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診療報酬。中医協委員の時給は12万円?

嘉山委員が加わってからの中医協は、貴乃花が理事になった場合の相撲協会並みの改革モードです。

一日の会合で、「私は2050円もらっている」という発言がでたそうです。

一回の会合は、最長で150分ほど。

最短では、9分以内。

時給換算すると、820円(150分)~13660円(10分)なのかなー、と思ったら。

厚労省「20200円(一回)の間違いです」

と、訂正が入ったようです。

十倍になりましたよ、奥さん。倍率ドン。さらに倍。

懐に入ってくるお金に興味はないとばかりに間違えた(のか、本当に2050円だけもらっているのかはわかりませんが)嘉山委員もスゴイのですが、

他の委員が、いくらもらっているのかと問われて「口をもごもご」させているのが、情けない限り。

・・・とか言っている間に、一月二十九日、参考資料が公表されました。

審議会等の委員手当額(いわゆる謝金)

 会長             29700円

 公益委員          27200円

 一号・二号側、専門委員 20200円

※審議会等とは、国家行政組織法第8条並びに内閣府設置法第37条及び第54条の審議会等をいい、中央社会保険医療協議会は、これに該当する。

※委員手当は、中医協開催の1日につき1回支払う

※委員手当は、国家公務員が公務として出席する場合は支給しない。また、委員手当の受取を辞退している委員がいる

※国家公務員等の旅費に関する法律に基づき、一部の委員に旅費、日当(雑費)、必要に応じて宿泊費を支給している

以上。

もともと決まっている額なのに、口をもごもごさせているとしたら、逆に恥ずかしいですね。

これ、会議に出た委員全員に、支払われているんですよね?

たとえば、「山形から通勤」の場合で、新幹線往復12000円ほど。「指定席が定番」だとしたら、往復で2万円超。中医協はこのところ二日に一回ペースですから、土日以外の開催中は宿泊費(都内。1万円程度?)も必要ですね。

「日当(雑費)」という項目がありますが、なんらかの説明があるのでしょうか

宿泊・交通費込みで考えると怖くなるので、会議費のみで計算します。

委員総数は、おおざっぱにいって20名。

つまり、一日の会議で、40万円ほどが支払われていることになります。

(事務方、つまり公務員の日当分なども含めると、もっとかかっていますが・・・)

中医協総会は、ここ三カ月で十六回ほど開催していますので、会議人件費だけで640万円以上かかっていることになります

中医協議事録で、事務方を除いた場合の「議論」における発言者を確認していくと、議論に参加している人と参加していない人とが、はっきりします。

会長と事務方以外、全く発言せずに終わる回も、かなりあるのですが。

そのときも、20200円?

10分間、人の話を聞いているだけで、20200円。感想もレポートも必要なし。夢のような、無駄な仕事です。

議員さんたちも似たような環境ですね。たったひとりが演説するのを、数百人が聞いているだけ。「内職」したり、寝たり、ツイッターで呟いてみたり、いろいろな過ごし方があるようですが、こちらは本当に長時間かかるので、何もしていないと辛いだろうなー、と想像できます。原稿を読めばわかる部分については資料で済ませて、空いた時間を有効活用するのも、ひとつの合理化。(出席するごとに歳費を出すのはやめてほしいと思いますが)

でも、さすがに、10分は・・・。

時給換算、12万1200円ですよ。

一日に三つの会議があって、そのすべてが10分だった、という日もあるわけで。

金額、多い・・・ですよねえ。日当にするのは、良くないんじゃないかと・・・。

きっちり議題を理解して、資料に目を通して、議論に参加している委員の方には、もっと払ってもいいと思いますが・・・。

議論に参加しないとか、

「異議なし」と言うためだけに存在するとか、

そういう委員は、せめて、「無発言・無理解の場合は、報酬大幅カット」に、しないと。

そのうえで、10分で終わる予定(式次第に、初めから終了時刻が書いてあります)の会議は、日当計算にいれないようにしないと。

「委員手当ての受け取りを辞退している委員」がいるようですが、「手当てを受け取っていないから、会議で発言しなくても良い」という理屈は通りません。(手当て辞退の委員のほうが、ちゃんと発言している場合が多い・・・のが、世の習いではありますが)

「会議」が、予算を食いつぶします。

無駄を省くのならば、会議経費を減らすのって、大事ですよね。

インターネットで中継すれば、『所属組織へ情報伝達するためだけに存在する』委員など、不要です

委員の数を減らして、浮いた予算で、中継と、音声ライブラリーの整備を行ってもらえたら、発言がない委員にも、もう少し緊張感がでると思うんですけれどね。

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コメント

会議に出るまでの準備に相当費やしているはずですからそれほど多い額とは思いません。
この手の会議は事前の資料の読み込みとか自分の主張のための根拠の作成とかに膨大な時間がかかっているはずです。
単純に時給で考えるべき問題ではないと思います。
また旅費宿泊費にも否定的なニュアンスを感じますが節約すれば全員東京在住の委員となってしまいます。
日本は東京だけで成り立っているわけではありませんので全国各地から委員を選出するのはよろしいかと思います。

投稿: | 2012年2月13日 (月) 17:01

コメントありがとうございます。
まさにそのとおり。時給換算は、かなりワイドショー的な手法なので、褒められたものではないです。

この記事のポイントは
「きっちり議題を理解して、資料に目を通して、議論に参加している委員の方には、もっと払ってもいい」
という部分です。

実際の委員は、少なくとも、しっかり資料に目を通すところまでは行っていると思っていますが、議事録ベースで議事内容を読んでいくと、「議論への参加」という面で物足りない委員が多いと感じています。(発言時間や回数だけでなく、その内容も含めて)

そういった委員も活発に鋭い発言をしていくことと、会議内容の透明化とを願っています。

投稿: おばか柊 | 2012年2月14日 (火) 12:56

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