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診療報酬。パブコメ提出。

平成22年診療報酬改定に関するパブコメが締め切られました。

前回、前々回のパブコメ総数は約4000件ずつでしたが、今回はどうなるのでしょうか。

筆者も、2件、意見を出しておきました。

1.ハイリスク薬加算の廃止。

2.水剤容器代を調剤料へ加え、「容器代」徴収を禁止する。

の、2本立て。

どうせ、後発品関連については、みんな何か意見を言うでしょうから、無視。

調剤基本料の一本化なんていう話も、みんな何か意見を言うでしょうから、無視。

でも、ハイリスク薬加算については、みんなが「賛成」と言いそうなので、反対意見を述べておきました。(うわー、あまのじゃくさんですね。)

大反対です。こんなアホ加算。

薬剤師倫理規定第三条原理主義な「ルール絶対☆薬剤師アタマ」だと、『どんな算定要件になるのかが気がかりです』とか『どうやって算定要件をみたそうか、悩んでいます』といった、可も不可もないわりに金勘定がちらついて離れない感想ばかりが並びそうです。(←単なる予想)

毎回機械的に指定された『要件』をこなすタイプの指導加算っていうのは、お役人さんから、『あんたら薬剤師は、どーせ、この程度のことすら、ニンジンぶらさげてやらないとできないようなハナタレなんだよな』と、みなされている証拠ですよ。

薬剤師倫理規定第六条。

「患者等に十分な説明を行う」のは、基本。あたりまえ。

それがハイリスクだろうと麻薬だろうとビタミン剤だろうと、「十分に、説明する」のです。

そして、患者等に「十分に説明した」結果、患者等が「よくわかった」状態になり、「説明を要さない」ほどに、薬を適切に使用できるようになれば、それが到達点でしょう。

「よくわかった」と言っていて、実際「よくわかっている」相手に、毎回、「詳細に」説明しますか?

そんなことをするのは、人間じゃないでしょ。機械ですよ。いえ、機械だって、今時は、そんなルーチンワーク、行いませんよ。機械、アタマイイデスヨ。

ハイリスク加算の考え方は、これまでの加算でいえば「特別指導加算」の延長

「特別指導加算」をめぐる「算定要件」に対する「目の色変えた薬剤師の、ルナティック・ダンス」は、とても醜い、品位のかけらも感じられない、まさしく「お金に踊らされている」姿でした。

ハイリスク加算、みんな賛成ですか? なんで?

『ハイリスク薬に対する業務が評価されたから』?

だとしたら、その業務は普段からやっていることですし、基本となる、『服薬指導料の増額』という形で実現すればいいことですよね?

そういう意見を、だせば、いいんじゃないでしょうか。

次。

「容器代」については、何のことかわかる方は少数派かもしれません。

まず、「現行では、水剤容器は『貸与』である」ということを知っているかどうか。

なんにも考えずに「容器代」を請求している薬剤師も、いるかもしれません。

考えすぎて、困っている薬剤師も、いるかもしれません。

水剤容器がビンだったころならともかく、現在、水剤容器をリサイクルすることは、まず、ありません。

『貸与』という概念自体が、「引退」していなければならないのですが、いつまでも、居座っているのです。

ずーっと、居座っています。なぜなら、中医協で、議論されないから。

これまでの中医協委員が、「気付かなかった」ことになっていますから、じゃあ、パブコメで「気付いて」もらおうかなー、と。

公聴会&パブコメの歴史でも触れましたが、中医協は、「議論されなかった部分への意見」を出してほしい、そこが見たい、ということですので、試しに出してみたわけです。

今回のパブコメ議論の見どころは、ここ。

「検討状況について(骨子案)」に載っていない意見について、どのように議論するのか、です。

前回と同じように、ほとんど議論しないかもしれません。

それならそれで、「公聴会やパブコメの必要、ないんじゃない?」「てゆーか、中医協いらないよね」ということで。

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