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中医協。薬価専門部会の中心で薬の専門家が何か叫ぶ

中医協。薬価専門部会。

長らく議事録がでていなかったのですが、どばばばばっと今頃一気に四回分掲載されましたので、さらっとナナメに読んでみました。

日薬の三浦委員も、こっちなら、薬の話だけだし、専門だから、活発に発言するはず・・・と、思っていると、そうでもなかったというネタなんですが。

  ☆

11/4 第57回

○遠藤部会長
 よろしいでしょうか。
 それでは、三浦委員、どうぞ。

○三浦委員
 私も、先ほど安達委員がお話しされたように、この薬価算定方式については見直しを含めて検討するというのはやぶさかでないと考えております。原価方式というのも、先ほどおっしゃったように透明化していくというのが大切なことかなとも思いますが、こちらのほうでは治験を800例やっているとか、それからもう一つ、適応外使用にならないような努力も含めて、メーカーさんのほうにもこれからお願いする。その辺も含めて、原価算定方式をきちんとやっていただければと思います。

○遠藤部会長
 よろしくお願いいたします。

11/20 第58回

発言なし

12/2 第59回

○遠藤部会長
 ありがとうございます。
 ほかに、どうぞ。三浦委員、どうぞ。

○三浦委員
 私も、今、安達委員、北村委員がお話しされたのと同じ感想を持っております。医療保険の財政が逼迫している中で、その原資を勤務医の負担軽減とか医療機関等における経営の悪化に対して優先して対応していくことが重要であるということはもう言うまでもないことだと考えておりますが、その一方で新薬開発あるいは未承認薬や適応外薬の問題の解消も同じように大切な問題であるということは十分理解できると考えております。今回提出されたこの加算については、参考資料の3ページにありますとおり、有識者会議において開発要請があって、そしてその各企業の開発状況の報告を中医協が受けて、対応が不適切な場合には加算を不適用とするなど、今までの議論にもあった担保の確保という面においてもある程度納得できるものと思われます。また、平成22年度限りの措置としての試行ということも、これはかなり厳しい条件であって、クリアしていくのがなかなか厳しい。
ただ、今、北村委員がおっしゃったように、その後どうするかというところも注目されているところだと思っております。この試行後の開発状況等を検証しながら、今回の御提案については、なかなか必要であるのではないかと考えます。

○遠藤部会長
 ありがとうございます。
 ほかに。中島委員、どうぞ。

12/9 第60回

○遠藤部会長
 先ほどの順番からいきますと、三浦委員のほうが先なので、三浦委員どうぞ。

○三浦委員
 この促進加算についてでありますけれども、エフピアの資料の何ページか、これをやることによって、革新的新薬が欧米に遅れることなく、より早く日本で発売できるようになるというふうに記載されておりまして、もしそうであればこの国民や患者にとっても大変に利益のあるということであることは期待できると考えております。
 しかし、この今回の加算については、先ほど北村委員の話があったんですが、開発や未承認薬の取り組みをどう担保していくかというところが、もう一つ見ていく必要があるというふうにも思っています。有識者会議などの取り組みを検証できる仕組みをさらにきちんとした上で、制度をより納得できるようなものにしていっていただきたいというふうに考えております。
 また、もう一つ先ほど、医薬品卸さんの話が出ていましたけれども、卸さんの機能というのも、我々にとっては医薬品の安定供給という面では大変重要なものだというふうに考えております。流通改善を含めた努力を引き続き求めていきたいなというふうに考えております。
 以上です。

○遠藤部会長
 ありがとうございます。
 長野専門委員どうぞ。

  ☆

中医協委員になってから二カ月あたりの時期ですから、まだ見習い勇者くらいのレベルなんですが、なんと言ってるように聞こえるのか、整理してみましょう。

  ☆

【三浦委員が中医協の薬価専門部会で言っているのはこんなことなんじゃないかと、議事録を読んだ限りで想像したこと。】

1.「薬価算定方式の改革OK」、「でも原価算定方式は徹底」

2.「議題にでている加算に納得した」、「加算の提案は必要」

3.「有識者会議の検討の徹底」&「流通・卸の指導徹底」を、役所に要請

  ☆

こんなことを言っているんじゃないかと思って書きましたが、なんだかモヤモヤとしたかんじ。

余計な修飾語が多すぎるので、「・・・と思わなくもないけど」というところで止まっているので、「一応意見としては何か言ってるので地元に戻った時に『こんな意見を述べました』と説明するのは楽なんだけれど、会議のメンバーからはおおむね無視される」という、この話法。

どっかで見たことがあるなぁ・・・と思っていたら。

山本信夫日薬副会長(前任者)の芸風に、そっくりでした。

そっちの方向に成長しちゃうんですね(泣)。

そのうち「その意味で」とか「という理解ですが」といった発言が増えるんじゃないかと、予想しておきます。

  ☆

【余計な言葉を取り去った場合の想像例】

その1
 この薬価算定方式は、見直しましょう
 原価方式の透明化、それから、適応外使用にならないこと。その二点を、メーカーさんに中医協が要請するということで、いかがでしょうか。

その2
 新薬開発、未承認薬、適応外薬の問題の解消は、大切です。
 今回提出の加算は、各企業の開発状況の報告を中医協が受け、対応が不適切な場合には加算を不適用とできるとなっています。担保の確保という面では、納得できます。また、平成22年度限りの措置としての試行ですから、これはほぼクリアできない、かなり厳しい条件の加算ですね。
 試行後の開発状況等を検証するという条件を付けて、今回の提案でいきませんか。

その3
 この促進加算をやることによって、革新的新薬が欧米に遅れることなく、より早く日本で発売できると記載されています。もしそうであればこの国民や患者にとっても大変に利益がありますが、この記載は本当ですか?
 今回の加算については、開発や未承認薬の取り組みをどう担保していくかというところが、不明確です。
 有識者会議などの、取り組みを担保できる仕組みをさらに徹底すれば、納得できます。徹底する予定、具体案はありますか。
 別件で、医薬品卸さんは、医薬品の安定供給という面で大変重要です。更に流通改善の努力を求めます

  ☆

このくらい言いきっちゃえると、発言が少なくても、発言の責任をしっかりと持っているんだなぁと、ポジティブに思えます。ふだんのノブさん的芸風では、「ああ、責任逃れしたくて仕方がないんだなぁ」としか思えません(超ネガティブ)。

今後は、事前に診療側で打ち合わせ・・・じゃない、勉強会をしているようなので、しっかりとした発言をしてもらえるよう引き続き努力をしていただけるものと考えております(超無責任)。

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