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日薬。ドーピングガイドブックのクイズが面白い♪

Q.インペイザイとはなんですか?

 a.競技者が禁止薬物を使用するのを手伝う人
 b.禁止物質の使用を隠すために使われる物質、もしくはその方法
 c.選手の代理人
 d.ドーピング検査キットの蓋をくっつける粘着剤

答は最後に。

  ☆

日薬の配るPDFファイルはテキストコピーできないものばかりなので、毎度効率の悪い手打ち転載をしています。(今回の手打ち部分は、あとでWADAのホームページからダウンロードしたらテキストコピーできたので、日薬はつくづく不親切・・・)

今回はドーピングガイドブック2010に載っていたWADAドーピングクイズが面白かったので、転載~。

  ☆

Q3.WADAは何の略でしょうか?

 1.World Anti-Doping Administration
 2.World Anti-Doping Agency

答え:2

解説:WADA(世界ドーピング防止機構)の役割は、国際レベルでのスポーツにおけるドーピング撲滅をあらゆる方法で推進し、調整することです。

なるほど。

エージェンシー (agency) は、代理権・代理行為・代理業・代理機関などの意味ですから、『世界反ドーピング運動代理店』という翻訳でもいいんじゃないかと思った次第。

エージェント (agent) =代理人ですから、WADAの職員は名刺に「エージェント」って書いてあるのかもしれません。M.I.Bみたいでカッコイイですね。名刺見たことないですけれど。誰の代理人なのかはきかないのがお約束です。

なお、Administrationって言われても「?」だったので、会計監査院ホームページの論文から引用すると・・・

  ☆

 「アドミニストレーション」。

 この欧米語(の片カナ化)を目にし,または耳にして,何を思い浮かべるだろうか。

 その含意を学問的に究明しようとしたイギリスのアンドルー・ダンサイアは,当の著書(『アドミニストレーション:その語と学』1973年)の序文で,この言葉の多義性を示す一例として「メソッド・オブ・ア、ド、ミ、ニ、ス、ト、レ、ー、シ、ョ、ン、」なる用法を冒頭に挙げている。すなわち,何と「投、薬、法」!

 一般の日本人には,幸か不幸か,そこまでの外国語知識はない。せいぜい,大学受験当時の豆単あたりで覚えたのを忘れずにいたらの話しだが,「行政」じゃないの,というのが,まずは普通の答えだろう(イニシャルで「〔クリントン〕ア、ドミニストレーション」と書けば「〔クリントン〕政、権、」のこと,とまで知っていれば,勉強家の部類に入る)。

 しかし,待て暫し。「行政」だったら,正確には「パ、ブ、リ、ッ、ク、・アドミニストレーション」だ。対置されるのが「ビ、ジ、ネ、ス、・アドミニストレーション」。こちらは,「公、共、行政」ならぬ「企、業、経営」である。

 アドミニストレーションとは,これら両者をひっくるめた上位概念にほかならない。両者といったが,これも正確を期するなら,「パブリック」と「プライベート」(「ビジネス」を含む)だ。すなわち,アドミニストレーションは,パ、ブ、リ、ッ、ク、・アドミニストレーションとプ、ラ、イ、ベ、ー、ト、・アドミニストレーションとに分かれ,後者がさらにビ、ジ、ネ、ス、(営利事業)アドミニストレーションとノ、ン、・、ビ、ジ、ネ、ス、(非営利事業)アドミニストレーションとに分かれるというわけ。最後のものは,昨今では,ノン・ビジネスというより,むしろNPO(ノン・プロフィット・オーガニゼーション)といった方が通りがいいかも知れないが。

 (中略)

マネジメントの訳語とされ,そして往々-適切を欠くまま-アドミニストレーションの訳語としてまで用いられないでもない「管理」についても同じことがいえるが,この方は漢語としても出典はごく新しく,17~19世紀清朝の“会典則例”に-これまた単純に-「取り締まる」「つかさどり,おさめる」の意で現われるのが最初という

  ☆

うーん。

 World Anti-Doping Administration

のほうでも、いいんじゃないかと思っちゃいましたよ。

もともとのクイズがWADAの英語で、WADAがAdministrationを日本語訳しなかったということだとは思いますが・・・。『世界反ドーピング運動管理団体』とか『世界反ドーピング運動行政機関』とかですかねー。

アソシエーション(association、組織)の略にしたほうがわかりやすいのに、エージェンシーなんですよね。そのへん、なにか歴史がありそうです。

  ☆

Q10.検査対象となった競技者がドーピング陽性となることを避けるために他人の尿とすり替えることは容易である。

答え:×

解説:検査基準が遵守されていれば、競技者は検査通告を受けてから検査終了するまで常にドーピング・コントロール・オフィサーに付き添われることになります。尿検体採取作業は常にドーピング・コントロール・オフィサーによって監視されており、尿検体の改竄は非常に困難と言えます。

・・・ということで、文化系の人間には縁がない話なのですが、運動で競技会に行くと、立会人の目の前で検体を用意しないといけないわけですね。やったことないのですが、運動で好成績をあげるということは、ある意味、羞恥心との戦いに勝ったということでもありそうです。今後、スポーツファーマシストさんたちが『ドーピング・コントロール・オフィサー』の役割も目指すというのならば、「不特定多数のヒトのトイレ姿を監視する(※同性です)」という仕事も、粛々とこなすことになりそうてすね。

  ☆

Q26.もしもドーピング・コントロール・オフィサーが身分証明書を持っていない場合、検査を拒否できる。

答え:○

解説:ドーピング・コントロール・オフィサーは、ドーピング検査を行う正当な権限を有していること、及び認可された検査機関に所属していることを示す身分証明書を示すことを義務づけられています。もしこれらの提示がない場合は、通告書にこの旨を記載し、署名のうえ、競技者用の控えを保管し、直ちに所属競技団体に連絡して下さい。

ニセDCO対策?でしょうか。連絡方法が回りくどくて現場での対策が全くとれないのはダメだと思いますけど。

  ☆

Q28.休暇中は、居場所情報を提出する必要がない

答え:×

解説:競技者は休暇中でも、ドーピング検査が行われることになった場合に、ドーピング検査機関が連絡をとれるように居場所情報を提出しなければなりません

休暇中って・・・。プライバシーって何?というかんじですが、こうした試練を乗り越えていかないと、立派な競技者にはなれないのでしょうか。アスリートって、こんなところでも戦っているんですね。ドーピング検査は24時間体制ですから、そこまで管理されているのなら、夜キャバクラに行ったとか誰かの家に泊ったとかいう情報も、GPSかなにかで提出され続ける仕組みができるのでしょうか・・・。

  ☆

最初のクイズの答え:

 b.禁止物質の使用を隠すために使われる物質、もしくはその方法

 解説:隠蔽剤とは、禁止物質の使用を隠すために、ドーピング検査の尿その他の検体を変化させる目的で使用される物質もしくは方法です。

・・・ええーっ?!

35. Question. What is a masking agent?

a) a person who helps athletes use prohibited substances
b) a substance or procedure used to disguise the use of prohibited substances
c) an athlete representative
d) the glue used to stick the lid on the doping control bottle.

Answer: b.

Explanation: a masking agent is any substance or procedure used for the purpose of altering the urine or other samples of doping controls with the effect of disguising prohibited substances. Masking agents are BANNED both in and out-of-competition.

という原文から・・・WADAは「インペイザイ」って訳して提供してますけれど・・・。

隠蔽罪」だと、思いますよね?

マスキング・エージェントなんていうと、仮面ライダーの代理人(立花藤兵衛)とか覆面作り職人ってかんじかと妄想・・・。

栄養学的には「不快なにおいや味を隠蔽する物質」。

薬だと、味のマスキングようの物質で、無水ケイ酸とか。

選択肢4の「粘着剤」は・・・。

(住友林業ホームページから引用)
天然木化粧板は、一般的に合板、MDF、集成材等の基材に接着剤を塗布して製造してますが、基材の色や凹凸が突板表面の仕上がり具合に影響を及ぼします。そこで、基材の欠点を克服するために隠蔽材を使用するわけです。

近年、改正建築基準法の影響で使用する接着剤がノンホルタイプに切替わりつつあります。ノンホルタイプの接着剤を使用した場合、従来のアクリル系隠蔽剤では強度的に不十分であることが分かりました。そこで弊社では、高耐水性、高耐熱性を有する隠蔽剤の開発に着手し、ここにインスターボンドXC-105が誕生しました

・・・とまあ、そんなものもあるようで。

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