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2009年10月

第二十八回「破壊神、降臨! 満を持して!」

 「薬剤師倫理規定擬人化」番外編。その1。

 倫理規定に対するアンチテーゼ的なことを、条文化・擬人化してみました。

  番外1  倫理違反
  倫理規定項目の条文を守らない者は、
  薬剤師の資格を国民に返上してから、
  自由を満喫すべし。
011tsukasa

「堕落上等」銀河 つかさ

   御薬学園保険担当教官。
   人生は快楽と自由の追求だと公言する魔女。
   昼間から授業放棄で、酒と煙草と男と女。
   保健室を勝手に改造して住んでいる模様。

 どうせ守らないのなら、いっそ辞めさせてしまえ。

 そんな発想が、番外1です。

 そして、体現するのは、倫理規定を守ることなんてはじめから考えていない、自由奔放、社会不適応、エログロ、計画性ゼロの女教師。


 赤点教師、ダメ教師と評されるような人です。


 仕事は生きていくために金を稼ぐ手段でしかないのだから、生徒の行く末などどうでもいいし、自分が楽しくやれればそれでオッケイ。


 うるさいことを言う上司の下では働きたくないし、かといって権限と責任のある仕事をしたいとも思わない。むしろ願い下げ。


 そんなに嫌なら辞めろ、みんなも迷惑だ、と言われても、他に金を稼ぐ手段がないから、なんやかんやいっても辞めずに居残る。


 人の迷惑なんか知ったことか。


 ・・・と、まあ、そういうことで。


 あまり授業をしたくないから「保険」の先生。保健じゃありません。代打教師です。


 エログロな雰囲気で、見せてもいい下着を堂々と見せる下ネタ満載な人になりました。


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趣味としての「日薬代議員会ウォッチング」

今回は、日薬誌に掲載される「日本薬剤師会の代議員会議事録」を読んで、ツッコミを入れる・・・という、趣味として成り立っているのかよくわからない趣味のお話です。

・・・専門用語ばっかりですね。

ちょっと解説。

日薬誌というのは、正式名称を「日本薬剤師会雑誌」という、月一回発行の、日本薬剤師会の会誌のことです。会員さんに聞くと、「読んでない」とか「ごみ箱に直行」といったネガティブな反応が返ってくる、ちょっとかわいそうな雑誌なんですが、実は案外、誰も読まないような部分にさらりと書いてあることが、重要だったりします。(それって『編集者にセンスがないってことだよね』というツッコミを、誰か偉い人にしてあげてください)

代議員会というのは、企業やサークルの「総会」とだいたい同じ意味です。おおざっぱに言えば、「都道府県薬剤師会の代議員さんたちが、日本薬剤師会の執行部の提示した予算や活動方針について質問しつつ、なんだかんだで予算案を認める決議を行う会合」ですね。

代議員というのは、会員さんの代表として会合に出席している割に、「次の総会で質問したいことあるかな?」と一般会員に訊くことは一切無い人たちのことみたいです。それでうまくいっている場合もありますが、「そんなこと聞いてないよ」と、後から会員に責められる場合もあるかもしれません。まあ、大半の会員は、代議員会で何が決まったかなんて、会誌に書いてあっても読んでいないわけですが。(薬剤師倫理規定第六条的には、ヨクナイかも)

専門用語解説、おしまい。

最近のホットな議論は「日薬会館建設問題」です。

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第二十七回「もうちょっと続くのじゃよ」

 十人分の紹介がおわりました。

 薬剤師倫理規定は10条までですから、これでおしまい。

 では、十一人目の紹介です。

 薬剤師倫理規定って、10条だけじゃないの?

 いえ、裏のナンバーがあったのです!(注:嘘です。)

 というわけで

 次回からは、アンチテーゼ的なキャラクターを紹介します。

 学術大会で、すちゃらかな冊子をゲットした方には、ネタバレしてますが。

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ヘルシンキ宣言×擬人化倫理

倫理関係をテキトーに眺めていると、だいたい立ちはだかるのが「ヘルシンキ宣言」こと「ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則」です。

人体実験メインの、倫理規範です。

最近では2008年に改訂されています。

ヘルシンキは、フィンランドの首都とのこと。フィンランドといえばノキアくらいしか知りませんが、忙しい時期にたくさん残業したら暇な時期にたくさん休める「タイムバンク」制度などは、薬剤師的には導入してほしいところ。時間銀行と訳すと、エンデの「モモ」みたいでイヤですが。

土地の名前をつけた宣言はあれこれありますが、覚えられないので、勝手にごろ合わせして覚えます。

ヘルシンキ宣言 = Health Thinking 宣言。

まあ、それはさておき。

薬剤師国家試験では、

 問 正しいものを選べ。

 a 臨床試験の倫理的規範はヘルシンキ宣言に基づいており、この宣言を規範とする臨床試験とは、被験者にメリットがある治療的試験のみが当てはまる。

 誤。

みたいな出題が、ヘルシンキ宣言関係の問題として、該当します。

で・・・よく考えてみたら、こういう問題、ヘルシンキ宣言の本文を一度も読んでいないのに、解答できた記憶があります。

「ヘルシンキ宣言の本文は一度も読んでいないのに、ヘルシンキ宣言の内容は解答できる」

という事態です。

まるで、

「ハリー・ポッターの本文を一度も読んでいないうえに映画も観ていないのに、内容についてのクイズに解答できる」

とか

「ウルトラマン80の本編を見たことはないけれど、UGM本部が東京薬科大学だということは知っている」

とか、そういうことですよね。

ヘルシンキ宣言は、全部で35項目もありますから、読んでいて、途中で眠くなるのも仕方ありません。

三十人学級と考えてABCのチームごとに擬人化・・・というネタも考えましたが(Aチーム10名Bチーム20名Cチーム5名)、アイドリングの区別はついてもAKB48の区別がついていない今の能力値では無理っぽいので、誰かつきぬけて真面目なヒト、頑張ってください。

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おさらい。

「薬剤師倫理規定」擬人化の、ここまでのおさらい。

ここまでで、第一条から第十条まで、すべてを擬人化しました。

第一条  元気印で、アホの子      【ひとみ】

第二条  過剰奉仕な、お姉ちゃん   【ふたば】

第三条  悩み続ける、風紀委員    【みつひ】

第四条  古き良き、寡黙な番長さん  【よつな】

第五条  体育会系、全力筋肉娘    【いつめ】

第六条  超検索、精密機械副会長   【むつき】

第七条  全てを実現する、生徒会長  【ななせ】

第八条  世界と戦う、学生社長     【やつね】

第九条  真実追究、少女探偵      【ここの】

第十条  おっとり優雅な、巫女さん   【とうあ】

以上、十名です。


条文そのものは覚えられなくても、条文の示すものや、条文の精神を、キャラクターを通してイメージできればOKです。

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第二十六回「たかねのはな」

 誰も近づけないくらいに高嶺の花。

 そんな【とうあ】の領域に、ずけずけと土足で踏み込んでいく人は、そう多くはありません。

 筆頭は、少女探偵の【ここの】。

 次点が、学生企業家の【やつね】。

 ふたりとも、ツッコミ体質なので、【とうあ】の天然な振る舞いに、五秒に一度ツッコミます。

 ツッコミ対象としてしか見ていないので、別に仲が良いとかそういうことはありません。

 ダメなほうに天然さんな【ひとみ】も、【とうあ】の天然と、かみ合わない会話が成立します。

 ぱっと見は、仲良しさんです。

 【ふたば】は、【とうあ】と対等に話す、唯一の友達です。

 お互いに、尊敬しているようです。

 他の人は、かかわり合いになろうとしません。

 【ななせ】は、「あれに関わると、面倒だ」と、【とうあ】を評しています。

 会議を開けば待ち時間が長く、お茶を点てるまで何も進まず、口を開けばゆっくりすぎて、言っている内容は伝統的なことばかり…となると、新しく面白く未来志向!である【ななせ】にとっては、つきあうこと自体が拷問に近いのかもしれません。

 【とうあ】は、基本的には、いい人なんですけれどね…。

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日薬学術大会in滋賀×実験くん

 注意:今回はプチ真面目です。テキトーに読み流すか、次の更新をお待ちください。

 以前の記事にも書きましたが、今回の学術大会in滋賀での発表は、いろいろな「実験」を含んだ発表でした。

1.ぶあつい資料を配っちゃえ。

 ポスター発表の「結論」は「研究の結果作り出したもの」として実際に提供できる状態にできないかなー。

 なにかのマニュアルを作ったのなら、そのマニュアルを提供できる状態にできないのかなー。イベントを行ったのなら、イベントのノウハウが書かれたマニュアルやイベントの様子を録画したDVDなどを提供できる状態にできないのかなー・・・。

 みんながやってくれたら、(自分が)うれしいのになー。

 ・・・と、妄想しているうちに、まず、自分たちでやってみることにしたわけです。

 以前にも、漢方についての三十ページもの力作を資料配布してくださった研究(webで公開されています)がありましたが、前回や今回のような「ポスターの貼り替え」がある大会では特に、時間がない人のために、結果を資料配布するという手法は有効なんじゃないかと思います。(結果の資料を読破しなければ質問できませんが、そういう方のために、資料に奥付があり、連絡先が書いてあるわけです)

 来年、分厚い資料が用意された発表が増えていると、すごくうれしいですねー。

2.情報が欲しいなら買うべきでは?

 創作物・著作物という形で「提供できる状態」にあるものは「情報」であり、その「情報」を手に入れるための対価の支払いについて、薬剤師はどの程度の意識を持っているのかなー。・・・と、考えてみたわけです。で、実験。

 演題提供者は、参加費と引き換えに、日薬学術大会事務局から「査読」「抄録誌への掲載」「場所の提供」といった「同人誌即売会的な対価」を得ています。何かを売って元がとれるわけでもないので、ちんまりとした「個展」を開いている感覚ですね。

 で、その「研究内容の発表」に対する対価はというと、特になし。たぶん、そーゆーのもあって、研究結果を配布物にしている発表、非常に少ないんでしょう。

 なんらかの形で、「研究内容の発表」が対価を得られるような仕組みを考える時期に来ているのではないのかな、と思いました。日薬が「斡旋」してくれればなー、的な。(ダウンロードコンテンツにして、課金すればいいんじゃないかと思います)

 日薬は、自前の学術大会で発表された様々な「情報」の価値について無頓着なんですが、自分たちが作った「実務実習指導マニュアル」は、タイトルだけしか提示せずに「二千円くらい出して買え」と、斡旋してくれます。斡旋とはいっても、その原資は会員の支払った会費ですから、事務手数料や送料などは会費から出ているわけですけど。

 なんか、不思議。

 あ、お金といえば。

 口頭発表や分科会についても、本来は「個々の参加者が、チケットを買って聴講する」ものではないのかなー。

 すべてのアトラクションに自信があるディズニーランド的な発想では「フリーパスだから、並んだもの勝ち」となるんだろうけど、日薬の学術大会は、そこまでのコンテンツにはなっていないわけで。USJ的に「フリーパスだけど、ファーストパスチケットは別売り」だとか、「入園料は安いけれど、アトラクションは実費払い」などのほうが、参加しやすく、真剣に聞けて、発表者もあれこれ考えると思うんですけれどー。

 たとえば「○○先生の講演の運営費で○○万円かかりました。赤字です」というなら、講演を現場で聞いている参加者ひとりひとりから10万円ずつチケット代をとって、中継会場の入場料で3万円ずつチケット代をとって・・・みたいなことも、できるはず。それだけの価値が、そこにあるんだから。でも、講演にまったく興味のない参加者や、同じ時間の別の講演に行きたい人だって存在するのに、なんで○○先生の講演を実際に聞いた人たちの「受益者負担」にならないわけ? と、みんなは思わないのかな。

 アトラクションが実費なら、「採算分岐点以上に聴衆を集めた発表者には『講演料を出す』」「評判の良かった発表は表彰する」などの「楽しみ」をつけることもできそうだ。・・・っていうか、「閉会式」のない大会形式がダメなんじゃないかなー。たとえば・・・下村先生の講演、素晴らしいんだから、閉会式とセットでもいいじゃん。

3.社会薬学という学問分野に「マンガ」で参戦

 タイムリーなことに、無料業界誌の日経DI(の、有料版のほう)にて、我らが新井葉月&井手口センセイのコンビが4ページの新連載を始めたわけですが。

 「日薬学術大会」で、社会薬学で、倫理なのに、「発表がマンガ」。

 ポスター発表会場に行ったら、資料にもなるマンガが手に入り、職場へのお土産に。

 ・・・そういう驚きって、楽しそうなので、ちょっとやってみました。

 まあ、萌え系の絵にしたことは、女性の多い薬剤師向けとしては、少々失敗だった気もしますが・・・。

以上、今回は、実験の裏側でした。

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日薬学術大会のポスター発表部分をそのまま公開。

先日のポスター発表ですが、たいした内容でもないので、そのまま載せます。

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まちがえたー(泣)

示説の日、一日間違えてましたーっ。

祝日の日ですよ。おまぬけでごめんなさいです。

「今頃」とか言ってる場合じゃなかったです。はい。

・・・で。

11日、12日にわけて、配布してまいりました。

配布っていっても、「置いといただけ」なんですが。

11日は、大津プリンスホテル。分科会会場がずらーっと並んでいる、はじっこで。

三時から始まる分科会の入れ替えに、120冊ほど。

口頭発表や、分科会の内容から判断して、冊子を活用してくれそうな人が集まっているんじゃないかなー・・・的な場所に、なんとなく、お許しを頂いたうえで、置いておきました。

とくに「ご自由にお持ちください」的な張り紙もせず、机の上に、ほったらかしにしておいていたら・・・十五分くらいで、なくなりました。学会会場には、資料を好む魔物が潜んでいるようです。知的好奇心って、すばらしいです。

なんだかわからなくて勢いで手に取った方も、せっかくですから、活用していただけたら、うれしいです。

続いて。

12日は、ポスター発表の会場。発表場所に、前日から30冊程度置いておきました。

(朝寝坊気味なので、朝ポスターを貼るの、無理そうで・・・)

12日の朝、十時半ごろに寄ってみると、一冊だけ残してなくなっていました。

最後の一冊だけは残っている、というあたりに、薬剤師の優しさが感じられました。

実はごみと間違えられて捨てられた・・・とかでなければ、手に取っていただけたようです。ありがたいことですね。

持ってきた残りの50部全部を追加で置いたあと、しばらく機器展示ブースの二階で休憩して、十一時くらいに戻ってみると、ほとんどなくなっていました。

なので。示説の時間帯には、二三冊しか残っていなくて・・・。(←計画性のない人)

「結論」が冊子そのものである発表ですから、ポスターとして貼ってある部分はたいした内容ではありません。「結果」が示せないのでは、することがありません(泣)。示説時間はほぼ、何もせずにたそがれていました。(根性のない発表者たちでごめんなさい)

来ていただいた方、ごめんなさい & ありがとうございました。

おまけ【示説時間のQ&A】(たぶん、こんなかんじ。ちがったかな。)

Q1.冊子作成に300時間もかかったんですか

A1.描いてる人の作業が遅いので・・・。一日三時間ペースで100日あればできますー。(ほかのポスター発表のように、総勢10人くらいで手分けして執筆作業すれば、もっと短縮できますから、大丈夫☆ と、あとから気がつきました)

Q2.子供向けの本なんですか

A2.薬剤師の家族でも読める部分を大増量してます。ビジュアル多め。(人に教えるための副読本ですから、当然、教える側が内容を把握することを前提にしています)

おまけ2【アンケート】

会場で配布した冊子に、簡単なアンケートを挟んでおきました。

Q1.『買うとしたら、この冊子、いくら?』

Q2.『斡旋図書やダウンロードで、学会の配布資料が買えたら、買う?』

の二点と、冊子を読んだ/読ませた感想など。

学会の疲れが落ち着いたころに、じっくり読んで/読ませて、アンケートもよろしくお願いしますー。

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今頃。

そろそろ、示説(質疑応答みたいなもの?)の時間です。(この記事は事前に書いています)

ポプルスさん(印刷してくれたとこ)が送ってくれた冊子が、無事届いていますように。

筆者は示説というものが苦手で、ちゃらんぽらんですから、会場でのツッコミは禁止です。

冊子の奥付をみて、ここに来ていただいた方、ありがとうございます。

ついでですから、過去記事も読んでいってくださいませ。冊子と合わせて、よりオイシクなっています。

Photo

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学会で冊子配りー。

明日・明後日は、滋賀で、「第42回 日本薬剤師会学術大会」です。

演題登録していますので、遅刻しないようにと、今日から移動です。

事前登録段階で五千人をこえる参加者がいる、学術大会。すごいですね。

薬剤師倫理規定擬人化プロジェクトが配る予定の「研究報告」冊子は、二百部。

参加者の4%くらいに配る=百人中四人がもらってくれないと、冊子が余る・・・と考えると、配りきる自信がなくなってくるのですが・・・。神戸の大会のときのように12000人くらい参加していれば、余裕で配り終えられそうな予感。

興味のある方は、会場(体育館か、大津プリンスホテルあたり?)で入手して、読んでみてくださいね。

Photo







『てんしす 薬剤師倫理規定擬人化プロジェクト研究報告』ver2

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お茶の時間に、よくある風景。

神社の裏の大豪邸に招かれた、【ひとみ】と【ふたば】。

今日は、【ふたば】の友達の、【とうあ】さん主催で、お茶会が開催されるのです。

お茶会といっても、大豪邸の広い庭の片隅にある四畳半の茶室でのこと。

招かれた客人と、【とうあ】さんだけの、小さな会です。

とうあ 「みなさま、今日は日頃の疲れを癒していただければ幸いです」

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ふたば 「とうあさん、ごちそうになります」

ひとみ 「お茶菓子おいひーっ! もぐもぐ・・・」

ふたば 「ひとみ、上座の人が食べるまで、お茶菓子はお預けですよ」

ひとみ 「かみざ?」

みつひ 「私だ」

狭い室内なのに、仲良し従姉妹から距離を置いて、風紀委員が居心地悪そうに座っています。今日の客人は、三人だけのようです。

みつひ 「今日は、生徒会長の代理でやってきた。まさか遅刻の常習犯と自主ルール押し付け女が来るとは・・・そうと分かっていたら断ったのだが」

ふたば 「まあ。今からでも遅くはありませんよ」

みつひ 「正客がもてなしを受ける前に帰るわけにもいくまい。私は、満喫してから退席するぞ」

ふたば 「茶道のルールにもこだわるんですね」

みつひ 「ルールを守るのは人として当然だ」

さらりと言う【みつひ】の服の袖を、寄ってきた【ひとみ】が、ちょいちょいとひっぱります。(たぶん、正座が辛かったんだと思います)

ひとみ 「ねーねー、風紀のヒト、はやくお菓子食べてよー」

みつひ 「お菓子?」

ひとみ 「だって、かみざのひとがお菓子食べないと、お菓子食べちゃダメだって、ふたばおねえちゃんが言うんだもん」

みつひ 「まだ茶を点てはじめたばかりだ。そんなに早く食べるものではない」

ひとみ 「食べちゃったら、きっと、また新しいお茶菓子が出てくるよ! そしたら、いっぱいお茶菓子食べられるよー」

みつひ 「・・・」

【みつひ】の冷たい視線が走りますが、【ひとみ】は全く気付いていません。

ふたば 「ひとみ、あんまり人を困らせちゃだめですよ。私のお茶菓子を半分あげますから、もう少し我慢しなさい」

ひとみ 「うん。ぱくっ。でもぉ・・・。もっと食べたいー」

狭い茶室の中ですから、【ひとみ】の声は茶を点てている【とうあ】さんにも聞こえているはずですが。

【とうあ】さんは、いつもの微笑みで、ゆったりとお茶の支度をしつづけます。

【ひとみ】の視線は、周囲のお茶菓子をうろうろとさまよいます。

ふたば 「はあ・・・困りましたねぇ・・・」

と、【ひとみ】の目の前に、お茶菓子ののったお皿があらわれました。

みつひ 「・・・ほら、私の菓子をやるから、かわりに食べて、静かに正座していろ」

ひとみ 「風紀のヒト、大好きーっ。もぐもぐもぐー。おいしーっ」

さっさと平らげて、大満足の【ひとみ】。

ついでに、【ふたば】のお菓子の残りも食べてしまいました。

ふたば 「みつひさん、ルールはいいんですか?」

みつひ 「もてなす側ともてなされる側がお互いに気持よくあるというのが茶の作法だ。正客代理である私が正客が食べ始めるお茶菓子を代理人に食べさせるのだ。別に問題ない」

ひとみ 「もんだいないっ」

とうあ 「お待たせ致しました。お茶ができましたよ。今日は、略式ですから、あまり作法は気にせずに、楽しく歓談いたしましょう」

そう言って、【とうあ】さんは、箱から大量のお茶菓子を取り出しました。

甘党の生徒会長に合わせて、たくさん用意していたようです。

甘いものが苦手な【みつひ】は、手元に増えてしまったお茶菓子を【ひとみ】の口に放り込み続けたということです。

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日本薬剤師会学術大会は、琵琶湖のほとり。

☆ 宣伝 ☆

十月といえば、日本薬剤師会学術大会の季節(?)です。

ちょこちょこ宣伝してきましたが、今週末の日曜・月曜に開催されます。

場所は数か所に分かれていますが、「体育館」と、隣接する「大津プリンスホテル」様だけ覚えれば大丈夫です。

すでに記事にしましたが、「薬剤師倫理規定擬人化プロジェクト」の実験的ポスター発表もあります。ポスター発表は、「なに考えて、こんなアホ企画をやったのか」という内容です。

大会のくわしい情報は、「日本薬剤師会学術大会 滋賀」で検索して、大会ホームページをご覧ください。(たぶん、リンクしても、大会終了後にリンク切れになります)

大会の目玉は、ノーベル化学賞の下村先生の講演です(でも、これは人気がありすぎて聞けないですね)。

山田洋二監督のお話もあるようです。昔「寅さん」の甥っ子の大学として東京薬科大学がロケ地になっていましたが・・・、それとは関係なさそうです。大会ホームページによると【数多あるドラマや映画がある中で、はじめて主要な登場人物として薬剤師が登場します】ということですが・・・。「ドラッグストアガール」や海外ドラマは、薬剤師会の中では、なかったことになっているのでしょうか・・・?

分科会で面白そうなのは、「スポーツファーマシスト制度について」でしょうか。個人的には、「Jリーグの我那覇選手の騒動において、スポーツファーマシスト養成を目指す日本薬剤師会は、なにか支援をしたのか」が、気になるところです。こういうところで実績があってこそ、「必要だ」と胸を張れるのでしょうし。

会場(体育館やホテルなど)で、冊子資料を配布している「薬剤師倫理規定擬人化プロジェクト」関係者を見かけたら、温かい目で見守ってあげて・・・いえいえ、気軽に声をかけてくださいね。

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第二十五回「ヤクザイシの品格」

 薬剤師の品格といわれても、よくわかりませんよね。

 目に見えることを例に出しましょう。

 服装とか、態度とか、利用者の呼び方とか。

 テスト『次の三つの薬局を、高い品格が表れていると思う順に、並べてみましょう』

 A薬局
  全員スーツ姿。慇懃。「そちら様」

 B薬局
  全員白衣。丁寧。「患者様」

 C薬局
  清潔な普段着。フランク。「お客さん」

 さて、ABC、どの薬局が「高い品格」なのでしょう。

 え、答え?

 ・・・いえ、書いているほうも、わからないのですが。

 「品格」の定義もよく分からないですし。

 個人的には、
  D薬局
   よれよれの白衣。つっけんどん。「あんた」

 くらいでも、いいと思っているので。

 身の程を知り、「身の丈にあったことをする」ことが、高い品格(というワケワカランものがあるとしたら、それ)の最適な「表現方法」だと思うんですけれどね。

 ふだんの着こなしで、ふだんの態度で、ふだんの言葉遣いで、ふだん人を呼ぶように。 

 別に普段から白衣を着てね、というわけではなくて。

 薬局で「○○様」と呼ぶのならば、日常的に「○○様」と呼んでいる人でいてほしいわけです。

 アイドル歌手や高校球児が喫煙したらイメージが壊れるでしょ?

 でも、もともと喫煙するイメージのあるアイドルや高校球児であるならば、別にイメージは壊れないですよね。

 薬局で「たばこは体に悪いですから」と言う薬剤師は、日常生活でもたばこを吸わないとか、薬局で「酒は百薬の長ですから」と言う薬剤師は、日常生活でも酒を飲むとか、そういう一貫性?が、いいんじゃないですかねぇ。

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