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第十回「法律にも歴史あり」

 現行法を重視する【みつひ】に対して、【よつな】は、過去の法律や、現行法成立の経緯について、よく知っています。

 【よつな】にとっての【みつひ】は、「法律をよく知っていて、律儀に守る、真似のできない偉い人」で、

 【みつひ】にとっての【よつな】は、「法の成立過程を理解している、得難い同志で、先生」です。

 なにかと叩かれた「後期高齢者医療制度」なども、(いいかどうかは別にして)成立過程を知っているかいないかで、見方がずいぶん変わります。

 日本では法律の解釈で荒れることが多いのですが、法律成立時の議論や社会情勢を踏まえれば、どう解釈するのが法律の理念に合致しているのか、理解しやすいのではないでしょうか。

 そんなわけで、【みつひ】が【よつな】を、なにかと頼りにするという関係です。

 第三条が「現在進行形」だとしたら、

 第四条は「全部まとめて」ということで。

 薬事法の改正の歴史を知っていると、現行の薬事法がどういう意図で改正されたのかが少しわかりやすくなるかもしれません。だいたい、新しい事象(本来は法律で規制しなければならないが、まだ法律で規制されていないこと)が先にあって、あとから法律がかぶさっていくようです。

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