« 第三十四回「人類補完計画」 | トップページ | 診療報酬=1:7:0.8。 »

第三十五回「死語:グローバルスタンダード」

 【けい】は、学園の敵です。

 純粋に、『ひとつにできるものはひとつにしよう、場所によってルールが違うのは、なんだか気持ち悪い』、ということを考える人なのですが、「相手のルールの方が、より正しいところがあるかもしれない」とは絶対に考えないのです。

 たとえば、【みつひ】が「それは法律で決まっていることだ。お前だけ特別扱いするわけにはいかない」と言っても、「世界中でそんな法律が通じる場所は少数派に属する。この場所の法律がおかしいのであって、私の主張は正しい」と言って譲らないわけです。

  郷に入りては郷に従え

・・・と、みんなからは、冷めた目で見られている人なのです、【けい】は。

【以下、駄文】

グローバル・スタンダードという言葉が流行った時期がありましたが。

要するに、どこかの誰かが作った物差しに合わせなさいよ、と。

みんなが同じ物差し「だけ」を使っていたほうが、わかりやすいじゃん・・・と。

で、ついでに、「システム」も「文化」も、同じにしようよ・・・と。

そういう視点ですから、「みんなと同じ」が好きな人にとっての楽園のはずなんですが、なんとなく、日本では、「伝統的に行ってきたことに対して、優越感を持って反対するときの決まり文句」みたいになっていたような気がします。

「今つくったローカルルールが、世界標準なんだ!」と言われる感覚ですね。

それゆえか、グローバル・スタンダードという言葉を使いたがる人は、どちらかというと「特別扱いしてほしがる」ヒトだったような。

「一週間ほど留学してきたから、私って海外通!」みたいな。

「有名漫画化のところで二日間アシスタントしていたから、愛弟子!」みたいな。

【けい】は、そういう「張り子の虎の威を借るキツネ」ですが、張り子の虎(存在しないか、誇張されすぎたもの)でも、現実では、意外と効果があったりするんですよね。

「友達みんな持ってるよ」「海外じゃあたりまえだぜ」「この業界に長くいたいなら慣れなよ」「あの○○さんも使っているよ」といった話、効果テキメンであります。

いまどきグローバルスタンダードなんて言う人はいないと思いますが、「多様性」を否定する人には気をつけましょう、みたいな。(多様性を肯定しすぎる人にも気をつけましょう)

|

« 第三十四回「人類補完計画」 | トップページ | 診療報酬=1:7:0.8。 »

薬剤師倫理規定擬人化」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/539089/44998354

この記事へのトラックバック一覧です: 第三十五回「死語:グローバルスタンダード」:

« 第三十四回「人類補完計画」 | トップページ | 診療報酬=1:7:0.8。 »