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夏の代議員会1「薬剤師のイメージ戦略」

日薬誌12月号が届きました。

毎年12月号には、8月の日薬代議員会議事録要旨が掲載されます。(遅っ)

趣味の時間の始まりです。

毎回エキサイティングなやりとりで楽しませてもらっていますが、

今回は、岡山県の漢方達人、緋田(予備)代議員の質問、

[薬剤師のイメージ戦略]

をとりあげます。

まずは緋田代議員からの質問、要約。

☆「薬剤師のイメージ戦略」

 【前提】

 私立薬学部の定員割れ25%

 六年制私学の平均授業料が1200万円

 現在の四年制卒業時の留年率が20%

 薬学部の最低偏差値は40くらい

  → これでは、親も教師も薬学部を薦めない。

  → 本人が希望しない限り。

 医学部の定員1200名増加

  → 優秀な人材は医学部へ行く。

 【提言】

 子供向けに、かっこいい薬剤師のドラマやマンガ、その他のイメージ戦略を検討していただきたい!

 ご回答をお願いしたい。(ただし)子供向けのイメージなので、吉永小百合さん主演の映画のことは、省いて結構である!

これに対して、児玉会長が

 【前提】に関しては、今何もやってませんが、これから何か考えます。

 偏差値が下がったり質が落ちたりしたのは、薬学部の増加と少子高齢化のせいです。(要約)

と、いつもの調子で話して質問時間を潰します。

薬学部増加問題の時期に日薬の副会長をしていて、増加を止めないと質が落ちるとさんざん言われたのに放置した、自分自身は棚上げ。

あとを受けた生出副会長が【提言】に回答。

 「厚生労働省では」子ども霞が関見学デーとして、厚生労働省の講堂に模擬薬局を作り日薬役員を派遣しクイズや紙芝居でPRしている。

 「実は」薬剤師を主人公にした「薬屋りかちゃん」というが出ている。

 「省略してよいといわれたが」、きのう(8月21日)映画『おとうと』の特別試写会を観てきたが、吉永小百合さんと蒼井優さんが薬剤師役ということで、公開されれば、薬剤師というイメージが少しは良くなると思う。

 具体的に日薬として予算化し戦略的にまだ取り組んでいないので、ご提案を受けながら今後進めていきたい。

という回答なので、要するに、「日薬は何もしてないし、予算化するまでは何もしない。提案はいくらでも受けるけど、予算化されていないことを理由に却下します」ということを、なにかやっているように喋っているだけ。

話し方でズルイなー、と思うのは、「日薬役員を派遣し」なんて、自分たち主導のように話すとことか、「実は」なんて言い方で、昔から注目していたように話すとことか、ネタがないからって結局は映画の話(しかも具体的にどう薬剤師職能が魅力的に映るかではなく、女優さんのネームバリューについて語っている始末)でゴリ押しするとことか。厚生労働省の講堂に模擬薬局をつくるなんて、どれだけムダなことしてるんだか・・・。これ、誰か仕分けしてください。

それにしても。

予算化なんて、するつもりもないくせに。

逆に、予算化していなくても、独断で法外な金額を広告代理店に支払うくせに。

やる気があるのなら、「これは○○委員会で戦略を策定し、次回代議員会までに、会員の皆様に提示します」と答えるでしょう。

やる気がないのなら、やる気がないと言えばいいのに。

・・・さて。

緋田代議員は、日薬執行部の「ゼロ回答」にも関わらず、「今後進めていきたい」で言質をとったつもりになったらしく、次のようにまとめます。要約すると、

 「薬屋りかちゃん」は私も持ってきた。執行部がこういったものに目を向けたことに感謝する。

 他に「QED」もある。

 このような方を「含めて」イメージづくりに協力してもらってほしい。

 執行部のみなさんが前向きな気持ちがあるということがよくわかったので、大きな力を持ってよろしくおねがいしたい。

・・・おーい。

騙されるにもほどがある、のでは?

この会議から三カ月以上たちますが、

日薬がやったのは、映画『おとうと』の動員向上協力(既定路線。当然、予算化はされていない事業)だけですよ。

数年前、「薬屋りかちゃん」雑誌不定期連載中に、その掲載誌を持って薬剤師会の偉い人たちに見せようとしたら、

「エロ本持ってくるなよ」

的な反応を受けたことを、今、思い出しましたよ。

「コミックハイ!」、表紙はブルマ姿のイラストでしたけど。えろ?

そーゆー反応なんですよ、基本。

【単行本にならないと、評価しない】という風潮も強いし。

単行本一巻が出た時も、

「これ、薬剤師会で買い占める勢いで、会費で買いましょう!」

と偉い人に言いましたが、却下。

・・・という記憶から、考えるに。

この議論、正直、何をいまさら。

代議員会でマンガの話が出ただけ、画期的、ともいえますけれどね。

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