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2010年12月

ぱくり:倫理擬人化キャラによる、今年の業界10大ニュース

水野むつき(第六条)「こんばんは。今年の10大ニュースのお時間です」

白峰とうあ(第十条)「今年もいろいろな事件がありました」

むつき「では、さっそく、発表しましょう」

  ☆

10大ニュース

1.『薬剤師国家試験出題基準に薬剤師倫理規定は記載されず』

2.『日本薬剤師研修センターが偽PharmD養成を電撃宣言』

3.『春発表予定のクリニカルラダー、発表されず』

4.『チーム医療推進会議がチーム医療を崩壊させそう』

5.『2010年調剤報酬改定、急転直下、無駄な明細書義務化』

6.『六年制薬学生実務自習、評価方法未定のまま敢行』

7.『タバコ値上。「国民の健康を守る」日薬はコメントせず』

8.『偏差値的に極端な大学たちが「薬剤師国家試験を簡単にしろ」というパブコメを提出』

9.『内服薬処方せん記載方法変更の指針は総すかん』

10. 『磯部っち、PMDAに異動』

選外

『がっちりアカデミーで露呈した日薬の広報力』

『田辺三菱製薬と大洋薬品が磯部っちを嘘つきにした』

『いまさら配合剤の投与日数変更の議論。去年やっとけ』

『藤井ユッキー、参院選当選しても相変わらず』

『事業仕分けの噂でウルシバタさんが嘘つきに』

『厚生労働省「覆面調査」報告書に反論しない日薬』

  ☆

むつき「以上が、今年の10大ニュースです」

とうあ「それでは、上位から解説してみますね」

1.『薬剤師国家試験出題基準に薬剤師倫理規定は記載されず』

むつき「薬剤師倫理規定擬人化のブログらしく、上位は倫理系の話題ですね」

とうあ「国家試験問題の出題基準に載るということは、必ず授業で教わるということですから、薬剤師倫理規定を授業で教わらなくてもよい、という解釈が可能になりますわ。国家試験に出題されないことを真剣に学ぶ学生さんは、それほどいないようですし…」

むつき「ある意味、薬剤師は、倫理的な質を試すことなく認定されるわけですね」

とうあ「次回の改定で日本薬剤師会がどのような見解をみせるのか、注目です。もっとも、次回改定まで、日本薬剤師会が存続しているかどうかのほうが心配ですが…」

2.『日本薬剤師研修センターが偽PharmD養成を電撃宣言』

むつき「これは大きいニュースが飛び込んできました」

とうあ「大学の先生たちにうかがうと、口をそろえて『クレイジーきわまりない』とおっしゃるのですが、正式に抗議した形跡はありません。みなさん大人なので、『ほんとに始めやがったら戦争ですよ』という覚悟を表に出さないようにつとめているのですわ」

むつき「http://degreemill.exblog.jp/12497947/などでディプロマミル論議が行われていくかもしれませんが、最大の問題点は、日本薬剤師研修センターの理事者に日薬会長がいることです」

とうあ「四年制卒業者が六年制卒業者と比較して同等であることを証明することが狙い…という思考そのものが、愚者の思考。日本薬剤師研修センターの幹部の皆様が「我々幹部は、六年制卒業生に及ばない、非常に低い程度の薬剤師ぞろいです」…と、ご自分で宣言していることに、お気づきでしょうか」

3.『春発表予定のクリニカルラダー、発表されず』

むつき「残念なニュースですね」

とうあ「この件は、夏の代議員会で、まったく触れられなかったようです。自らの立ち位置を自らの基準で明確化する試みなのですから、まずは発表し、その内容に対して日薬の役員がどれほど合致しているのかも含めたデモンストレーションを行うことで、自ら襟を正す姿勢を会員に示せるのですが…。」

4.『チーム医療推進会議がチーム医療を崩壊させそう』

むつき「チーム医療という言葉の定義から始めたほうがいいのではないか、という状況ですね。しかも、みなさん、お金のことは全く考えていないようです」

とうあ「派閥というチームを前提にする高度医療提供病院側が、明らかに勘違いしています。『ジャンプ漫画』と『もしドラ』を読んで、本当のチームというものについて一から勉強してもらいたいと、切に願います」

5.『2010年調剤報酬改定、急転直下、無駄な明細書義務化』

むつき「個人の希望を全人類に押し付けることが正当化される、悪い前例ですね」

とうあ「たとえば、『全ての焼き肉屋で、無料で10円の飴を配ることを義務化すべき』とか、『全てのカラオケボックスで、原価費用一切を明細にして渡すことを義務化すべき』といった個人の意見を通すようなものですわね。人前で裸になれと強要するような、品位のなさを感じます」

6.『六年制薬学生実務自習、評価方法未定のまま敢行』

むつき「とりあえずやってみたら問題が無かったのでメデタシ、という、非常にレベルの低いことを言う偉い方がいるようです。当初の『六年制が必要である理由』に立ち返っていただかないと」

とうあ「それは、一部の偉い方の教育者レベルが低いということでしょうか。残念です」

7.『タバコ値上。「国民の健康を守る」日薬はコメントせず』

むつき「薬剤師会は、過去、一億円以上を使って、タバコに関しての一面広告を出したわけですが…」

とうあ「薬剤師会は、会員とは相談も約束もせずに、勝手に国民と約束をすることが多いですね。執行部だけでも約束通りに行動していただけるのならまだしも、執行部が約束を守らない場合が大半となると、会員の失望はどれほどかと…」

8.『偏差値的に極端な大学たちが「薬剤師国家試験を簡単にしろ」というパブコメを提出』

むつき「東大や京大が試験問題を簡単にしたらどうなるのか、というネタに近いですね」

とうあ「通常は『入学定員に達したら、残りは不合格』ですが、薬剤師国家試験の場合は合格定員が存在しませんね。合格点数を上げるにしても、大きく変える場合は事前にアナウンスがないと、不公平だという声が必ず上がりますし…」

むつき「アナウンスしても不公平だと言われる昨今です」

9.『内服薬処方せん記載方法変更の指針は総すかん』

むつき「間違いが少なくなることを証明できる圧倒的な力をもった理論がないままに、今と異なる処方せん記載方法にすることが良いという思い込みに支配された議論が続きました」

とうあ「すでに記載方法については確定していて、その記載方法を守らない医師が問題であることも明らかであるのに、医師の責任を問わない線で議論された結果が、あの指針です。いまだに推進しようとしている方々は、視野が狭いか、某標準化団体に魂を売ったのか、あるいは…(以下略)」

10. 『磯部っち、PMDAに異動』

むつき「こっそり、出世街道をひたはしる暴れん坊です。PMDA職員に、評判を聞いてみたいところですね」

とうあ「面倒なので、日薬の専務理事にだけはならないで欲しいですね」

  ☆

むつき「以上、今年の10大ニュースでした。来年は倫理的に素敵な一年でありますように」

とうあ「ごきげんよう」

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夏の日薬代議員会その7『OTC調査に【極めて不愉快】』

日薬代議員会議事録読破の遊び。第七回。

今回は『厚労省の一般用医薬品販売制度定着状況調査』について。

  ☆

中島代議員
『覆面調査は信頼関係を損なう。信頼関係を損なわないやり方を提言しろ』

石井専務理事
『本調査の方法については、
極めて不愉快であり、抵抗感がある旨、重要事項経過報告で申し上げた。しかし、行政調査は、日薬と相談してやるものではない。日薬は以前より規制緩和に反対し、行動計画を実践してきて、対応が十分にできているという前提である。調査対象薬局の選び方が偏っている等、調査方法に不適当な点があれば当局に述べたい』

  ☆

「極めて不愉快」とは、なかなか思い切った表現なのか、とりあえず二カ月後には議員秘書に転職するからと観測気球的に言ってみただけなのか、よくわかりませんが…

いや、そんなに不愉快なら、薬事企画官に説教されたときに、もっと反論しておけばいいのにね。代議員の前では、なんか強気。内弁慶ってやつでしょうか。

「本調査の方法が極めて不愉快」という言葉も、なにを指すのか、よくわからないままです。覆面調査自体が悪い、なんてことはないと思いますが…。覆面調査自体がダメっていう意見の方も、代議員にちらほらいそうですし…うーん…。

  ☆

「対応が十分にできているという前提」が日薬側にあるのだから、そこを調査して、お役所に「うちらの会員は大丈夫だったもん!」と証明すればいいんです。でも、そのためには、覆面調査対象薬局がどこだったのかという情報を、厚労省からもらわないとダメです。検証のしようがありません。

検証のための情報をくれないで、反論できないようにしておいて、冤罪かもしれないのに「お前らやってなかったろ? あーん?」と説教する、厚労省。確かに、信頼関係を損ないます。説教するなら情報と時間をくれ。同情するならカネをくれ。

「日本全土の中学校からピックアップして500校に覆面調査を行った結果、校則を全部守ってない(ようにみえる)学校が多かった! だから、私立高校生徒は全員正座して反省文を書け!」と、文科省がやったら、どうなるのかなー、という…。(想像すると、「男組」とか「男大空」のような世界が生まれるイメージしか湧かない…マイナーどころだと番長系漫画あれこれ…)

で、これはいかん、信頼関係を損なわないやり方を提言しなさい、という前向きな意見が、せっかく代議員から出たわけですが…、

「調査方法に不適当な点があれば当局に述べたい」とのこと。

そこなのかなー。

これ、中島代議員の質問には、答えてないですよね。

「覆面調査をしたら、調査結果発表後に、調査内容を関係機関に公表して、検証する」というのが、信頼感を損ねないカタチのひとつですが…厚労省、来年も、同じ形式で、やる気満々ですからねぇ…。(ルールを「定着させたい」のか、「定着してないと文句を言いたい」のか、どっちなんでしょう。<厚労省)

  ☆

中島代議員
『現場では調査員が医薬品購入時に説明は不要とする旨を示唆する等、
「おとり調査」的なケースもあったと聞く。次に、今回の指摘原因は、会員側にあるのか、都道府県薬にあるのかを問う』

藤原常務理事
『今回の調査では、一般用医薬品を一定量取り扱っている店舗が主な対象とされ、調剤が主体の薬局の多くは除外されたと聞いている。会員の薬局以外も様々な店舗が調査されたはずだが、詳細は全く知らされていない(ので、原因を会員や県薬に求められない)。とりあえず、ちゃんとやろうぜ』

児玉会長
『私の薬局は父の代から一般用医薬品を長く取り扱っているが、そのようなモノの視点で捉えれば、
薬局業務が「一般用医薬品の販売」から「調剤」へ移行しすぎたことも、今回の結果の一要因と考える。薬局は、「一般用医薬品の販売」と「調剤」の両方に取り組むべきであることを再認識する必要がある。
 また、日薬と厚労省の信頼関係は大切と考えるが、同様に、消費者・生活者との信頼関係も極めて大切である。生活者から厳しく見られていることが判明したことは重要であり、我々はきちんと対応していることを示さなければならない。そして、
その際には「医薬品の対面販売」に反対している勢力の存在を認識する必要がある』

  ☆

今回の調査は、「調剤」関係の薬局の多くは除外された、と藤原常務理事が言ってます。

従って、児玉会長がいうような、「薬局業務が調剤へ移行しすぎた」ことが今回の結果の一要因である、という分析は、ものすごく的外れだと思いますが、日薬の会長がそういう認識なので、ふりまわされる周りが大変。

バランスの問題として考えるなら、まず「薬局」と「薬店」があるわけで、薬店が一般用医薬品の販売に力を注げば、薬局にのみ認められた「調剤」に力を入れるところが増えるのは当然の展開。国内全体としては、それでバランスがとれているわけですよ。

「薬局」しか見えてないから、躓くんです。

「薬剤師」を見ないと。

「オール薬剤師の組織」を目指すのなら、そういう視点が大事なんじゃないのかな~。

  ☆

それから~、「医薬品の対面販売に反対している勢力」って、なんですかね~。

「医薬品の対面販売はけしからんから、やめさせろ」っていうのが、「反対」ですよねー。

誰も、そんなこと言ってないし~。

「医薬品の対面販売をしないで医薬品を売りたいという勢力」は、まあ、ケンコーコムさんとか、楽天さんとか、わかりやすい感じでいますけどね。彼らだって、「対面販売はやめろ」なんて、言わないわけで。

児玉会長は、どんな謎の勢力とケンカしてるんでしょうか?(中二病的妄想モード)

コドモたちが、

「将来は日薬の会長みたいな素敵な大人になるんだ!」と憧れるような存在でいてほしいんですけれどねー…。

(会長が謎の勢力とバトルするマンガが日薬雑誌に連載されないかと、ワクワクしている筆者です)

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夏の日薬代議員会その6『昭和46年の覚書』

日薬の代議員会議事録を眺める遊び、六回目。

今回は『日薬と、日病薬の関係』について。

  ☆

千葉代議員
『日病薬50年史によれば、日病薬が法人化する際、日病薬の高木会長と日薬の石舘会長が覚書を交わしており、そこには
「社団法人日本病院薬剤師会の会員は、原則として、社団法人日本薬剤師会の会員となる」とされているが、日薬はどう考えるか』

児玉会長
『昭和46年の覚書には三つの事項が書かれている。1番目が御指摘の点。2番目が「社団法人日本薬剤師会は、社団法人日本病院薬剤師会の活動に全面的に協力する」、そして3番目が
「社団法人日本病院薬剤師会は、社団法人日本薬剤師会を、日本における唯一の薬剤師職能の代表団体であることを確認する」である。41年前とはいえ、組織と組織の間の覚書であるから、これは今でも有効なものと考える。
 組織にはそれぞれの考えがあり、
このような覚書があったとしても、すぐにその内容を実現することは容易ではない。しかし、私は全国を回っていて、病院薬剤師会の若い方にその機運があることを実感している。中央だけでなく都道府県も連携していただくことが必要だ。具体的対策として公益法人改革が挙げられ、病院薬剤師も薬剤師会に入会しやすい環境を整備することが大切である』

千葉代議員
『その考え方が、病院薬剤師会や会員に伝わっているのか』

児玉会長
私が日本病院薬剤師会へ勝手に出向いて、勝手に話をすることはできないので大変難しい問題ではあるが、参議院選挙を通じて、かなり病院薬剤師会の集会で話をした。今後も機会を設けて話す』

  ☆

こんなやりとりです。

40年もたっているのに実現できないことを「容易ではない」で済ませていいのかな、とか、中央がやってもいないのに「都道府県も連携しろ」と言うのはダメじゃん、とか、児玉会長が日病薬に出向いて話をしたら解決するようなことなの、とか、回答の80%以上は要ツッコミですが…。

大事なことは、「社団法人日本病院薬剤師会は、社団法人日本薬剤師会を、日本における唯一の薬剤師職能の代表団体であることを確認する」の一文。

「日薬は、日本における唯一の薬剤師職能の代表団体である」ということを、どれだけの組織が認めているのでしょう。

国内唯一の薬剤師職能の代表団体であるからこそ、「薬剤師倫理規定」を制定できるのです。ここはテスト(薬剤師国家試験)にはでませんが、重要なのでメモしておきましょう。

国内の様々な関連団体と、「日薬が、日本における唯一の薬剤師職能の代表団体である」という団体間の覚書をとりまくっておかないと、日薬、ふんぞり返っていられなくなるんですけれどね…。

児玉会長は、ここでも「公益法人改革」をもちだし、公益法人改革が日病薬の会員を取り込む具体策だなんて言ってますが、公益法人改革の新定款案内に具体的な話はなさそうなので、また次回代議員会あたりでツッコミをいれられそうです。

資料が無い「計画」を打ち上げて、「計画」があるから大丈夫!問題ない!と言うのは…

なんか、「公益法人改革」や「薬剤師の将来ビジョン」が、エヴァンゲリオンあたりの「人類補完計画」にしか見えなくなってきましたよ…。

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夏の日薬代議員会その5『公益法人改革とは、倫理の導入だ!』

日薬代議員会の議事録を読むシリーズ、五回目。

今回は、『公益法人改革』特集。

今回の代議員会のキモです。

キモと書きましたが、「悪い意味で」キモです。

準備不足で説明不足、なので、ツッコミがはいりまくった、ということです。

で、準備していないので、ツッコミに対して、まともな回答ができないという。(このツッコミ、事前に質問文として執行部に送られているのですが…)

公益法人改革って何? という方は、内閣府ホームページへ。

日薬の公益法人制度改革への対応の顛末(の、一部)は、日薬雑誌12月号の11ページ、79ページ、103ページを参照してくださいませ。

  ☆

石井専務理事が代議員会の冒頭で、「公益社団を目指す」「三層構造堅持」「薬学生会員創設」「職域部会への会員全員加入」「都道府県薬の定款に日薬との連携を入れる要請」といったことをサラリと流した状態で、さて、どんな質問が飛んだかというと…

質問順に読んでみます。

  ☆

三國代議員
『日薬としてどうしたいのか、早急に提示せよ』

曽布川常務理事
『8月19日に説明した。その後、内閣府から、三層構造でも問題ない旨の感触を得た。秋に実務担当者会議を行う』

三國代議員
『日薬がブロック会議をするようだが』

児玉会長
『定款の「正会員」の分類を、ABCDとか、会費も含めて、変える』

三國代議員
『ブロック会議の
質問回答をあわせた「Q&A」を作成し、周知せよ』

  ☆

「Q&A」は…どこかにあるのかなぁ…。

正会員分類については、日薬雑誌12月号12ページ参照。

「管理者」であるだけで、何故か年間18000円。管理者以外は、年間7000円を予定しているようです。しかも県薬会員でなければ入れないと「明記した」定款なので、まあ、管理者にとっては、日本で一番入りにくい薬剤師の会というわけですね。

  ☆

島田代議員
『8月19日の会議は参加した。日薬は三層構造維持らしいが、会員減少対策、六年制卒業生入会促進策をどうするのか』

曽布川常務理事
『日薬事業の公益性の高さにプライドを持て。新定款案の目的に「
国民の健康な生活の確保・向上に寄与すること」と明記した。薬剤師が入会することが素晴らしいことと思えるような会を目指していきたい』

島田代議員
『異論はない(それってどんな会なのか示せよ)。何か「結束の力」を示さないと会費徴収しにくいが』

児玉会長
『会員のメリットの軸は変化してくる。日本薬剤師連盟では、「薬剤師の政治に対する関心が薄くなってきていることから」会費が集めにくくなっている。
私が全国を回り、連盟が行っていることを説明したら、大体納得してもらえた。薬剤師会も説明が大切』

  ☆

日薬連盟の会費って、児玉会長が全国を回ったら、劇的に集まるようになったんでしたっけ? そういう話、聞いたことが無いのですが…。

また、曽布川常務理事が「国民の健康な生活の確保・向上に寄与する」と新定款案の目的に明記したって胸を張ってますが、それ、薬剤師倫理規定の前文ですが…。

前文
 薬剤師は、国民の信託により、日本国憲法および法令に基づき、医療の担い手の一員として、人権の中でもっとも基本的な個人の生命・健康の保持促進に寄与する責務を担っている
 この責務の根底には生命への畏敬に発する倫理が存在するが、さらに、調剤をはじめ、医薬品の創製から供給、適正な使用に至るまで、確固たる薬(やく)の倫理が求められる。
 薬剤師が人々の信頼に応え、医療の向上及び公共の福祉の増進に貢献し、薬剤師職能を全うするために、ここに薬剤師倫理規定を制定する。

・・・つまり、日薬所属の薬剤師であるならば、全員が、当たり前に守っている「倫理」ですよ。

それをわざわざ定款に明記したというのですから、「薬剤師倫理規定って、ご存知ですか?」という質問をしたくなるところ。

  ☆

浅井代議員
『三層構造維持なら、日薬が真っ先に具体的な指示を県薬や支部に出せ』

曽布川常務理事
『まだ三年ある。じっくりと考えて定款を作ってくれ』

浅井代議員
『要は、
日薬のいうことを聞いて、もう少し待ってほしいと発信しろということか

曽布川代議員
『待っていただきたいと思う』

浅井代議員
『先にそれを言えよ』

曽布川常務理事
『11月までに実務担当者会議をやる。そこまでは待っていただきたい』

児玉会長
『ただ待ってくださいではなく、今の状況と、とってほしい行動についての説明を作成するなどを、担当役員と協議する』

  ☆

日薬が、二年近く、「待っていてください」と言わなかったために、すでに申請をした支部がたくさんあります。

「待っていてください」と支部に言うよう、日薬が県薬に伝えなかったためです。

県薬は独自の判断で切り盛りしてきたわけですが、早い時期から動いていたところほど、これまでの調整を全て台無しにされた形です。

【恋人に「待っていてください」と言わなかったがために、恋人が他の男の嫁になっていた】パターンです。

友人が気を利かせて「待っていてほしいんでしょ? 私から彼女に伝えてあげるよ」と言っても、「まだ考え中なんだ! それどころじゃないんだ! 余計なことするなよ!」とばかりに、秘密のベールの向こうで、謎の特訓(たぶん、「卵をみて雄か雌か見分ける方法」を編み出そうとしている)。

11月まで待った人たち、あまりの進展のなさに肩を落としたりしてないでしょうね?

  ☆

加藤代議員
極めて不明瞭で具体性に欠ける回答ばかりだ。11月まで待てない。日薬と連携する必要性、大義名分もない

曽布川常務理事
『この場で時間をかけて説明したいが「時間が無いので」抽象的な答弁になる。具体的なことは個別に…』

加藤代議員
『資料提示を一切していないのに、説明?』

曽布川常務理事
『今後は資料の提供に努めたい』

  ☆

個別に話したら、50倍の時間がかかるわけですが…。

「日薬と連携する必要性を認めない」と言われたも同然なのに、反論しないのも、どうなんですかね。

  ☆

荻野代議員
『日薬をオール薬剤師の組織にするとなると、「薬剤師の将来ビジョン」がバイブルになるはずだ。会長演説で「薬剤師の将来ビジョンは平成24年3月までに完成させる」と言ったが、遅すぎないか』

児玉会長
『ビジョンの中に「組織を変える」ことが入る。ビジョンが全部できなければ組織改革もできないということはない』

荻野代議員
『職域部会を作ると言っていたが、今の職種部会との違いはなんだ。新定款の主な骨格を11月の全国担当者会議で示せ』

児玉会長
『責任者である私が約束をする。組織改革だから遅れる。中核の「三層構造」そのものを認めてもらうのに1年以上かかった。会費の徴収方法を理解してもらうのに半年かかった。
正会員は薬剤師とし、低い会費を設定して入会しやすくして、あとは職域部会ごとに部会費という形にするのが理想ではないかと思い、そのことを何度も掛け合ったが、結局認められなかった。組織論の根幹にかかわる部分がなかなか了承をもらえなかったこともあり、大変遅れている。「会費構成」「三層構造」「職域部会」「役員構成」は、11月に示す。示せなければ首にしていただいて結構

  ☆

児玉会長の回答における拡大部分が、理想です。

だから、そうすればいいじゃん。

三層構造なんて、理想実現の前には、どーでもいいコトじゃん。

なのに、三層構造にこだわる、こだわる。

「理想通りになるように何度も掛け合ったが認められなかったので三層構造を基本にした」のではなく、

「三層構造を基本にして、理想通りになるように何度も掛け合ったが認められなかった」ということだと感じましたけど…これじゃ、認められるわけないですよー。

「何度も掛け合ったが認められなかった」という経緯、公表されていない部分に、問題がありそうです。

経緯説明なしに「何度も掛け合ったが」と言われても、納得する人はいないのでは?

要するに、これまで指摘され続けてきたように、情報公開の不足。

でも、児玉会長は、こういうとき、やたらと強気です。

「首にしてもらって結構」なのだそうです。

代議員会で「首にしてもらって結構」って、無茶苦茶ですよね。だって、会長を首にするためには、どうしたらいいのか、定款に書いてないのですから。首にできないとわかっていて「首にしていただいて結構」って言うのは、なかなか、すごいですね。どすの利いた声で言われちゃったら恫喝って感じですが、愛嬌のあるムーミンに言われると、「まあ、とりあえず落ち着け」って感じ。

「示せなければ辞任します」

とは、絶対に言わないんでしょうねー。

ビジョンがあって、それを達成するために、組織改革を行う。…という流れでしょ? と聞いても、「ビジョンを作りながら組織改革をやるんじゃーっ」と言われちゃうわけで、なかなか民主党チックなやりとりです。

  ☆

松下代議員
『会費どうするんだい』

曽布川常務理事
『事業を検討中。事業によって会費額が決まる。児玉会長が11月までに示すと言ったので、11月までに示す』

松下代議員
日薬の定款が確定しないと都道府県や支部の定款は決められない。公益社団法人を目指す県薬がどれほどあるか把握しているのか』

曽布川常務理事
『11月の連絡会で詳しく説明する』

松下代議員
『県薬にも時間の猶予があるように、さっさと決めろ』

児玉会長
『来年二月の総会で定款の承認を得なければならない。次の総会前に何度も意見を聞き、11月に本格的に議論をする。それでも納得できなければ12月にやる』

  ☆

意見を聞く…ねえ。

日薬は県薬しか見ていないので、県薬の役員が役員以外の人間に対してどのように情報を流して、どう意見を集約しているのかといった部分には無関心。

一般の日薬会員は、意見を聞かれたこともなく、定款案を見たこともなく、定款案に書かれていないことの説明を受けたこともありません。

そのあたりは、代議員会直前までの各都道府県薬の役員さんたちも同様だったようで…。

  ☆

加藤代議員
『岡山県薬は、代議員会と総会の了承を受けて、今週一般社団法人の認可申請をする。どうしても11月まで待てと言うのなら、総会を開いて了承を得ねばならない』

曽布川常務理事
『その話は聞いている。定款案も見ている。
定款案の中に「日薬との連携」「協力機関」といった言葉が無い。とにかく11月まで待ってくれ』

赤澤代議員
日薬が何の情報も出さずにいたから、こっちはこっちでがっちり細かいところまで健闘して決めたことだ。定款上に規定が無くても問題ない。一般社団化後に改めて定款変更決議をしてもいい。この段階で待てと言われても待てない』

曽布川常務理事
『情報提供が遅れたのは申し訳ないが、関係団体との話し合いで決めなければならないので自身で決められる部分は、限られた部分だ。岡山県薬が9月に申請することを、常務理事の立場では待ってくれと言えない』

七海副会長
『別法人に本会の考えを強制することはできない。が、
日薬との連携の項目を入れてくれ

児玉会長
三層構造を維持するのに必要な文言はいれてくれ

赤澤代議員
『定款変更には再度の代議員会と総会が必要になる。8月19日にはじめて「三層構造維持の文言を入れろ」と聞いた。その時点で、岡山県薬の定款案は、全て了承されていたのだ』

三宅代議員
『二年かけて支部会員を説得した結果に対して、8月19日に「勝手なことをしてもらっては困る」と言われたわけだ。とりあえず一般社団をとっておかないと、薬剤師会が解散に追い込まれる』

曽布川常務理事
『岡山県薬の定款案だと、県薬だけ入って日薬に入らなくても済む。公益法人改革関連三法では、他の法人の会員をもって構成するという形は認められない。三層すべてに所属しなければならないようにするために、折衝してきたのに、岡山県薬の定款案では全てに所属しなくてもよくなってしまうのではないか?』

三宅代議員
『逆に質問されても困る。県薬だけの入会は、
県薬の理事会で入会を決めるので、はねざるを得ないということになるかと思う』

曽布川常務理事
『定款案のどこにそのことが書かれているのか』

児玉会長
『今後の善後策については担当同士で協議願いたい』

  ☆

岡山県薬が、日薬に対して情報提供や照会をしていないのなら、お互いさまともいえますが、どうも話の流れからは、岡山県薬が業を煮やして準備した空気を感じます。

理事会で「はねる」となると、入会退会要件以外の理由で入会を認めないわけですから、公益法人なんて夢のまた夢。

ポイントは、「支部・県薬・日薬の全てに所属しなければならない」という考え方。

この考え方って、日薬の執行部は「あたりまえ」だとしているようですが、一般の薬剤師からみれば、無茶苦茶もいいとこ。

たとえばレンタルビデオ店でワンピースの116話「友に変身! ボンクレ-連発バレエ拳法」を借りようとしたら、「一話だけでは借りられません。4thシーズンのアラバスタ激闘編の三巻ですね」と言われるのみならず、「4thシーズン全巻借りてください」とか、「全てのシーズンの全巻を借りてください」とか言われ…、ああ、もう、面倒だから借りなくていいよ、DMMで観るからっ! という…(かなり違う)

当然、ある程度マトモな代議員は、ツッコミをいれてくるわけですよ。

  ☆

小野村代議員
『今の話、支部だけ、県薬だけはありえないというが、それは、
おかしい。望ましい、のはわかる。【でなければならない】とは、いえない。特別会員、名誉会員等、県薬にだけ入ってもらうことはある』

曽布川常務理事
『正会員の話だ。名誉会員、特別会員の話は別だ』

小野村代議員
『名誉会員だけの話ではない』

児玉会長
『なかなか悩ましい質問である。日薬としては基本的な考えを申し上げている。
三層構造を守れというのは皆さんのお気持ちと思う。皆さん方は、三層構造を崩すことは望んでいないはずである。それで、担当役員は三層構造を維持するためにどうしたらいいかということを非常に苦労して、定款等の規定を考えているわけである』

小野村代議員
『基本方針はそれとして、特例は認めると解釈する』

  ☆

児玉会長をはじめとした執行部が「三層構造」にこだわるのは、「皆さんのお気持ち」に沿っているからだという話なんでしょうか。

「三層構造」という言葉には、二つの解釈が存在しているわけですが…

A.日薬、県薬、支部のように三つの範囲で役割の異なる別組織が連携する

B.支部の組織構成員は、強制的に県薬の構成員となり、日薬の構成員にもなる

という、ABですね。

「皆さん」の考える「三層構造」って、だと思うんですが。

ところが、日薬執行部は、だと思っているようなんですよね。

「皆さん」が「三層構造(A)は維持してね」と執行部に言うと、

執行部は、「わかりました! 三層構造(B)は維持します!」と言うわけです。

で、「法律の専門家を顧問として雇って、三層構造(B)を推進しました」と。

えーと、あれですよ、

国民から「おいしいパンが食べたい」と言われて、どうするのか。

 国民の考える「おいしいパン」:クリームパンなどの菓子パン

 政治家の考える「おいしいパン」:世界一やわらかいパン

「ええ、さんざん苦労をしましたよ。だから褒めてくださいっ。全ては国民のためにしたことですっ! 国民が『パンが食べたい』と言うから、私は、戦争によって日本を征服し、ヤマザキのダブルソフトを手に入れたのですよっ!」

…みたいな?(違う)

  ☆

高橋代議員
『今の話は
職能の自律という問題だと思う。団体に対する強制加入か、参入離脱の自由を認めるかという問題である。薬剤師会が薬剤師自らを律していく団体であるとするならば、参入離脱の自由は認めるべきだと思う。薬剤師会は強制設立の会ではない。あくまで自分の意思で、自分たちを律するために会に入る。国家とか法律ではなくて、自分たちの倫理をもって自分たちを律していくということが、専門職能の団体のあるべき姿だと考える。これが三層構造にするべきではないと考える理由である』

児玉会長
参入離脱の自由は当たり前である。組織論として三層構造を守るべきなのか、それは不要なのかという議論をするのであれば、答を出してほしい。私ども執行部は、強制とかそんな意味ではなくて、三層構造は維持しようというのが皆さんの声であると思って、その動きをしている。もし代議員のみなさんが「三層構造はもういらない」ということであれば、それに沿って対応する

高橋代議員
『8月19日に示された「新しい公益」。これが具体的に何なのかが示されていない。私は、これは倫理だと考える。
定款案の目的には「薬剤師の倫理の高揚及び学術の振興を図り」と書いてあるが、目的達成のための事業の中に倫理に関する事業は一つも挙げられていない。倫理担当役員、倫理委員会もない。総会は「薬局」の質問ばかりだが、あらゆる職域の薬剤師の団体となれば、何を共有するのかが大事なはずだ

曽布川常務理事
『新しい公益っていうのは、民間の活力を利用して公益目的事業を推進すること。公益目的事業や寄付行為をもっともっと気軽にできるようにすることだ。そのなかに、それぞれの職能団体の倫理がある。ぜんぶひとくくりにして倫理で新しい公益を創りだすということは考えていない』

小野議長
『公益法人改革に関する質疑を45分ぐらいしているので、そろそろ別の質問に移りたい』

  ☆

薬剤師倫理規定擬人化のブログなので、ここはプッシュ。

自律。

薬剤師倫理規定第二条です。

第2条(良心と自律)
 薬剤師は、常に自らを律し、良心と愛情をもって職能の発揮に努める。

この条文を掲げているのは、日本薬剤師会ただ一つ。

日薬会員であるならば、当然の「倫理」なわけですよ。

で、児玉会長は「参入離脱の自由は当然」なんて言ってますが、だったら「県薬だけ入って日薬は入りません。だって私、日薬の薬剤師倫理規定に反しているから」という人がいてもいいはず。なのに、県薬に入るなら日薬にも入れろと、言い続けているわけです。ものすごく矛盾しています。

そのうえ、「組織論として三層構造を守るべきなのか」という、立ち位置チェンジ。

先ほどの「三層構造」の解釈で、Aが組織論、Bが参入離脱の自由の否定。Aは守りたいけれど、Bはいらない。でも、児玉会長はBを守れと言い続けてきたはず。

「答を出してほしい」と言われても、その前段で「三層構造にするべきではない」と高橋代議員は結論まで言っているわけで、それが答。なにを聞いていたのかと…。

で、そこまでいうなら、代議員会の席上ですので、全代議員に確認をとればいいわけですよね、「みなさん、ほんとのところ、どうしたいの?」と。答を出してもらえばいいんですよ。でも、しない。答は出さない。それが児玉クオリティ。必殺の芸です。

曽布川常務理事も、「何を共有するのか議論されていない。私は倫理だと思うが、執行部はどうよ?」と問われて、「え、ええと、新しい公益の正しい定義は…」といった答弁でオシマイ。その先が大事な部分なんですが…。「で、何を共有するわけ?」という疑問にはノータッチ。

この議論はとても大事なのですが、小野議長は議事進行を優先して打ち切り。この程度の議論しかできないのに、次の総会で執行部の新定款案が認められたらびっくりです。

  ☆

「公益法人にしたいから、新定款の中に、公益事業をつくろう」みたいな考え方が多いんですよね。「公益法人がおこなう新しい公益の中に、倫理がある」といった話は、まず公益法人ありきな印象。公益法人がやっている事業だから公益性がある、という理屈は、通らなくなって久しいと思いますが…。「倫理を基にした公益事業をしているから、公益法人になる」じゃ、なさそうなんですよね。

そこで、高橋代議員の質問、新しい公益って話。公益法人への組織改革なんだから、倫理を基軸にしようよ、という。四年制の薬剤師と六年制の薬剤師の決定的な違いは、カリキュラムと国家試験の中に「倫理」が加わったことなんですが、薬剤師会はどうするの?という話にも関連しそうな話題ですが…。

曽布川常務理事
『日薬事業の公益性の高さにプライドを持て。新定款案の目的に「
国民の健康な生活の確保・向上に寄与すること」と明記した。薬剤師が入会することが素晴らしいことと思えるような会を目指していきたい』

…という回答がありましたよね。薬剤師倫理規定前文、つまり「倫理」を目的に掲げています。これ、倫理の実践を目的にして公益事業を行うということ。

それがわかってるのに実践しない。

「薬剤師倫理規定を掲げる団体のトップが、薬剤師倫理規定を実践しないから、会員が増えない」という理屈がアタマをよぎりました。

  ☆

児玉会長は、「オール薬剤師」といいつつ、勤務薬剤師のことは、全く考えていない様子です。

児玉会長の言う「オール」って、舟をこぐ棒のことなんじゃないかとか、「オールレーズン」みたいに、実際は全部レーズンじゃなくてビスケット生地にレーズンが入っているものっていう感覚じゃないかとか、いろいろ妄想してしまいます。

言葉の定義が異なることって、日薬の場合、よくあるので。

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夏の日薬代議員会その4『日薬シンクタンクって調査課?』

夏の日薬代議員会議事録を読む遊び、四回目は、

「日薬シンクタンク」

についてです。

毎度毎度、結論はおんなじですが。

  ☆

愛知県の伊藤代議員の質問。

『平成21年からの日薬サポート薬局制度で集積したデータをどう活用するのか。日薬版シンクタンクを作る予定はあるか』

  ☆

という、問いかけに、

  ☆

石井専務理事
『サポート薬局制度は、日薬学術大会でセルフメディケーション分野の調査発表をした。調剤報酬改定でも使った。今後も何かやる。』

児玉会長
『シンクタンクを運営するだけで日薬の年間経費を上回ってしまうのでダメ。大学との共同研究や、
薬剤師以外の人材登用、事務局体制の見直しによる「調査課」設置などを検討したい』

  ☆

…と、お返事。

久々のシンクタンク提案でしたが、今回も「お金が無い」で、おしまいです。

試算した形跡が無いので、「運営するだけで日薬の年間予算を上回る」という発言が、軽い軽い。

しかも、「シンクタンクをつくるために、会費を上げよう」とはならないようで。

なにかが「欲しい」と明言し続けて、そのための壁が「お金」だとはっきりしていて、お金があれば手に入るのだと本気で考えているのならば、お金を集める算段を考えて、実行するのが、王道だと思いますが…、

要するに、

日薬執行部は、口では「欲しい」と言いつつ、本気でシンクタンクが欲しいとは思っていないのでしょう。

それにしても、

「シンクタンク」が

「調査課」で済んでしまうのって、

なんだか変な気がするんですけれど…

なにもしないよりは、何かしたほうが良いのかもしれないという自爆型思考で…

「調査課」でいいから、さっさと作ってほしいものです。

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夏の日薬代議員会その3『基準薬局は廃止しろ!』

今回は、佐谷さんの置き土産、『基準薬局』についてです。

先に結論を言っておくと、

佐谷さんが総会に出てきて、

「いつまでもやってちゃだめだよ。もう今年でやめたら?」

と言った瞬間に結論が出る話なんですが…。

例によって、質疑はテキトーに要約しているので、実際のところは日薬雑誌を読んでみてくださいませ。

  ☆

一般質問、三重県の渡邉代議員の質問。

渡邉代議員
『基準薬局の現状分析と、今後どのような形にどのくらいの数の基準薬局数を確保したいのか』

生出副会長
『回転式看板が製造中止になったのが痛手。静岡県での毒劇物事件を受けて「毒劇物を取り扱うこと」と認定基準に入れたが、取り扱わないのに基準薬局認定のためだけに毒劇物販売業の登録をするなと都道府県が指導している。→→ので、減っている。だが、全薬局に基準薬局になってほしいと念じている』

  ☆

全薬局になるまで確保したいって…それ…回答じゃないやん…。

「○年度には、これこれこういう方策によって、3万局確保をめざす」とか、そういう話ですよね。欲しい回答は。

  ☆

渡邉代議員
『自主基準は組織内自己評価なので信頼性が低い。基準薬局制度は、制度疲労。解消し、「薬局機能情報提供制度」の独自情報提供部分の活用で、情報公開したほうがよい』

生出副会長
『「薬局機能情報提供制度」の項目に「基準薬局である」と表記する形はどうか』

渡邉代議員
『ダメ』

生出副会長
『九月の薬局薬剤師部会で議論を進める』

  ☆

九月を過ぎても議論は進まなかった模様。

まあ、「ある薬局ができることをみんなに知ってもらう」という制度としては、明らかに、都道府県が主催する制度に乗ったほうがいいので、ただ廃止するよりは、統合という形式を取ったほうが、過去の労力を尊重した終わり方だと思うわけですが…

なんで、やめられないんですかね?

  ☆

関連質問。

玉浦代議員
『佐谷さんが常務理事だったときに制定しようと言ったはず。今は、当時の理念の全項目を達成していないと仕事にならない。制度を担保するもの(回転看板)が無い以上、廃止でいい』

生出副会長
『最初は「乱廉売をしない」、「処方せんを受け付ける」ときて、「OTCの十分な供給」と変わった。OTCが解決しない限り、役割は終わらない』

玉浦代議員
『OTCは、基準(自己評価)でなくてもできる。基準薬局は廃止でいい』

児玉会長
『基準薬局を廃止する判断基準は「社会のニーズ」だ。社会のそのときそのときのニーズに対応できる薬局に全部なっていれば、これは廃止してもいい。今のニーズにあった形にするのはいい。
廃止というからには、どんなニーズにも応えられる体制になったと言って廃止したい

玉浦代議員
『社会のニーズで推進すると言うなら、社会のニーズに応えるために回転看板つくれよ』

  ☆

児玉会長のアタマの中は宇宙です。

宇宙人がトップだと、めちゃくちゃ面倒です。

どんなニーズにも応えられる体制」なんて、存在しません。

存在しない体制になったら廃止する?

「なにがあっても廃止しない」ってことですよね。

  ☆

関連質問。

鳥海良寛代議員
『基準薬局は、自浄作用を示している。社会へのPRが足りない。都道府県薬でPRすれば、OTCの問題も解決じゃ。反対反対言うでない。賛成して、基準薬局の名は残し、新たな方向を見出すのじゃ』

児玉会長
『基準薬局は、処方せんの受け皿で止まっている。中身に課題がある。
次のニーズに合わせて変えよう。ネーミングも含め、考える時期に来ているという意識は持っている』

 (拍手)

  ☆

よくわかりませんが、代議員さんたち、基準薬局大好き派と、もういいだろう派がいらっしゃるようで。

で、児玉会長が、なにやらわけわかんないことを言い始めたら、拍手

拍手した人、大丈夫ですか?

児玉会長のいつものトークですよ。

「考える時期に来ているという意識は持っている」って、

「特に何も考えてないけど、そろそろ考えなくちゃだめかなぁ?」ということですよ。

もっと言えば、その先に「よほどせっつかれなければ、考えないけど」という意識もくっついてます。

今、しっかり考えている人間は、こんな曖昧なことを言いません。

※なお、今回の議事録には(拍手)が頻繁に入るのですが、話の流れから考えると不自然な(拍手)が多い気がします。「よろしくお願いする」と言うと、だいたい(拍手)。陳情じゃないんだから、そこで拍手って、おかしいんですけれどね。それとも、代議員は、自らが最高議決機関の一員であるにもかかわらず、地方からの陳情団の一員のつもりなんですかね?

結局、「基準薬局」廃止は、無理。

児玉体制である限りは、佐谷さんが「やめようよ」と言わない限り、続きそうです。

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夏の日薬代議員会その2「著作権法の問題って何?」

山口県の、吉田代議員の質問。

吉田代議員の質問は変なツボをついているものが多いのですが、今回とりあげるのは

『日薬の組織強化』

についての質問です。

  ☆

吉田代議員
『オール薬剤師の組織を目標にすると言ってるが変化が感じられない』

曽布川常務理事
これまでは公益法人改革の定款に全力を尽くしてきた。今後はオール薬剤師を念頭に置いて各公益目的事業について、それぞれの職域部会が果たす役割について検討する』

  ☆

変化が感じられない(ので、何か具体的な変化を示せ)」と言ったら

「職能部会が何するか、これから考えるよ」と言われた…という、お話。

職能部会はそのまま維持し、果たす役割を変える…ということなのかどうかも、不明。

定款案あるいは細則案に、「職能部会を置く」「職能部会の役割は○○である」と書いてあれば、定款案で「日本薬剤師会が行う」と定めた各公益事業との関係が明確になるわけですが、何も書かなかったということでしょうか。

どうも、変なかんじ。

これまで「オール薬剤師を念頭に置いて」公益法人改革の定款を作ってきたのかどうかが、ポイント。

目標(=オール薬剤師の組織)を念頭に置いて、定款を作る」んですよね、キホン。

定款案を見ても、オール薬剤師を念頭に置いた案には見えなかったのですが…。

児玉会長の言動と、出てきた定款案とが、一致しないんですが…。

それ以前に、児玉会長の言う「オール薬剤師」って、どういう意味なんですかね?

「オールライダー」といいつつG3MILDは無視、みたいな意味?

  ☆

吉田代議員
薬剤師会の基本は支部活動にあることを児玉会長から伺っているが、その支部活動においても開局薬剤師と勤務薬剤師、また個人薬局の薬剤師と大手チェーン薬局の薬剤師の価値観が異なり、薬局薬剤師ですら一丸となっていないように感じる。現実の問題として3点あげられるが、1つ目は、勤務薬剤師の会費を雇用主が支払っているため、自分の意思で入会しているわけではない会員が多いことである。このような会員は雇用主の意向に左右されやすく、支部活動への取り組みが希薄なケースが非常に多いが、このような薬剤師が年々増加していることに対する日薬の見解は如何か』

曽布川常務理事
『御指摘の状況については日薬でも把握している。本来、会費は自分で払い薬剤師会へ入会することが基本と考えられるが、このような問題を解決する方法として弁護士からは著作権法の問題を取り上げる助言も受けており、これらを含めて検討したい』

  ☆

「オール薬剤師の組織」イコール、「薬剤師会の基本は日薬」だと思っていたのですが、「オール薬剤師」と言っている児玉会長の中では「基本は支部活動」なのだそうです。それは日薬が「オール支部」の組織であればいいということ。支部に入らない薬剤師はいらない、という宣言です。

価値観が異なるのは、普通なので、何が問題なのかよくわかりませんが…。

他の業種のいろいろな団体をみれば…。

あ、他の業種って、「プロレス」のことです。

  ☆

会費を誰が払おうがいいんじゃない?

雇い主が払ってなくても、別の薬局を経営する薬剤師の親が本人の代わりに払ってるかもしれないんだし。

でも、「自分の意思で退会できない」のだったら、問題です。

誰かの策略でうっかり変な会に入ったことになっていても、離脱の自由があれば、退会できますよね、いい大人なんだし。でも、退会が許されないとなったら…オソロシイ。

支部活動への取り組みの温度差は、雇用主が支払う支払わないとはあんまり関係ないと思います。自分で支払っている人のほうが「会費に関して文句が多い」だけで、取り組み方はいろいろ。自分で会費を払っていても、雇用主から「薬剤師会の仕事をするくらいなら我が社の仕事をしろ」と指示があれば、そっちを優先するにきまってますし、指示が無くても自社の仕事が優先されるのは普通です。それを「取り組みが希薄」と断じられちゃうと、なかなか困っちゃいますよね。

  ☆

で、日薬は、吉田代議員のいう「状況」を「把握している」とのこと。

「状況」って、吉田代議員が言ったうち、どれでしょうか。候補は三つ。

A.会費を雇用主が支払い、自分の意思で入会していない会員が多い

B.雇用主の意向に左右され、支部活動への取り組みが希薄なケースが非常に多い

C.雇用主が会費を支払い、雇用主の意向に左右されやすく、支部活動への取り組みが希薄な薬剤師が、年々増加している

話の流れでは、Aでしょうか。

Aのパターンを問題視するなら、日本調剤さんが社員全員を退会させたときに「薬剤師から入会退会の自由を奪うとはけしからん!」とか言って、ガンガン議論すればよかったのに、と思いますが…。会社から「日薬なんてやめろ!」と言われて「やったー! やめたかったんですぅー! ばんざーい!」と全肯定するくらい、日薬が好かれていなかったという見方もできます(実際どうだったのかという声は聞いたことないので知りませんが)。

で、「A.会費を雇用主が支払い、自分の意思で入会していない会員が多い」という状況を日薬が(いつからなのか、わかりませんが)把握していたとしたら、「対策、何かありますかねー」、という部分を、知りたいわけですが…。

日薬の回答:『著作権の問題で解決する』

…と、とても曖昧なんですが、念のため、そもそも論を書いておくと、

1.日本薬剤師会の定款に、「定款の目的に賛同する者を会員とする」とは、全く書いてない。

2.日本薬剤師会の定款に、「会員本人が会費を支払わなくてはならない」とは、全く書いてない。

…という前提がありますから、曽布川常務理事や吉田代議員が何を根拠にして「会費は自分で払い薬剤師会へ入会することが基本」なんていう話をしているのか、理解に苦しみます。ってゆーか、わけわかんない。

まあ、会費に関して、曽布川さん本人は、「自分で」って言っているので、自分の薬剤師会関連費用を会社の経費に計上するようなことは一切していないと思いますし、それを受けた吉田代議員も同様だとは思いますが…。(経営者的な錯覚で「俺のものは俺のもの。俺の会社のものは俺のもの(ジャイアン風)」という意味だったら、マヌケですし)

定款にないんだから、新定款担当の曽布川常務理事としては、「現定款上の問題はないので、会費支払いの主体については特に対応はしない。支部活動への取り組みが希薄という点は、各支部の定款における活動参加項目の有無等の問題と考える」という回答で、いいんじゃないかなー。

新・定款案には、ちゃっかり、「本会の目的及び事業に賛同し入会したもの」と書いてあるんですけれどね。

つまり、新定款案が通った場合、現在の会員は、一度退会して、「新定款の目的及び事業に賛同するかどうか」を明示したうえで、入会することになりそうなんですが…。

  ☆

吉田代議員
『二つ目の問題は、雇用主の意向で管理薬剤師は会員となるが、
その他の薬剤師はメリットが感じられないために退会するケースが増えていることである。薬局で会員が一人いれば薬剤師会の情報が得られることから、そのような事例が特にチェーン薬局等で多く見られ、会員数の減少が心配されるが、この点に関しては如何か』

曽布川常務理事
『この点が先ほど回答した
「著作権法の問題」にかかわる部分と考えているが、まだ検討中であるため、これ以上の回答はご容赦いただきたい』

吉田代議員
『三つ目の問題は、チェーン薬局等の
勤務薬剤師は転勤等のために支部に定着しないことであるが、この件も同様の回答になると思うので、質問は省略する』

  ☆

「日薬からの情報」がメリットだった時代は30年前。「日薬雑誌が複数あると、けっこう邪魔になる」という事実に、どう対処するのかってことでしょうか。

転勤で支部に定着しないのは、県をまたぐとふたつの県薬に入らなきゃいけなくなるから。

支部を基本にしていたら、日薬会員が減るのは当たり前

日薬が基本で、オール薬剤師。

あとは、「なにがやりたいのか」で、どこに入るのかを決めればいい話。

日薬に入ってさえいれば、あとは自由選択。・・・って、なんで考えられないのかなー。

店舗とセットでなければならないという縛りが無い薬剤師にとっては、今日大阪で働いて、明日は神奈川で働いて…という働き方もあるわけです。県薬や支部に所属しないという選択肢が、何故ないのかなー?

「どうして、三層構造を維持しないといけないのかなー。」という疑問については、別の回で。

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夏の日薬代議員会議事録その1「薬剤師の仕事量」

日薬雑誌で一番面白いコーナーの季節がやってきました。

日薬代議員会(総会)議事録。

今回は、平成22年8月分です。

議論中心は「公益法人改革」なんですが、

それはそのうち読むとして、

まずは肩慣らしに、

【薬剤師の仕事量と配置基準】という項目を見てみましょう。

いつもどおり、長い質問&回答は、超意訳。

  ☆

加地代議員の質問。

『現実に、一人の薬剤師が一日40枚の調剤をできると考えるかを伺う』

とのこと。

小田常務理事は「できるんじゃね?」と回答。

加地代議員が「私はできないと思う」と即答。

その理由として、

一枚の処方せんに対して、調剤5分・服薬指導5~10分・薬歴書き5~10分だから、一枚(ひとりの患者さん)あたり15~25分かかり、8時間労働だと32枚の処方せんしか受け付けられない(32枚×25分/枚=800分=最大15時間?)からだ

といった話に加えて、

「発注業務などを行えば、一日20枚の受付が限界

とまで述べています。

じゃあ、20枚受付で済むように、薬剤師の人数を倍程度に増やせばいいんじゃないの?と現状追認するか、なんとか法律を変えて人数を一人20枚でOKな方向にするとか、考えるところですが…

加地代議員は、何が言いたいのかというと、

「20枚だと経営難になるので、なんとかしろ」

ということらしいです。(そこかい)

  ☆

・・・・・・えーと・・・・・・・・・

これ、「ブロック質問」なんですよ・・・

ようするに、四国ブロックの代表として、四国の薬剤師さんたちが希求していることをまとめて、執行部に議論を挑むという、そういう、地域代表の質問なんですよ。

そこで、こういう意見? 質問?

加地代議員は、四国の薬剤師さんって、みんな、こうだって言いたいの?(ふつーに長時間労働している方etcもいるので、さすがにそれはないと思いますが…)

平均受け付け枚数なんだから、40枚×365=14600枚までは、一年間で受け付けてもいいってことで、薬局自体は365日営業としても、個々の薬剤師はガッチリ休みをとって年240日働いた場合で、一日60枚ペース。その業務量に対していかに効率化するかを常に考えて考えて、省略できるところやメリハリをつけられるところを工夫して、頑張っている人たちがいる一方で、「一日40枚は無理だと思う」と、言い切るだけでなく「経営難を何とかしろ」ですか。

できないのに無理してやったら、クオリティが下がって、みんなに迷惑がかかりますし、本人の健康も害します。「自分には無理だから、人を雇う」とか、「自分には無理だけど、人を雇いたい。でも地方には雇える薬剤師がいない。だから、営業時間を短縮する」とか、そういうローカルな工夫をすれば、いいと思うんですけれどね。何故、全国区で対策を取れという話になるのやら。(地方に人材を充実させようとか、そういう話でもないですよね、これ。)

ちなみに、加地代議員本人が言うとおりなら、

「処方せん1枚につき、『調剤5分』」ですから、

5(分/枚)×40枚=200分。

3時間20分あれば、40枚の『調剤(by加地代議員)』は可能です。

加地代議員の『調剤』の定義って、なに?

  ☆

んで、ノブさん(副会長)が、

「対人業務等が増えた薬剤師の仕事量を考えれば、計算のベースを変えなくてはならないことはよく理解できる」と、何故か理解を示したうえで、

「しかし、御指摘の問題については、薬剤師の配置基準を変えるのではなく、中医協において調剤報酬の点数を増やす方向で議論を行うようにしたい」

と、中医協委員ではないのに明言しました

  ☆

この発言から数カ月。12月時点までで、三浦委員(ノブさんの発言からすると、ノブさんの代わりに、代理として議論する役割の人)が調剤報酬点数を増加させるための発言を中医協総会でしたことは一度もありませんが…。

ノブさん的に、おそらくは、百年後くらいに、議論を行うようにしたいんでしょう。

思うだけなら、自由ですから。

「調剤報酬点数の増額」であって、「員数配置基準の見直し」はしないと明言していることから…「計算のベースを変えなくてはならないことはよく理解できる」という言葉が、すごく浮いています。

いつものノブさん話法。

「Yes,そのとおり、貴方の言う通り。しかし、貴方の言う通りにはしない。これから何か考えるかもしれない。私以外の誰かが。証明終了」

という、あれです。

  ☆

その後、

加地代議員は、

1.「員数制限が議論のベースにあるなら変えてね」

2.「調剤報酬の財源を新たに考えてね」

という二点を要望し、

ノブさんが、

1.「『一人薬剤師の薬局』の問題があるのを忘れるな」

2.「薬剤師の仕事に理解が得られるような仕組みを作って技術料等の議論を行いたい」

と回答。

  ☆

「一人薬剤師の薬局の問題」が何かという共通理解があるのか、ギモン。

議事録担当の方は「唐突に出てきた用語には注釈を入れる」ことを徹底してもらえると、読みやすいんですが…あ、でも、そもそも読んでいる人間の数がとてつもなく少ない気がしなくもなく…いえ、それでも、いれてくださいーっ。

【一人の薬剤師しかいない薬局では、薬局をあけている限り、処方せん応需義務により、一日何枚の処方せんがきても、正当な理由がない限り、全部受け付けなければなりません。従って、加地代議員の質問は、そのまま答えるなら「できるできないではなく、何枚であろうと、受け付けたならば、調剤しなければならない」となる】といった具合(この解釈であっているのかは不明)に、注釈をプリーズ。

ノブさんの回答によれば、「薬剤師の仕事に理解が得られるような仕組み」を創るまでは、技術料等の議論はしなくてもいい、という怖い展開も考えられそうなんですが、仕組みづくり、してるんでしょうか?

質疑全体をシンプルにすると、

「楽してカネ稼げるようにしろ」

「遠い未来に議論してやるよ」

ということなのかな…?

  ☆

以上、かみ合わない質疑の例でした。

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脳内流行語大賞

脳内で流行した言葉を流行語大賞のように書いておく遊び。

  ☆

『風景』
 チーム医療ナースWGの有賀座長が多用し、委員に広がった言葉。
 「…と考えていくとか実際やっているんじゃないかとかいうような風景じゃないかと思いますが…」といった使い方をする。何もないことを誤魔化すときや、言っていることの論理感が低下したときに挟み込んで、話題を変える際に使用される。
 有賀座長以外は「状況」という言葉の言い換えで使っている模様。

『チーム医療推進』
 一部の人の頭の中では、「医療は看護師が全部やる」ことにお墨付きを与えること。現場看護師はむしろいろいろやらされすぎで他の職種に仕事を渡したいくらいなのに、他の職種の仕事を奪い取って看護師にやらせる方向で検討されつつある。「外国では怪我の治療くらい看護師だけでやります」といった発言にみられる「衛生兵は現場で何やってもいいんだ」的な前のめり思想と、高度医療提供病院の医師の「楽したい」思想が変な噛みあい方をした模様。司令塔のミッドフィルダー(医師)も、リスクを守るゴールキーパー(薬剤師)も、サポートするディフェンダー(リハビリや検査等の幅広いコメディカル全般)もいらない、相手ゴール(現場)に一番近いフォワードだけでサッカーをしたいというガキ発想。さらに「このラインからこっちは俺様の陣地だから入ってくるな」と言いながら、曖昧な境界に勝手にラインを引いてしまおうとするガキ発想。

『PharmD(偽)』
 日薬代議員会でよくでていた論を、ものすごくねじ曲がった形で稚拙に実現しようとした誰かさんたち(日本薬剤師研修センター)によるニセ学位。当然、外国人にストレートに説明すれば、「バカじゃねーの」と言われること請け合い。デンマークのベンテさんに訊いてみようとしたら、周囲のまともな人たちに「日本の恥になるからやめろ」と止められたくらい。

『その意味では』
 ノブさんの必殺技にして最大の弱点。もろ刃の剣というより、持ち手が刃物。前段で話した内容を踏まえると後段の内容理解が素晴らしく進む場合には有効だが、ノブさんの話でそういった効果的な使われ方をしたことはほとんどない。見たことない。話を無駄に複雑化し、主旨を見失わせる効果に使われている場合が大半。そのため議論が進まない

『アンケート結果によると』
 他人が行った「アンケートの結果の分析」を鵜呑みにする人たちが使う、伝達講習会において頻繁に出てくる言葉。一次資料を読んできていないことがよくわかる。特にOTC薬に関する実態調査を日薬役員が解説するにあたって用いられたが、実態調査の一次資料を配布せずに話すため、確認のしようが無く、それを聞いた各県薬の役員がそのまま地域の講習会で伝達したこともあり、大混乱を招いた。

  ☆

良い子のみんなは、こういうダメな言葉を使わないようにしましょう♪

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第11回高齢者医療制度改革会議議事録もインシテミル遊び。

「インシテミル遊び」の続きです。会議内容を下敷きにしていますが、フィクションです

  ☆

場所
 暗鬼館(中央合同庁舎5号館 厚生労働省内省議室(9階))

出演者
 阿部委員、池上委員、岩村委員(座長)、小島委員、
 神田委員、見坊委員、小林委員、近藤委員、
 齊藤委員、白川委員、樋口委員、三上委員、
 宮武委員、横尾委員
 細川厚生労働大臣、岡本厚生労働大臣政務官

  ☆

DAY-11

○岩村座長
「…委員が…消えた…。岩見委員、岡崎委員、鎌田委員、堂本委員、藤原委員が…いないんだっ!

○謎の声(主催者)
「今日は、高齢者の医療が増大をする費用をどう負担してーくかー、御議論をいただきまっす。全国各地で、誰が生き残るかを予想するゲーム(公聴会)も進めーてきたところでございまっす。ゲームは7回やりまして、最後10月5日に東京でやりまっして、そちらのゲームが終わったところでございまっす。4,800人ぐらいの方が参加をされたそうで、そのうち1,800人ぐらいが御意見、つまり最終生存者予想を言わーれたということで、そういう御意見も踏まえて、いろいろこれから、生き残り策について推理をしていただくことになろうかと思いまっす。ちなみに、あと最低でも4日ばかり軟禁させていただきまっす」

○アシスタント説明ロボット
「第一段階では、75歳以上は都道府県単位の財政運営と・・・(中略)・・・であります。各公聴会ゲームでいただいた御意見の概要をすべて整理させていただいておりますので、また御参考にしてい・・・」

○岩村座長
「・・・はっ。今寝てたよ。このロボット、寝室用に一台欲しいな」

○横尾委員
「毎回言ってるけど、事前にスパイの誰かさんから情報が漏れる・・・。で、公費って、「国費、都道府県費、市町村費」のどれ? 今日いなくなった岡崎市長と、同じ市長として意見交換をしたが・・・。医療費は確実に伸びていく・・・。「国保の保険料が高い、払いたくても払えない」という怨嗟の声が・・・聞こえる・・・。公費負担・・・増える・・・」

○池上委員
「被用者保険料が上がるんだぜ! 第一段が後期高齢者医療制度の廃止、第二段が国保の都道府県ごとの統合、再編。だが、実は第三段がある! 被用者保険と国保との統合だ。 問題はまだある。被用者所得として月10万円あって、厚生年金で月30万円の収入があった場合に、保険料の賦課対象は10万円に限られる。これは国民の間の不公平だ!」

○白川委員
「試算結果を分析したよ。新たな財源がないから、負担増と負担減の保険者がどうしても出るよね。でも、若年層の負担が過大過ぎるんだ。やっぱりさ、税と社会保障の一体的な改革の議論とすり合わせをしないで、高齢者医療制度だけ変えるのは、無理だよ。現役&被扶養者約190万人が広域連合から被用者保険に入ると、被用者保険の負担増、約1,000億円だよ。無理無理。それからさー、75歳以上で現役並み所得の人に5割の公費を新たに入れると、所用費用が3,500億円だよね。協会けんぽに助成されてる2,100億円やめて、こっちの財源に充てるわけ?」

○小林委員
「高齢者にも相応の負担をしてもらえよ。協会けんぽの被保険者の標準報酬の実態は、ほぼ一貫して下がり続けてるんだぜ。協会に関して、前提条件が甘いよ。賃金上昇が、実態と乖離してる。ミスリードだよ

○アシスタント説明ロボット
「国保の都道府県単位化について、75歳以上を第一段階で広域化す・・・・・・仮に65歳以上といたしますと、第一段階で65~74歳の方々の保険料が急激に上下動し、また第二段階の広域化の際にも同様に上下動するということで、混乱のおそれがあるの・・・・・・者の前期高齢者の数というものを乗じたものが各保険者の負担額になっているものでありますので、国保に前期高齢者が偏在していることから、この前期高齢者に係る支援金を含めて調整を行わなければ、国保の負担が重くなるわけであります」

○岩村座長
「・・・あ、ごめん、また寝てた」

○阿部委員
「この改革会議は、第二段階における財政調整とか、保険料とか、公費の在り方というものを議論して、それを最終とりまとめに明示すべきだ! 保険料は、応能負担を原則としながら、第二段階では全年齢統一の保険料を設定すべきで、年齢構成の違いによる財政調整は、65歳以上の全年齢を対象とする。公費は75歳以上の医療費の5割を負担する。先送りするな

○小島委員
「75歳以上の医療費の公費負担47%を50%に引き上げる3,500億円の公費には、新たに真水をいれろ。協会けんぽの保険料は現在9.34%だ。今回の見通しは甘い。二つの試算とも10%を超える程度で済む見通しになっている」

○齊藤委員
「高齢者医療への現役保険からの拠出額の数値と、現役世代の保険料収入に占める割合の試算が示されておりませんのでー、次回以降、推計をお願いしますー。現役保険料からの拠出割合が4割から5割に上るような状況が続くようではー、もはや保険とは言えないですー。現役世代の保険料を支払うことへの納得が得られないですー。高齢者にも、負担能力に応じた適切な負担、窓口二割負担を求めるですー」

○樋口委員
「前代未聞の高齢社会の課題責任は、国だ。財源もないのにみんながあちこちで「公費」と言う。昨晩『にっぽん子育て応援団』の大集会をやって、団長(さわやか福祉財団の堀田力さん)と私と、若い世代で勝間和代さんと安藤哲也さん。私はこの問題を世代間対立にしては絶対にいけないと締めくくった。私は、この人生100年を、子育ても高齢者も支えることをすすめようと言って、合意を得た。70歳の2割負担の問題は、法定どおり2割にいきなりするのではなく、暦年ごとにやっていく方法ならまあまあだ。低所得層には1割を堅持する、中間の人には2割になってもらう、現役並みの人は3割負担してもらう」

○アシスタント説明ロボット
「1.阿部委員は、できるだけ早く高齢者と現役世代の保険料水準を一本化させるべきであり、第二段階の具体的な姿を明らかにすべきと。シカシ第一段階の施行を見ないと、他の委員は、最終的にそうした判断ができない。
 2.第二段階の財政調整の仕組みを今日合意することができるか。無理」

○神田委員
「医療費の推計は、半年出てくるのが遅い。2030年あるいは2035年を追加で至急出せよ。保険料をどう統一していくかとか、何一つ議論されていない。本当にこれでいいのかということは、何遍も繰り返した!」

○三上委員
「ここでの議論が前もって一般紙すべてに載って、世論が誘導されるようなことというのは非常に問題だ。1割から2割に上げた場合に保険者すべての負担軽減につながるんだと書いてある。70~74歳は、30代40代の現役世代の4~6倍の医療費がかかっている。だが、受診抑制対策として、1割から2割に上げるということについては、再考しろよ。保険料率をどこまでも上げるというものではないだろ? 一定の上限を加えて、当然公費投入だっ」

○アシスタント説明ロボット
「医療費の推計について、2025年度以降の推移がわからないという…(中略)…長期の推計を出すということは非常に無理…(中略)…はまた改めて御議論いただければと考えております。

○岩村座長
「あー、よく寝た」

○宮武委員
「公費負担は700億円増えるけれども、その内訳で言えば国費はゼロで、都道府県が200億円、市町村が500億円という分担になるんですね。それにプラス70~74歳までの方を2割負担することによって、国費は500億円ほど低減されるわけですから、合わせると何か国だけが焼け太りみたいになってしまって、これで本当に皆さん納得するのかなと、第三者から見ていても、そう思わざるを得ない。民主党は、医療と介護の再生をマニフェストに掲げて政権の座に就かれました。OECD加盟国平均並みに医療費を上げると高らかに宣言されたわけでありますので、私は前の大臣と前の政務官がおられたときに、是非言いたかったんですが、お辞めになったので大変申し訳ないですけれども、引き継いでおられるわけです。公費のあり方については、事務局は制定された条件の中でしか組めないですが、これこそまさに政治主導で、公費というものをどういう形で増やしていくのかということを、是非この会議を通して決意を表明していただきたいと思います。
 私は社会保険である限りは、保険料がやはりメインでありまして、保険料でできる限りカバーしていくというのが当たり前で、日本の被用者保険の保険料は、フランスやドイツに比べればちょうど半分程度です。フランスもドイツも14%~15%の保険料に耐えているんですね。しかし、公費のあり方として考えるときに、まず優先的に何に公費を使うべきだということになると、やはり社会保険の最大の弱点は、支払い能力がない人、乏しい人が制度の外に追いやられてしまう。その保険料や一部負担金の減免に公費を重点的に投入することを考えていただきたいと思います。
 なおかつ国保の場合は、給付の半分は保険料、半分は税金という大枠はなかなか壊すことができない。しかし、低所得者の負担減免は福祉的な分野・措置という考え方で公費を投入する。本体の財源構成とは切り離して、別の財政構成で公費を投入することは可能ではないか

○見坊委員
「アンケート調査を比較しますと、有識者も一般の方も、現役世代も、ほとんど現状維持、1割負担を支持しております。アンケート調査の結果を尊重していただきたい。公費負担を増やすことを是非御検討いただきたい」

○近藤委員
「医療費の窓口自己負担を、1割から2割へ引き上げるなんて! 保険料か税で確保しろよっ。保険料で負担するのが一番現実的だ!
 受益者負担だからいい? あほかっ!
「病気になりたーい」「医療をたくさん受けたーい」「薬をいっぱい飲みたーい」、って人、いるか? 「受益」? 医療は受けなくて済むほうが益だろう!
 WHOのSolid Facts(レポート)の第1章「社会格差」では、「最下層の人たちの死亡率が少なくとも2倍に達する」というのが格差の国際経験だ。日本は、2倍を上回るかもしれない。それがわかっていながら、あえて低所得者が医療を受けられない制度設計にするのか?!
 社会階層間で健康の格差があるという事実をしっかり踏まえて対応を練るのが行政の責務。弱者を社会的に排除し、医療を受けられなくするというのは、社会的排除の1つ。法律によって弱者を社会的排除から守れ。各政府はその責務を果たすべきだっ。法律を変えようというなら、中長期的には、全年齢層で自己負担を下げるべきだっ。
 かわりの財源は保険料で賄うべきだ。財源は公費を増やすべきだと言うと、この場で全員一致するが、公費はただちに手に入る見込みがない。
 窓口負担を2割から1割に抑えるかわりに、月々の平均で440円を負担するのがいいのか? あるいは保険料は440円安いけれども、窓口負担が2割に上がる方がいいのか? そういう選択肢を示して、国民に問えよっ。
 もし保険料で負担するという案を国民が支持しないというなら、医療政策を専門とする者の意見としては、譲れない根拠がある。国民が窓口負担の方がいいというのであれば、それは受入れる。しかしその場合にも、その影響をモニタリングしていただきたい」

○アシスタント説明ロボット
「今回の財政影響は国だけが負担が楽になっていないか、47%の公費を5割に引き上げる話と、総報酬割にする話が、何かトレードオフのようなものでは、と?
 公費の内訳を見ると、国の負担増はなくて、地方の負担増だけというが、そもそも75歳以上の高齢者の医療給付費に対する公費の負担割合は4:1:1だ。2025年度にかけての実額の変化で見ると、国は毎年0.3兆円負担増加。都道府県、市町村はそれぞれ毎年0.1兆円で、制度改正による地方の負担の増加を大きく上回って国の負担が増加するということも、数字上の事実

○横尾委員
「我々は現在の制度を運営している。公聴会での「制度変更で幾ら予算はかかるか」という質問に対して、厚労省からは、「最も経費がかかるのはシステム改修費であり、特に市町村国保のシステム改修費に多大な費用を要する」と回答。まさにそこは非常に大きな問題だろう! 試算しろよ。SEクラスと話したら、かなり複雑だと。今の制度をやめるのに費用がかかり、新たな制度をつくるのに費用がかかる。「国がやめ、国がつくり直す制度であるならば、できれば全部国で負担していただきたい」というのが大方の自治体の声だろっ」

○主催者代理
「熱心な御議論をアリガトウゴザイマシタ。議事録を見させていただいて、今日の議論に私も追い付きたいと思っております。
 政治主導で民主党が始めたということで、税と社会保障のあり方はどうなのかという御議論を最後にいただきました。党の方では、既に税と社会保障のあり方という全体の話がスタートしてきております。また、政府の方においても、そういった全体的な議論はスタートをするわけでありますが、どなたかの委員がおっしゃられましたように、こういった社会保障の中でも、負担と給付のあり方というのが一定程度見えるような仕組みをつくるというのは、現実的には必要だと今でも思っておりますし、そういう意味で、すべて公費という名前で、どこに使うかわからないようなお金で全部集めてというわけにはなかなかいかないということは、御理解をいただきたいと思います。それは皆さんお分かりいただいていると思います。
 その中で、先ほど言われました窓口負担でいくのか、保険料でいくのかという負担のあり方を含め、また近藤先生から出た、大変興味深い資料。低所得な方ほど受診率が高いという話。逆もあるのかと。要するに、医療を必要とする方が多いという話。これは、医療を必要とされている方だからこそ、逆に言うと働けなくて低所得という裏の見方もあるのかもしれません。そういう意味では、こういった資料をどういう角度から見るのかということも含め、せっかくいただいた資料でありますから、また事務方の方でしっかり吟味をしていきたいと思っていますし、今、お話をさせていただきました最終的には税と社会保障全体の政治決着、これは年金も含めてですけれども、していくことにはなりますが、これは官邸の方とも議論をしながら、高齢者医療のあり方については、ここまで各委員の皆様方に先行して議論していただいてきております。他の社会保障制度と切り分けて、できれば速やかな結論を得たいと思っておりますので、このとりまとめは、確かに回数が限られてくるとは思いますけれども、闊達な御議論をいただいて、また、いただいた御議論は、事務方の方で真摯に検討するように、私の方からも話をしたいと思っております。今日の各委員の皆様方の見解、本当にいろんな意味で大所高所からいただいたと考えておりますので、感謝を申し上げたいと思います。アリガトウゴザイマシタ」

○岩村座長
「今日は費用負担のあり方ということで、公費の問題、被用者保険の間での総報酬制を導入するかどうかという問題、あるいは70~74歳の患者負担の問題など、多方面から御議論をいただいたと思います。そういったことも、今日の議論を踏まえて、事務局の方でまた検討を進めていただいて、とりまとめに向けて、更に議論を進めていきたいと考えております。
 座長の不手際で時間が超過してしまって申し訳ございませんが、今日はこの辺で改革会議を終了させていただきたいと思います。
 今後の予定でございますけれども、次回の第12回におきましては、運営主体及び医療費効率化、積み残しとなっている課題について御議論をいただきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います」

  ☆

主催者代理っていうのは政務官なんですが、とにかく話の内容が無いですね。

単純化すると、

『過去の議論も今の議論も全くわかんない。事務方に任せる。あと、官邸に任せる』

と言っただけです。

「みんなにとってわかりやすい制度」を目指しているのだから、政務官がわからないってことは、みんなもわからないってことで、目標に対してダメな方向の議論をしているってことですよね?

システムも「複雑だからお金がかかる」という話? わかりにくくて複雑でお金もかかるって、その段階で、ダメダメじゃん。

今回は、「足りない分の負担を、税金(公費)にするか、保険料にするか、自己負担分にするか」という、三択です。

○使える税金は存在しません(年金だけで精いっぱい)。

○保険料を上げると、そのうち80%は現役世代からの補填なので、現役世代の保険料が上がります。

○自己負担分を二割・三割に上げると不人気政策。しかも、治療費未払いの問題解決を迫られます。

さあ、どれにしましょう?

・・・これが、全然決まらない。

政治主導だっていうのなら、こういうときこそ、どれにするのか決めてほしいですよねー。

議論の前提となっている長妻さんの指示がおかしい」わけですが、指示した本人はいないし、いまさら元へは戻れないようで。

これ、湯水のようにシステム改修費を使って、数年経たずに、破綻しそうですねー。

  ☆

【おまけ】

エヴァ次回予告風、第12回議事録の内容

『増長したシンジ(民主党)は、ディラックの海にとり込まれてしまう。残されたわずかな時間が、彼らに絶望を教える。次回「死に至る病、そして」 この次も、サービス、サービスゥ!』

※ディラックの海:マイナスエネルギーで満たされた空間。

別バージョン
『最後の使徒(報告書用検討)は消えた。だが、シンジ(民主党)は苦悩する。そして、ミサト(鎌田さん)、アスカ(堂本さん)も心を暴露する。人々に救い(財源)を求めながら、これも、終局のひとつの形であることを認めながら。次回「終わる世界(審議会)」。 』

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第5回薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会

提出されたサンプルが全否定された回。

デザイン会社が「社会科の先生も薬害について知らないから、先生の助けになるものにしてみよう」と、やってみたら、「言ってないことやるな」と。

でも、検討会の人たちって、「何も具体的なことを言ってないじゃん」。

という展開から、高橋寛委員が「具体的なことを指示しなきゃダメだ」と正論を言って、

なんとなく検討して、

出てきた答えが

1.表紙も情報を入れる

2.イラストやアイコンなどでポップにする

3.文字数減らす

4.年表の薬害の細かい説明は抜く

といったあたり。

あいかわらず「薬害ってなんだろう」については、なんの答もないのですが・・・。

全否定っぷりが面白いので、興味がある方は厚労省のホームページで読んでみてください。

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ベンテさんの話。

行ってきました、慶応大学薬学部、ベンテ・プロキュウアさんの講演会~。

誰? って言われそうですが、デンマークの薬剤師さんです。

キュートなおばちゃまです。

会場のスーツの壮年男性たちの目をくぎ付けにする、あいた胸元に、知性のメガネ。

背筋ぴーん。

慶応大学薬学部へ行くのは久々。何回か行きましたが、毎回校内で迷う迷う。(探検してるからです)

講演は、英語。通訳してくれた先生に「事前に打ち合わせたことよりいっぱいいろいろヒートアップして話してたので、(良い意味で)大変でした」的な感想を言わせるくらいの、熱弁。最後の締めでは、机をドンと叩くパフォーマンスつきです。ギレン・ザビの演説だったら、「ジーク・ジオン!」と連呼してたところです。

講演後にネット検索しても「特別講演を開催した」しか書いてないので、あれこれ追加してみます。

  ☆

講演内容をおおざっぱにまとめると、

1.デンマークの薬剤師は約560人(国家人口550万人くらい)

2.国家管理によって、完全に管理されている。

3.薬局オーナーになるのも、国家が書類選考。

4.薬の価格も国家が二週間ごとに決定。

5.カウンセリング評価を薬剤師会が行うこともある

6.覆面調査をする場合は、調査後にフィードバックを行う。

7.ITASという喘息疾患吸入補助事業を行った

8.介護施設に介入して、スタッフの能力を向上させた。

…といったあたり。

まとめとして、「薬局の中でも外でもガンバレ」というお話。

  ☆

「戦略的」な調査や事業を行って、それを国家に認めさせて、報酬を獲得する…という流れを、薬剤師会ではなく、薬局シンクタンク的な機関であるファルマコンが行っているのが、デンマークの特徴。

戦略的。なにか言われる前にヤル。先を見てヤル。

会場には偉い人がたくさんいました。上から数えて何番目かくらいの人たちがそろっていましたので、ベンテさんの魂の叫びを胸に、(当日は懇親会で、なんか酔っ払ってたから)翌日から頑張ってほしいなぁ…。

  ☆

講演後の質疑は時間ぎりぎりまで続くものに。

主催の上田薬剤師会でも二日後に講演するとのこと。「上田は、もっとエグイ質問がバンバン飛ぶよ(にやり)」という声も聞いたような記憶があるので、質疑の様子は、そちらの参加者さんに譲ります。(あんまり覚えて無いともいう)

上田はすごいなー…。

  ☆

【おまけ】

ちゃっかり質問したのはいいけれど、早い英語が聞きとれないので、答の内容がいまいちわからなかったのは、秘密だ☆ 今は反省している。

和訳したら、

「やぁ、みんな、電話ありがとう。今日はみんなに悲しいお知らせがあるんだ。実は、コンボイ司令官が戦いで亡くなってしまったんだ。だけど、コンボイ司令官は死に際に謎の言葉を残したんだ。その言葉とは『ロディマス』!みんなもこの言葉の意味を考えてくれ。あ、それから、電話する時は番号に気をつけてくれよな。デストロンに盗聴されるといけないからな。それじゃ。」

・・・みたいな回答だったかもしれないので、ドキドキしていますよ。

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第五回チーム医療のためのナースWG議事録ミニ感想。

いつもどおりのコント

座長とアンケート担当チーム(大勢のチャラい不良をイメージしましょう)が

「もうゴタクはいいから、バンバン業務拡大しよーぜー」

と、議論放棄的な意見を出し、

星委員と川上委員(バツ&テリーをイメージしましょう)が

「てめーらの軟弱な覚悟で、納得なんかできるかーっ」

と、キレる。

その繰り返し(の、ようなもの)。

「日本医師会のアンケートなんか議論できるかーっ」的な発言も飛び出すし、ほんと、小さな集団内のプチ新興宗教と正面から戦うのって面倒なんだなーと、ハイスクール・オブ・ザ・デッドの紫藤教を思い出したりしましたとさ。(このWG内のそれが実際のところどうなのかは知りませんが)

以上。

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政策コンテストの結果だって。

政策コンテストの結果が出ましたよー。(時期を逸した気もしますが)

分析はあちこちでやっているようですから、そちらをどうぞー。

http://seisakucontest.kantei.go.jp/article/wp-content/uploads/2010/12/101201_3rd_hyokakaigi.pdf

厚労省分。数字は「百万円単位」。

2001 新卒者就職実現プロジェクト
     7,260  A(補正措置済)

2002 地域医療確保推進事業
     6,179 C

2003 障害者の地域移行・地域生活支援のための緊急体制整備事業
     12,563 B

2004 24時間地域巡回型訪問サービス・家族介護者支援(レスパイトケア)等推進事業
     12,800 C

2005 認知症高齢者グループホーム等防災補強等支援事業
     8,000 A(補正措置済)

2006 徘徊・見守りSOSネットワーク構築事業
     985 A(補正措置済)

2007 最低賃金引上げに向けた中小企業への支援事業
     6,212 B

2008 貧困・困窮者の「絆」再生事業
     7,600 A(補正措置済)

2009 生活・居住セーフティネット支援事業
     6,000 A(補正措置済)

2010 子宮頸がん予防対策強化事業
     14,960 A(補正措置済)

2011 働く世代への大腸がん検診推進事業
     5,505 B

2012 国民の安心を守る肝炎対策強化推進事業
     3,853 B

2013 不妊に悩む方への特定治療支援事業
     11,943 B

2014 健康長寿社会実現のためのライフ・イノベーションプロジェクト
     23,263 C

2015 平和を祈念するための硫黄島特別対策事業
     1,559 A(補正措置を含む)

  ☆

A判定は、補正措置済のものばかり。

「『政策コンテストの趣旨にあうような』本当にものすごく必要なもの」は無かったのだということを証明しそう・・・。やっぱり、大半、いらなそう。

A判定は、昨年の事業の引き継ぎか、ばらまき政策。選挙対策っぽいです。

ばらまき批判の民主党が、ばらまき放題です。

「既卒者採用拡大奨励金」で100万円、「新卒者育成支援奨励金」で対象者1人につき月額10万円、有期雇用終了後に正規雇用して対象者1人につき50万円ですから、「超ブラック会社を設立して、三年目新卒ひとり(100万円)と、大量の未内定者(ひとり80万円)を採用して、超安月給でこきつかった挙句に、七か月目に辞めさせる」という悪いビジネスモデルを想像してしまいます。

では、それ以外のものを見てみると、

  ☆

2002 地域医療確保推進事業
     6,179 C

2003 障害者の地域移行・地域生活支援のための緊急体制整備事業
     12,563 B

2004 24時間地域巡回型訪問サービス・家族介護者支援(レスパイトケア)等推進事業
     12,800 C

2007 最低賃金引上げに向けた中小企業への支援事業
     6,212 B

2011 働く世代への大腸がん検診推進事業
     5,505 B

2012 国民の安心を守る肝炎対策強化推進事業
     3,853 B

2013 不妊に悩む方への特定治療支援事業
     11,943 B

2014 健康長寿社会実現のためのライフ・イノベーションプロジェクト
     23,263 C


  ☆

項目内容がタイトルからでも推測できるものがBで、それ以外がC。

でもねー、これ、B判定のゾーンが広すぎ

Bの中でも「そんなにいらないんじゃない?」というものをC判定に置き換えて、現在のC判定をD判定に格下げすると、ちょうどいいんじゃないかと思います。他の省庁のD判定(内容が具体的)よりも下の判定を出したくなるような厚労省C判定(なにやりたいのかわからない)もありますから~。

  ☆

とりあえずの注目は、ここ。

2002 地域医療確保推進事業
     6,179 C

これは、

 A.地域医療支援センター

 B.臨床研修指導医確保

 C.チーム医療実証事業

という三本柱でできているって話は、以前したとおり。

請求額は61億7900万円。

Cの事業に15億円かかるといってましたが、C判定ですし、実質、つぶれたとみていいのでしょうか? だとすると、「チーム医療推進会議」も、多少は冷静さを取り戻して議論できるようになるかもしれません。

  ☆

コンテストと言うだけあって、パブコメの「どうしてそう思うのか」といった核心部分は、基本的に無視。それでも、投票結果だけではありえない判定も多く、コンテストに徹しなかったぶんだけ、夢心地政策が排除されたのかも?

なんとなーく、流れとして、B判定の「肝炎対策強化」あたりを「政治判断で入れました」とかいいながら滑り込ませるんだろーなー、と予想しておきます。(←高確率で外れ)

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日薬連盟:政治資金収支報告書を斜め読みする遊び。

ようやく、平成21年度分の政治資金収支報告書が公表されました。(昨年より二月遅れ)

政治団体といえば、日本薬剤師連盟ですね。

報告書が60枚もあるのですが、つまみ食い的に、収支について、おおざっぱに見てみます。

おおざっぱなので、一円単位の計算はしません。

まずは、全体金額から。

  ☆

【収入】
 繰越金 12億1153万円
 年間収入 5億2161万円
  (うち会費収入5億1364万円。
   会費納入者数10万69人)
 寄附 なし。

【支出】
 7億6883万円

【翌年繰越】
 9億6428万円

  ☆

会員一人あたり、年間5000円ちょっと。ちょっとした同窓会の年会費といったところですね。

ウィキペディアの日薬会員数が97000人くらいということなので、日薬連盟のほうが日薬より3000人ほど会員数は多いようです。

寄附はゼロ。会費収入と年間収入の差分797万円が、気になりますよね。

なんと、今回の日薬連盟には、『事業収入』があるのですよ~。

  ☆

『オリジナルキャラクターぬいぐるみ販売』 4337000円。

  ☆

オリジナルキャラクターっていましたか?という疑問がわくかもしれませんが、

ほら、あれですよ。

○ァーマくん。

ファ○マくん。

ファー○くん。

胸にFって書いてあるのに、Pharma。

前掛けに「金」って書いてあるのに「善太郎」みたいな、あれ。

その、ぬいぐるみ「販売」で、433万円の売り上げ、とのこと。

通販とか、してましたっけ、あれ。

なんか、「もらった」っていう人が多かったよーな気がするんですが…。

ちなみに、筆者のとこにはありません。

ぬいぐるみで比較すると、チョコボールのキョロちゃん(懸賞品)のヤフオク価格が2000円ほど、来年発売予定らしいニュースウォッチ9の春ちゃんが3990円なので、仮に3000円程度としてもですね、

433万円を売り上げるためには、半年間(平成21年7月~12月)で1444個ものフ○ーマくんをお買い上げしてもらわなければなりません。

…1444個って、ビミョーな数字ですけどね。

残りの340万円は預金の利息、それ以外の細かいのをまとめると23万円だそうで。

  ☆

で、政治資金の使いみちといえば、飲食会場費とタクシー代。

ごっそりあります。

それから、パーティー券という名のアレや、寄付金。

どのあたりのパーティーに参加しているかという傾向から、薬剤師はどんな政治家と仲良しなのかがうかがえて微笑ましいのですが、まあ、それはスルーして。

選挙関係費、という項目もあります。

ユッキーのところに、総額1億2500万円。(「中央後援会」「薬剤師後援会」「健康新世紀会」)

会費収入の20%は、ユッキーのものです。

(ちなみに日薬連盟の人件費は約1億円)

  ☆

また、ちょっと変わった支払い先としては、『東京ベイコートクラブ』なんてものがありまして。

http://baycourtclub.jp/facilities/room/royal.html

一般庶民には関わりのないところですが…。

超高級リゾートホテルへの年間支出、1432500円。

ゲスト一泊27000円、サービス料10%をつけて29700円からなので、48回ほど、日薬連盟の支払いで宿泊した方がいるということでしょうか?

「※ゲストとは、メンバー様が利用を承諾する方となります」と書いてあるので、800万円オーバーの会員権を持っている方に承諾してもらったんですね、たぶん。(「資産」の項目に「会員権」がないので)

場所は、国際展示場駅の近く。ビッグサイトの反対側。コミケ前日に開放したら、けっこう集客がありそうなんですが、国会議事堂や繁華街からの距離を考えると、ものすごく不便なところです。デートコースのラストを飾るくらいしか使いみちがないような。いや、妻子ある政治家とデートしてお台場の景色を見ながら同じ部屋に泊るとかだったら、政治活動資金として出してこれるはずもありませんが。

不便ということは、ここまでの移動は、タクシーorハイヤー。

わざわざ「グリーンキャブ」を使っているので、おそらくハイヤー(料金不明)ですね。ハイヤーは3時間27000円といった時間貸し金額設定と考えて、一回に2~3台ずつ借りていれば、55000~97000円といった支払い金額になるわけです。

日薬連盟のある新宿四谷からお台場までの深夜タクシー料金は、タクシーサイトによると¥4,720 ~ ¥5,030 (約30分)ですが・・・豪華な場所に行くときは、豪華な気分で黒塗りのハイヤー?

一回2~3台で、1台に3人くらい? 4~9人ずつ、年間7回輸送して、48人分?

あと、クレディセゾン(カード会社)への支払いになっているタクシー代とグリーンキャブへの直接払いになっている項目とがあるんですが、その差はなにかあるのかなぁ、と、ちょっぴり気になりました。カードを使うと、1000円ごとに永久不滅ポイントがたまるようですから、年間222ポイント(200ポイントで「ブタのおとしぶた」などと交換できます)貯めたようですが…。

まあ、実際のところは、わかりませんが。児玉会長が大阪に帰るために使ったのかもしれませんし。なんとなく、高級ホテルとハイヤーはセットかなぁ、と思っただけで。

  ☆

さて、お次は、「各県薬剤師連盟への活動助成金」。

県によって、だいぶ差があるんですよね、これ。

会員数の差?

とりあえず、平成21年9月30日分の一部を、ざっと転載。

北海道 240万円。
栃木県 135万円。
神奈川県 277万円。
東京都 323万円。
愛知県 226万円。
大阪府 349万円。
兵庫県 306万円。
福井県 115万円。
福岡県 231万円。

その土地に議員さんがいるかどうか、選挙の有無などは、別建ての模様。

  ☆

広報関係では、あいかわらず(株)ドーモさんに月々52500円税込のホームページ管理料を支払っていた模様(ホームページを更新できる人材を育てればいいのに…)。

で、今頃気づいたのですが、日本薬剤師会あてに毎月「広告掲載料」として6万円を支払っているようです。

これは、なんでしょうか? 日薬雑誌上で「広告」って、ファーマくんの名称募集時くらいだったと思うのですが。

まさかとは思いますが、「薬連ハイライト」って、「広告」扱いなんですか?!

日薬雑誌側が取材&原稿を依頼しているものだと思っていましたが…

それは・・・ありなんですかね? おかしいです。

まず「意見広告」とか「広告記事」のような注意書きがありません。

「目次」には、雑誌記事のひとつとして、普通に載っています。

奥付付近にある『広告掲載協賛会社一覧』には、載っていません。

むむむ?

仮に「企業じゃないから掲載していないだけ」ということでしたら、それはそれで、たとえば、『個人や小さな団体が、六万円払えば、日薬雑誌の1ページを『まるで記事の一部であるかのように』使う権利が得られる』という裏ルールがあることになります。

論文ではありませんから、論文規定にもひっかかりませんよね。

筆者が「一年で100万円貯めるテクニック」とかを読んで72万円ほど貯めたとして、一年間、1ページのへたっぴマンガを掲載し続けちゃってもいいってことなんでしょうか。なんかワクワクしてきました。

  ☆

最後に、再び、「オリジナルキャラクターぬいぐるみ」の話。

売り上げは433万円、ということまではOKですか?

忘れていましたが、これ、「制作費」がかかりますよね。

日薬連盟は、「光る選挙用ポスター」でおなじみ(株)イツキプリントさんに発注したようです。ホームページには「ぬいぐるみ制作承ります」とは書いてないので、ちょっと意外(外注の予感)。

総制作費、551万2500円。発送料、20万円。

この企画、100万円ほど、赤字です。

さすがは日薬連盟。筆者が持ち出しで同人誌つくるのとは、赤字の規模が二桁違いますね。

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