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事業仕分け。

事業仕分けですよ。

「会議の議事録を読む」というひきこもりな趣味をもっている筆者は、楽しみにしてました。

会議の定番は、非公開だと、だいたい事務方が主導で、だらだらと長時間説明して、一番権威のある人の声が大きくて、声の大きい人が納得するあたりで収まるか、先送りするか。

それが公開、しかもインターネット中継付きですから、流れをビジュアルで把握できて、わかりやすくなったのではないかと思います。

「文字ではピンとこない人も、画像がつくと、なんとなくわかる。」

そのあたりだけは、薬剤師倫理規定擬人化と、似ているかもしれません。(こじつけ)

で。

事業仕分け初日。

薬屋さん的な注目株は、

「後発品のある先発品の薬価の見直し」

について。

今回の事業仕分けの結果がそのまま中医協に影響するなら、「後発品のある先発品は、後発品並みの薬価をめざす」方向で見直されるようです。特許が切れたら、価格ではなく、「同じ成分を使った製剤技術開発」でシェアを争うってことですね。

そういえば。

仕分け人が「先発品が後発品と同じ値段だったら、先発品を使うでしょ!」「(後発品推進になるなんて)論理破綻だ!」と言いきっていましたが。

確かに、先発品の値段が後発品最安値と同等だったら、基本的には、先発品を使うでしょう。

考慮するのは、製剤技術と、仕入れ値。

効きかたがほぼ同じで値段も同じなら、先発品も後発品も関係なく、製剤メリットが高い品目が欲しいところ。(後発品原理主義者は、そうじゃないかもしれませんが)

値段だけみるのなら、「先発品の薬価を後発品並みに下げることで、後発品の使用を促進する」という話は論理破綻していますが、「多彩な選択肢から、値段以外のメリットを考慮して選べる」ので、【製剤的に特徴がある】後発品の使用に関しては、促進しそうです。

「薬価-仕入れ値」でくらべて、「後発品並みの薬価になった先発品」よりも、後発品のほうが儲かる・・・という理由で、後発品を選ぶ薬局もあるでしょう。それはそれで、後発品使用促進? ひと波乱ありそうですけど。

※(日本の後発品の特徴:先発品にない特徴をくっつけたがること。メリットですが、たまにデメリットになることもあるので、ある意味「併売先発品」「新薬」と考えたほうが妥当かも)

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