査値を毎回確認!」

 「生化学データは、院外処方せんにも印字!!! すごいぞ台湾!」

 「脅威! 薬袋に処方箋を印字!!! ってどういうこと?」

 「全国民が持っているICカードは、お薬手帳機能付き!」

 「ICカードのデータは患者本人や家族の閲覧不可」

  ☆

『FAPA学術大会に参加して』

1.学会は、学術を愛するお祭りだ!

 「ブレイクタイムが学会の最重要場面だ!」

 「美味しい食べ物やコーヒーが、議論を活性化する!」

 「集合知! 情報を共有して膨らませるのが学会だ!」

2.自分たちの意見を世界に発信する!

 「人と人との交流を欠かさない! つなげる!」

3.今後

 「次のFAPAにも参加したい!」

  ☆

『FAPA台湾大会報告』

1.フィリピン事情

 「ただ調剤をこなすだけではなく、地域住民の健康増進を担う役割のほうが多分に大きいということに、国家間の差を感じた!」

 「日本はダメじゃん! これからがんばれっ」

2.QoL向上だっ

 「薬剤師は連携しろっ」

3.英語だっ! 英語が足りないのだっ!

 「もどかしいっ! 相手の意図していることは理解できるのにっ!」

  ☆

『FAPA学術大会参加報告』

1.東邦大・城西国際大・台湾の大学(どこ?)の合同発表概略!

 「平成21年5月、台湾・日本の薬学生2000人に対するアンケートを実施」

 「母国の薬学教育に対する満足度」

 「薬剤師に対するイメージ」

 「薬学部に在籍している理由」

2.次世代を育てる活動がすごい

3.英語力より笑顔だ!

 「英語力は大事だが、多くの外国の方が日本語で会話できる!」

4.今後

 「様々な国・文化圏・人種・世代を問わず多くの人と交流し、活力の糧にしたい!」

  ☆

『第23回FAPA学術大会に参加して』

1.開催中は雨だった!

2.夜市で台湾名物蛙料理と臭豆腐を体験!!!

3.YPGミーティング!

 「日本・台湾・韓国・シンガポール・モンゴル・インド・マレーシア・タイ・ネパール・ウルグアイ・パラグアイ・・・多国籍チームだ!」

 「Cognitive care!」

 ・・・って何?

4.ガラディナー!!!!

 「日本チームの出し物は『しあわせなら手を叩こう』『花』だ!」

  ☆

『世界の同志とともに』

1.長期処方期間中のアクシデントに立ち向かえ

 「日常生活が、薬剤師の戦場だ!」

2.Cognitive Services in オーストラリア

 「HMR Home Medicines Review」

 「RMMR Residential Medication Management Review」

 「QUM Quality Use of Medicines」

 ・・・って、それ、具体的には何?!

3.夜間救急薬局 in 韓国

 「青薬局は午前二時まで。赤薬局は明け方六時まで営業」

 …日本で言うと♪ドン○ホーテ♪的な?

 「薬剤師が常駐しているのかは謎」

4.医療資源の使用抑制 in 台湾

 「年200以上の受診、三か月に50回以上の受診はイエローカードだ」

 「対策は薬物治療マネジメントと病状管理だ! ってナニソレ」

5.しーむれす けあ in 米国

 「真三国無双6並みのシームレスさでケアをつなげ!」

6.今後

 「あまねく住民の健康生活に潤いをもたらす社会資源の一つとしてありたい」

  ☆

『FAPA台湾大会を終えて』

1.ABC-VENmatrix

 「Aは合計予算の70%まで。4~7.2%」

 「Bは合計予算の20%まで。11.6~15.3%」

 「Cは合計予算の10%まで。77.5~84.3%」

 「V:Vital Drug」

 「E:Essential Drug(処方薬)」

 「N:Non Essential Drug」

 「グループANのアイテム数、費用が上昇し続け」

 「価格が高いうえに必要でない薬へ予算が移行中」

  ☆

『FAPA学術大会参加報告』

1.他国の薬学?システム

 「台湾は院内処方が基本

 「台湾の薬局はOTC完備。調剤のみの薬局はない

2.病院見学

 「約2600床、約170人の薬剤師

3.比較と解決策

 「国際的組織による情報とシステムの共有」

4.今後

 「台湾の教科書は英語だ」

 「また次回会うことができたら素晴らしい!」

  ☆

『FAPA学術大会に参加して』

1.禁煙活動ディスカッション

 「政府の禁煙活動が及ばないなら、薬剤師が教育するのだ!」

 「いつか、世界禁煙デーに、世界中で、薬剤師主導のイベントを!」

2.YPG,YPG!

3.今後

 「ここで出会ったつながりを大切にし、より多くの人に世界に興味を持ってもらう」

 「まずは近くにいる友人や後輩に経験を伝える」

  ☆

『大会に参加して特に関心のあったプログラム』

1.口頭発表:Pharmaceutical Education and Students Section

 「チーム医療! 学生が参加すれば、学ぶ意味がわかる?!」

 「子供たちに薬学生があれこれ教えるプログラムで僻地を知る!」

 「ビデオチャットの会話で違いを知る!」

2.今後

 「僻地・地域医療について薬学生が学べる機会を作る!」

 「多くの医療従事者、医療従事者を目指す学生と交流!」

  ☆

『FAPA台湾大会参加報告』

1.薬剤師免許更新

 「インドネシア・マレーシア・フィリピンでは履修単位を必要とする免許更新あり」

2.今後

 「より幅広い視野で薬学と向き合うきっかけを作っていければ」

  ☆

『第23回アジア薬剤師会連合学術大会報告』

1.大学に守られ与えられたものだけでは、薬剤師としての意識は高まらない

2.国外の人と話すためには、まず日本の薬学のことを知らなければならない

  ☆

『FAPA学術大会報告』

1.Young とは 卒後5年以内だ!

2.台湾では学生のうちからPCEだ!

 「PCEって、Patience Consulting Eventだって」

 「IPSF(International Pharmacy Student Federation)にも参加だ!」

 「SEP(Student Exchange Program)だってやっちゃうぞ」

3.Cognitive Service

 「薬剤師の人数が足りておらず、細かいチェックはできない」

 「医薬分業が進んでおらず、院外処方せんが出ない」

 「医師に調剤権がある」

 「薬剤師以外も薬を売っている」

 「地方と都市部の格差が大きい」

 …って、ここまでのは全部『日本』の事例かとオモッタヨ

 「国民の薬剤師に対する認知度について話し合った」

4.Patients Counseling

 「全ての薬剤師が診察を行う必要があるが、国ごとに異なった制度があり、実際にはいくつかの国で薬剤師による診察は行われていない」

 「診察を行うための薬剤師の訓練が不足しており、大学のカリキュラムの問題やジェンダーの障壁もある」

 …って、これも『日本』っぽいんデスガ

 「問題解決策:『国内外の薬剤師の連携を行い、薬剤師の倫理観や職能を高め、また薬剤師と国民の教育が必要である』」

5.Public Health

 「禁煙だゼーット!」

6.今後

 「日本の薬剤師はFAPAやFIPのような国際的な場に積極的に参加して視野を広げ問題意識を共有し、活発に活動していくことが必要」

  ☆

『FAPA台湾大会に参加して』

1.大学の授業は「欧米」

 「授業では欧米事情のみ。アジア事情はナッシング!」

 「在宅医療をすすめる国が日本だけじゃなかったなんて!」

  ☆

『FAPA台湾大会に関するレポート』

1.フィリピンの地元交流付き教育プログラム

 「ともに仕事をこなし、コミュニケーションをとっていく」

 「大学側が、【環境】を提供する」

2.大学二年の国際交流

 「薬学について何を知っているかではなく、知ろうとする意思が大切なのだ!」

  ☆

『FAPA学術大会報告』

1.佐世保の実務実習での疑問

 「他の国の薬剤師は、外国人に、どのように説明しているのだろうか」

 「台湾はシンプル。『英語で説明する。以上。』」

 「スイスからの参加者と盛り上がったーっ」

 …あれ? 語学の問題のみナノカナ? 解決?

2.しーむれす けあ

 「日本でシームレスケアって一部地域でしか見たことないんですけど」

 「全世界で実現していないからな!HAHAHAHAHA!」

3.台北の薬局には日本で見慣れた薬がたくさん。

4.スイスは相互作用があるぜと宣言すれば報酬がつくシステム。

 「相互作用が臨床上の問題になりそうなら回避するところまで行う日本と違うーっ」

  ☆

『FAPA学術大会報告』

1.口頭発表で質問した!

 「医療現場における薬剤師の多様性や重要性を学ぶ!」

2.YPG!

 「日本国内にもYPGを設立だーっ」

3.台湾薬局見学ーっ

 「台湾も国民皆保険制度!」

 「外観や内装は日本の薬局との共通点が多い」

 「薬剤交付は常に箱出し!」

 「散剤混合・一包化は、薬局では行わない」

 「過去6回分の歴が記録されたICカード」

 「カード内容:処方薬、処方薬の注意事項、病名、交付病院名など」

4.台湾国立大学医学部付属病院!

 「2000床以上、一日に19000枚以上の処方箋!」

 「薬剤在庫管理はバーコード」

 「薬剤保管場所もコンピューター管理でデッドスペース減少」

 「入院用調剤室、外来用調剤室」

 「抗がん剤ミキシングは機械!」

  ☆

『FAPA学術大会報告』

1.ディスカッション

 「アジア各国の若手薬剤師や学生は非常に英会話能力が優れていて、特に日本の学生との差を感じた」

 「日本ではまだYPGのようなグループはなく、活動もされていないのが非常に残念」

 「アジアの大半の国で服薬指導を行っており、これからも行っていくべき」

 「服薬指導時の隔離スペースがある国は半分くらい」

2.国立台湾大学病院

 「約2500床、薬剤師200人以上!」

 「薬剤師業務は日本の薬剤師業務とほとんどかわりない

 「抗がん剤の調整は機械、薬剤師が輸液に入れる。投与量誤注入が0に!」

3.Yenchen薬局

 「現在の薬局のような雰囲気とは違い、幼かった頃の薬局に似ている」

 「箱出しした薬の余剰分や針は、薬局内外にある返却ボックスに返すシステム」

  ☆

てなわけで。

以上、ひととおり、まとめてみました。

学生のレポートを採点する教育関係の方々の苦労を、ほんの少しだけ体感した気になってます。

複数のレポートを総合して、はじめて全体像が浮かび上がってくる(それでも、まだ足りない)という、パズル仕様。

総合すると、
【台湾は、「過剰なくらいの集約化」と「ほぼ院内調剤」。一般的な薬局はOTC販売を中心とした「日本の昔ながらの薬局」のスタイルになっている。薬剤師には「診察」の概念が存在している。「欧米型の医薬分業」は、あまり行われていない。ICカードによる個人への処方・検査履歴の確認制度があるが、OTCなども含めたいわゆる「薬歴」の有無は不明】
といったところでしょうか。

日本医薬品卸業連合会の過去の記事を参考にすれば、
【台湾の保険診療の80%は病院。薬局経由で処方される医療用医薬品は全体の3%】
といった少し前の歴史も、報告書に書き込めそうです。

2003年ごろと比較して、現在がどのように変化したのかなぁ…という視点。

同じ病院を見学して、システムや数値が異なっている」のが面白かったです。

「たったひとりの手によるレポート」だけを鵜呑みにする怖さを、あらためて確認~♪

  ☆

ちなみに。

日薬雑誌でも、2010年12月号に開催の記事がありました。165ページ参照。

一部抜粋すると、

「大会3日目の『患者と医薬品安全:シームレスなケア』のシンポジウムでは大石了三薬剤部長により抗がん剤治療を受ける患者のための院内及び外来業務における服薬指導シート等の取り組みに関する講演が、また『薬局と社会:介護』のシンポジウムでは安部日薬常務理事より超高齢化社会における薬剤師の在宅訪問業務と題した講演が行われた。2日目および3日目の口頭発表、ポスター発表においても日本から多数の発表があった」

ということです。

日薬のノブさんも、「日薬アワー」において、レポートを述べています。

  ☆

薬学の時間
2010年12月21日放送分
日薬アワー「FAPA第23回台湾大会報告」
日本薬剤師会副会長
山本信夫

 標記の会議が平成22年11月5目~8日の間、台湾・台北市のTICC(台北国際会議場)で開催された。児玉会長、生出副会長はじめ日薬役員及び、今回初めての試みとして日薬が実施した、薬学生や若い薬剤師への補助金制度に申請のあった方々とともに、標記の会合に参加したのでその概要を速報する。今大会は参加国が40ヵ国、参加人数は1,887名と公表され、日本からも約130名が参加した。 FAPA の長い歴史の中でも、最大級の参加人数で、 「FAPAにとって歴史的な会議」と位置づけられるものとなった。開催国である台湾の組織委員会が、政府と薬剤師会と後援団体の力を、経済的かつ組織的に使い、アジア諸国はもとより、中国本土への国威発揚の意味もあったものと思うが、それらを差し引いても中国人特有の気遣いを、すべてのイベントで感じる会議であったと思う。

 4日間の会期で開かれたFAPA23回大会は、5日の開会式に先立ち、午前8時からはBureau Meeting が行われ、幾つかの懸案事項が協議された。最大の課題である『定款の改定』については、本年3月から幾度か理事会で議論がされているものの、加盟各国の利害に直結する問題でもあることから、大枠の方針を総会に提示した上で、期限を決めて意見を集約し、改めて理事会提案として提示することとされた。

 続いて11:00~12:30に、各国薬剤師会会長、各セクション・チェアマン及び執行部が参加する非公開のDirectorate Meeting が行われ、今回で任期が切れる会長、次期会長、副会長の選挙が行われた。会長には定款の規定により、2006年横浜大会で選ばれた、次期会長予定者John C.P.Chang(マレーシア)が選任されることとなるので、手順は次期会長候補を選挙し、その後5名の副会長が選挙された。現行の定款では、選挙で5名の副会長を選び、それ以外にScientific Section Chairman とFAPA-CPのChairmanは自動的に副会長に指名される仕組みとなっている。次期会長選挙ではMr.Joseph Wang(台湾)、Dr.Songsak(タイ)及び山本信夫の3名が会場から推薦され、選挙の結果、Joseph Wang が選任された。また副会長選挙では6名(インドネシア、フィリピン、タイ、シンガポール、オーストラリア、日本)の推薦が各国薬剤師会からあり、投票の結果、インドネシア、シンガポール、フィリピン、タイ、日本から推薦された5名が2014年までの副会長として選任された(日本からは山本が再任)。また、2012年の開催地はインドネシアのバリ島に決まっているが、未定であった2014年のFAPA大会開催地について、決定のためのプレゼンテーションが行われた。フィリピンとマレーシアが開催に立候補し、選挙が行われた結果、マレーシアに多くの支持が集まったが、確定までには今しばらくの時間がかかるかもしれない。

 同日の午後から開催された開会式典では、台湾衛生署の署長(日本でいえば厚生大臣)等の薬事行政関連の政府関係者が多数出席し、大変盛会に行われた、基調講演には米国から社会薬学系と疫学調査に関連する2名の薬学者を招き、新たな薬剤師業務を考える上で必要な、社会薬学的視点に立った講演が行われた。開会式には日本語の同時通訳も行われ、参加者には有難い心配りであった。5日夕刻からTICCでのWelcome Reception は、参加者とりわけ台湾からの参加者で立錐の余地もないほどの大盛況のうちに進められた。挨拶には台湾厚生省の次官で薬剤師の蕭美玲氏が挨拶を行った。同日、20:30からは本会主催の 「日本の薬学生・若い薬剤師の会長と語る会が、会場のTICC近くのホテルで開催され、会長はじめ日薬役員、国際委員会委員に加えて、薬学生を中心に40名以上の若手薬剤師と薬学生が集い、会長との懇親を深めると同時に、学生間・若手の薬剤師との間で、さらには国際経験の豊富な日薬国際委員会委員との交流や知識・経験の共有が出来た会となった。

 6日からは各セクションでのシンポジウム並びにポスターセッションが始まった。従来になく多くのポスターと口頭発表があったことに加えて、シンポジウムでは基調講演や著名な方々をスピーカーに招くなど、今後のアジアの薬剤師にとって大きな関心事である、高齢社会における薬剤師の果たす役割について、様々な立場からの議論が行われていた。

 7日には、本会関係者3名が開局薬剤師部会で発表を行った。まず、本会常務理事の安部好弘先生は招待講演者として、「我が国の高齢者介護の現状について、アジア各国ばかりでなく欧米諸国の数字を挙げ、薬剤師の今後の課題や将来の役割」について講演された。他の国とは幾分異なる制度を待つ我が国ではあるが、聴衆からは好評を博した。一方、国際委員会委員の七海陽子先生は、7日午後に「薬歴の活用、とりわけ認知症患者に焦点を当てて、患者の服薬状況に及ぼす影響」について、図を用いて分かり易く解説されていた。3人目の医療保険委員会(介護保険担当)委員・川添哲嗣先生は、在宅患者への適切な指導の必要性を、ADLに焦点を当てて報告されていた。お二人の報告も、特に在宅医療に興味を待つアジアの薬剤師には好評であったと思う。また、病院薬剤師部会では今大会で最大の報告数があり、アジア地域での病院薬剤師の活躍の目覚ましさを現していたように思う。

 7日にすべてのセクションが終了した後、次期のチェアマン選挙が行われた。日本からは開局と病院の二つのセクションのチェアマンを維持することができた開局:生出泉太郎本会副会長、病院:武田泰生鹿児島大学医学部・歯学部附属病院副薬剤部長)。

 最終日の8日午前中には公開の総会が開催され、4日間のシンポジウム等の各セクションの活動報告が行われた。

 同日の夜は、GALAディナーが、シェラトンホテルで開催され、台北市長らの参加を得て盛大に行われた。今期で退任する3名の副会長と、新しい執行部の紹介が行われた後、恒例のごとく各国の参加者が舞台に上がり、それぞれにパフォーマンスが行われた。我が国も100名までには届かなかったが、会長を先頭に2曲を大合唱し国威発揚に励んだ。

 今回の大会を評して、歴史的と言った参加者がいたが、4日間の会議を通じて、確かに参加国、参加者ともに異例の数であったが、何よりも中国本土からも薬学会関係者とはいえ多数の参加者があり、懇親会にも参加する現状を見ると、今後のFAPAのあり様と同時に、日本としての関わり方も重要に思える会議であった。

  ☆

なんか、こっそり、ノブさんがFAPA次期会長に立候補(推薦)していた模様。

落選したら副会長選挙に出馬して再選っていう流れ。

このあたりの政治的な話は、開会式前の話だからか、学生さんのレポートには一切出てきません。学生さんたちに教えなかったのでしょうか。

ノブさんの報告によれば、「7日の開局薬剤師部会」で、日本を代表するガチ硬派な薬剤師さんたちがそれぞれの得意分野からの発表をしています。ぜひ聞きたいところなのですが、今回の薬学生さんたちのレポートによれば、「三日目(7日)は、朝から、日本薬剤師会のプロモートによる、薬局と病院の見学」だったようです。日本からの発表を、日本の薬学生が、日薬のプロモートに沿ったせいで聞けない…というのは、なんだかサミシイデス。そのぶん、初日の「会長と語る会」で、叡智のエキスを吸い取り済みかと思いますが、レポートには「会長と語る会」について具体的に表現されていないので、残念です。

打ち上げの懇親会で「しあわせなら手を叩こう」と「花」を合唱するときに、『今、我々は、国威発揚に励んでいる!』と考えていたのはノブさんだけだと信じたいです。歌のうまい安部常務理事が参加しているなら、合唱は、かなり好評だったんじゃないかと勝手に想像。

If you're happy and you know it
Clap your hands (clap clap)
If you're happy and you know it
Clap your hands (clap clap)

…英語版、早口すぎてついていけないデス。

で。

『何よりも中国本土からも薬学会関係者とはいえ多数の参加者があり、懇親会にも参加する現状を見ると、今後のFAPAのあり様と同時に、日本としての関わり方も重要に思える会議であった。』

というノブさんのまとめ方が、気になります。

いや、次期会長になろうとする方が、あやふやな物言いで中国本土を名指しして「なにかいいたげ」な雰囲気を醸し出しているのは、なんか嫌だなぁ、と思っただけですが。

  ☆

【結論】

レポートを読むと、「今後」の抱負として、こういった海外の学会に参加したいという超前向きで海外志向の学生さんがとても多いので、

その心にともった火を二つ重ねて炎にするために、

日薬の国際委員会は、彼らを外部委員に任命してほしい!

今後40年を担う、エージェントに、育てて欲しい!

JYPGつくっちゃえ!

日本の薬剤師の良さが、世界の模範になるように!

日本の薬剤師から、FIP会長が出るように!

いや、そのくらいの気概でやったほうが面白いし!

  ☆

  ☆

注1:日本の薬剤師が、薬局にひとりしかいない率が高いけれど、相互作用のチェックをやっているとしたら、外国との違いは何?

注2:以前の記事も参照のこと。

  ☆

If you're happy and you know it
Then you really ought to show it
If you're happy and you know it
Clap your hands. (clap clap)

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