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ヤクザイシのカンカク

今回は、薬剤師倫理規定第十条、薬剤師の品格、的な、おはなし。

えー。世の中に。

「ただよりこわいものはない」

という格言がありますが。

薬剤師には、通用しません。

薬剤師の感覚と世間の感覚の「ズレ」みたいなもののひとつが、それです。

昔から、とても不思議なのですが・・・。

たとえば

「薬局にある文房具は、全部、製薬会社からのプレゼント」

だったり

「薬局にある本や資料は、全部、製薬会社からのプレゼント」

だったり

「薬局でお昼ご飯を食べるときは、全部、製薬会社からの高級弁当」

だったり。

どうも薬剤師は、そういう環境が(薬を買ってるんだから!という理由でなのか、)あたりまえだと思っているように、みえるのです。

「私が、貴方からおごってもらうの、当然でしょ」みたいな。

さらに。

物品だけではなく、情報も、同じ扱いを受けます。

電話一本で

「この薬の資料全部集めてもってきて」

とか

「比較表作って」

とか

「大きさを比べたいから、この薬と同じ成分の後発薬のサンプル、全部もってきて」

とか。

自分で調べればいいことでも、人にやらせて、当然、みたいな。

ちやほやされて舞い上がった娘さんが、アッシー君やメッシー君を使いまわしている、はるかバブル期の亡霊みたいな光景が現存するんですよ。

さっそく世界遺産に申請しなきゃ。(注:この方向は間違ってます)

「だって、アッシーくんが、自分のバンドのライブを見に来てくれたら往復のタクシーチケットくれるっていうから、仕方なくもらってあげたの」【問屋さんが、主催する機器展示会の往復交通費をくれたの】

とか、

「だって、メッシーくんが、一緒に映画観たら料亭に連れてってくれるっていうから、仕方なく、つきあってあげたの」【メーカーさんが、製品説明会で弁当出してくれたの】

とか、

そういうことを、恋愛とは関係なく(どっちかというと金銭目当てで)おこなっているわけですが、そのバブル丸出しな「与えられて当然」という感覚にどっぷりつかっていると、気がついていないようなのです。

気がついていて、気付かないふりをしているとしたら・・・。

「タダよりこわいものはない」というのは、間違っているようです。

本当は、

「なんでもタダだと思っている薬剤師ほどこわいものはない」

のです。

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