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点数シール?それって美味しいの?

「点数シール」というものが、ありまして。

シールに、1点とか、2点とか、書いてあります。

一万人くらいの薬剤師は、見たことがあるものです。

このシール、日本薬剤師研修センターの「認定薬剤師」登録に、必要なのです。

講習会に行くと、1~2点もらえて、

それを、日本薬剤師研修センターから500円で買った手帳に貼って、

登録料(一万円)などを振り込んだ証明書&申請用紙と一緒に送ったら、

晴れて、「認定薬剤師」として登録される仕組みです。

何年か前に「登録料だけ払って登録申請しないでいたらどうなるか」を実験してみた筆者にとっては、あんまり関係ない話ですが(あ、お金払いっぱなしで何の連絡もなかったから、そうでもないか)。

日本薬剤師研修センターの認定薬剤師は、「認定されてもメリットがない」と、一時期、認定者が激減し、その後、「六年制の薬剤師対策?」で、認定者が大幅増加、という歴史があるようです。

よくわからないところです。

六年制になったから生まれた、四年制の薬剤師にとっての「メリット」って、なにかありましたっけ?

「認定基準がユルユルだから、認定された人を見ても凄いと思えない」から、認定のメリットがないのだとばかり思っていたのですが。

「年に十回くらい一時間程度の講習会に参加して(あるいは「自分で」勉強会を開催したり、本を読んだりして)、四年続けて、一万円払ったら貰える認定」ですからねー。

年間10点あればいいのですが、日本薬剤師会学術大会に二日間顔を出すだけで、6点以上もらえますから・・・えーと、計算機、計算機。

理事長の井村センセイによると、そのうち、試験を課して「上級認定薬剤師」を作るそうです。もう、やっていることも発想も、(国から補助金貰ってるのに)民間資格の会社と一緒。今の基準を直すだけでいいのにね。

日本薬剤師研修センター以外でも、いろんなところが「研修認定制度」を作っています。

そんな風景を見ていると、よっぽど儲かるのかなぁ・・・と、妄想してしまいます。

儲からないのにやっているのだとしたら、日本薬剤師研修センターの認定方式に対して、かなりの勢いで異議を唱えたいのかなー、とも、妄想します。「そのやりかたじゃ、薬剤師が勉強したことにならないでしょ!」みたいな。ダメだしですね。

あるいは、「弟子」を集めることによる、派閥形成。グループ形成の第一歩は勉強会から・・・というのは、政治の世界だけでもないようですし。

あちこちの派閥が認定という格付けに励んでいる様子は、はたから見ていて面白いのですが、そういうのがないと勉強しない(薬剤師倫理規定第四条的にはヨクナイ)薬剤師向けにはちょうどいいのかも。

いろんなアプローチがあったほうが、面白いですよね。

で。

ここからが本題。

日本薬剤師研修センターに限らず、研修認定に「単位が必要」なところが多いのですが。

統一した「薬剤師研修カード(ICチップ入り)」を作って、薬剤師全員に配ってほしいな~、と。

どうせやるなら、そういうので、点数管理してほしいなー、というわけですよ。

昔の小学生じゃあるまいし、いい大人が「点数シール」に「研修に行った日の記録をするための手帳」って、なんだか恥ずかしいですよ。

※「萌え倫理規定」やってる筆者のほうが恥ずかしいのと、どうせカードを貰っても最終的に認定を受ける気がさらさらないのと、薬剤師の証明書として携帯できるものが欲しいだけ、という本音は棚上げ。

え?

ICカードを使えない年代の方はどうするの、って?

それほどの経験を積んだ大ベテランが現役だったら、勉強していないわけがないですよー。わざわざ民間認定を受ける必要性が、どこにあるのか、よくわからないんですが・・・。

まあ、とりあえず、点数「シール」廃止に一票ということで。

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