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夏の日薬代議員会その3『基準薬局は廃止しろ!』

今回は、佐谷さんの置き土産、『基準薬局』についてです。

先に結論を言っておくと、

佐谷さんが総会に出てきて、

「いつまでもやってちゃだめだよ。もう今年でやめたら?」

と言った瞬間に結論が出る話なんですが…。

例によって、質疑はテキトーに要約しているので、実際のところは日薬雑誌を読んでみてくださいませ。

  ☆

一般質問、三重県の渡邉代議員の質問。

渡邉代議員
『基準薬局の現状分析と、今後どのような形にどのくらいの数の基準薬局数を確保したいのか』

生出副会長
『回転式看板が製造中止になったのが痛手。静岡県での毒劇物事件を受けて「毒劇物を取り扱うこと」と認定基準に入れたが、取り扱わないのに基準薬局認定のためだけに毒劇物販売業の登録をするなと都道府県が指導している。→→ので、減っている。だが、全薬局に基準薬局になってほしいと念じている』

  ☆

全薬局になるまで確保したいって…それ…回答じゃないやん…。

「○年度には、これこれこういう方策によって、3万局確保をめざす」とか、そういう話ですよね。欲しい回答は。

  ☆

渡邉代議員
『自主基準は組織内自己評価なので信頼性が低い。基準薬局制度は、制度疲労。解消し、「薬局機能情報提供制度」の独自情報提供部分の活用で、情報公開したほうがよい』

生出副会長
『「薬局機能情報提供制度」の項目に「基準薬局である」と表記する形はどうか』

渡邉代議員
『ダメ』

生出副会長
『九月の薬局薬剤師部会で議論を進める』

  ☆

九月を過ぎても議論は進まなかった模様。

まあ、「ある薬局ができることをみんなに知ってもらう」という制度としては、明らかに、都道府県が主催する制度に乗ったほうがいいので、ただ廃止するよりは、統合という形式を取ったほうが、過去の労力を尊重した終わり方だと思うわけですが…

なんで、やめられないんですかね?

  ☆

関連質問。

玉浦代議員
『佐谷さんが常務理事だったときに制定しようと言ったはず。今は、当時の理念の全項目を達成していないと仕事にならない。制度を担保するもの(回転看板)が無い以上、廃止でいい』

生出副会長
『最初は「乱廉売をしない」、「処方せんを受け付ける」ときて、「OTCの十分な供給」と変わった。OTCが解決しない限り、役割は終わらない』

玉浦代議員
『OTCは、基準(自己評価)でなくてもできる。基準薬局は廃止でいい』

児玉会長
『基準薬局を廃止する判断基準は「社会のニーズ」だ。社会のそのときそのときのニーズに対応できる薬局に全部なっていれば、これは廃止してもいい。今のニーズにあった形にするのはいい。
廃止というからには、どんなニーズにも応えられる体制になったと言って廃止したい

玉浦代議員
『社会のニーズで推進すると言うなら、社会のニーズに応えるために回転看板つくれよ』

  ☆

児玉会長のアタマの中は宇宙です。

宇宙人がトップだと、めちゃくちゃ面倒です。

どんなニーズにも応えられる体制」なんて、存在しません。

存在しない体制になったら廃止する?

「なにがあっても廃止しない」ってことですよね。

  ☆

関連質問。

鳥海良寛代議員
『基準薬局は、自浄作用を示している。社会へのPRが足りない。都道府県薬でPRすれば、OTCの問題も解決じゃ。反対反対言うでない。賛成して、基準薬局の名は残し、新たな方向を見出すのじゃ』

児玉会長
『基準薬局は、処方せんの受け皿で止まっている。中身に課題がある。
次のニーズに合わせて変えよう。ネーミングも含め、考える時期に来ているという意識は持っている』

 (拍手)

  ☆

よくわかりませんが、代議員さんたち、基準薬局大好き派と、もういいだろう派がいらっしゃるようで。

で、児玉会長が、なにやらわけわかんないことを言い始めたら、拍手

拍手した人、大丈夫ですか?

児玉会長のいつものトークですよ。

「考える時期に来ているという意識は持っている」って、

「特に何も考えてないけど、そろそろ考えなくちゃだめかなぁ?」ということですよ。

もっと言えば、その先に「よほどせっつかれなければ、考えないけど」という意識もくっついてます。

今、しっかり考えている人間は、こんな曖昧なことを言いません。

※なお、今回の議事録には(拍手)が頻繁に入るのですが、話の流れから考えると不自然な(拍手)が多い気がします。「よろしくお願いする」と言うと、だいたい(拍手)。陳情じゃないんだから、そこで拍手って、おかしいんですけれどね。それとも、代議員は、自らが最高議決機関の一員であるにもかかわらず、地方からの陳情団の一員のつもりなんですかね?

結局、「基準薬局」廃止は、無理。

児玉体制である限りは、佐谷さんが「やめようよ」と言わない限り、続きそうです。

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